自己啓発みたいなことは書かない主義だが今日だけは別。
矢沢永吉がいいCMやってますな・・・
2種類の人間がいる
やりたいことをやっちゃう人と、やらない人
・・・・
やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い
いや、ほんと、そのとおり。この間ホリエモンが
そういう人は働いたほうが社会全体の富が減って結果として自分も損するって事に気付いてない。生産効率の悪い人を無理やり働かせる為に生産効率のいい人の貴重な時間が無駄になっているのだよ。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 8月 20
ってツイートした。言い得て妙で、ダラダラとイヤイヤながら働くヤツがいると周囲が迷惑する。だったらそんなヤツにはいっそのこと働いてもらわなくていいという趣旨なわけだが、これがいつの間にか「障害者差別」ということになって昨日も1日頭がおかしい人たちに噛みつかれていた。www 自分も経験あるのでわかるわ〜 ツイートの端っこだけ切って、頭の足りない人たちが腹立つようにまとめたのがどこかにあるんだね。
流れみたらわかるけど、障害者のことなんて全く言ってないだろうと。
でだ。なんでこんな風に思う人がいるかというとだ。矢沢先生のおっしゃるように
世間には2種類の人間がいる
からなんであります。どんな種類かというと
永江、ホリエモン、矢沢様、たぶん自営業者の多く、大塚家具の父 ETC
→仕事楽しい派
ホリエモンドットコムのタイトルは自分が付けたんだが「働くって楽しい。働くって素晴らしい」だぞ。楽しく働いてるから東京にいるけど全然消耗しないんだぞ。
生活のためにやむなく働いている方たち(主にサラリーマン的な)
→仕事楽しくない派
ということです。詐欺系情報商材屋が「×億儲けて遊び暮らしてます」っていうのをキャッチフレーズにするのだが、こういうのには仕事楽しい派はひっかからないのだ。だって遊び暮らしたくないもん。退屈で。
仕事が楽しければ遊びとの区別がなくなる。自分は遊びも仕事も同列だし境目はない。遊びも好きだが仕事も大好きだ。引退してのんびりしようとか全く思わない。人が必要としてくれている間はずっと働きたい。楽しくてたまりません。
どうしてサラリーマンには仕事が楽しくない人が多いのか
もちろんサラリーマンでも仕事が楽しくて仕方ないひとはたくさんいる。ホリエモンがいうようにこういう人たちは自然と生産効率が良くなる。だから画期的な商品やサービスを創り出したり、出世したりする。だって楽しくてしかたないもん。
しかし仕事でドジばかり踏んだり、勤怠が悪いのは仕事が楽しくないからです(経験あります ww)。仕事が楽しくなくても能力がある人はそつなくこなせるが、能力もないのに楽しくないと周囲に多大な負担となる。
特にロボットでもできる単純作業は、いまならまだ「やる気も能力もない」人でも使ってもらえるが、将来的には外国人労働者やロボットに職を取られるでしょう。
ではなんでサラリーマンというか労働者に「仕事が面白くない派」が多いかというと、「仕事をやらされている」と思っているからです。特に組織自体が「上の言うことは絶対だからお前は言われたことだけやれ」だとそうなりますな。年金機構とかまさにそんな感じらしいのでミスも多発するわけですよ。だから会社選びってとっても大切だよ。でもナニワ金融道みたいに上からガンガン締め付けられても、その中で自分の夢を発見できる灰原みたいなのもいるよね。
自分も紙の全巻もってたけどついにブックオフにドナドナしました。邪魔だから
しかし、働いている人みんなが「仕事が楽しい」と思える環境だと、中での競争とかは熾烈になる。のほほんと楽しくはしていられないでしょう。AKBがその代表なんじゃないの? 仕事楽しいから給料も安くて我慢できるけど中での戦いはもう・・・!!
どうすれば仕事が遊びなみに楽しくなるか
これね。「金がたくさんはいれば」とかいう人もいるけど、そうじゃないと思う。たとえば悪質キャッチバーとかオレオレ詐欺やってる連中は、金儲けして遊びたいからやってるわけで、その仕事(犯罪だけどな)は嫌で嫌でたまらないと思うのよ。ではどうすれば仕事は楽しくなるかっていうと・・・まず自分の例で言うと・・・
リクルートに勤めてリクルート事件の前に会社の雰囲気とかもう嫌になって辞めたわけですが、最初は車のカタログ制作したり、広告や雑誌の原稿書いたりして食ってました。転記があったのはネットに触れたときですね。ベッコアメというプロバイダがはじめて個人向けのサービスをはじめた訳だが、年末と正月を潰してやっとMac SE30(0Sは6.07)で接続できたときは嬉しくて震えた。で、そこから3日で自分のWeb創ったわけです。2年後にはそれを仕事にしていました。
まあ、自分の経験でも「コレが面白い!!」には早々たどり着けないのだが、矢沢先生のおっしゃるように、
やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い
のである。ではどうやってやりたいことで飯が食えるのかというと、知見や能力を高めるしかない。矢沢先生だって挫折もあったろうし、厳しいときもあったはずだ。自分もいっぱいありました。ただ「本当に好きなこと」であれば、知見や能力を高めることは勉強とか努力ではなく「熱心に遊ぶ一環」なのでござるよ。だから他人より抜きんでることができる。
美味いラーメン屋の店主は、毎日のように試作を繰り返すと思うが、あれは「勉強」とか「努力」と思ってやってないのである。楽しいから徹夜でもスープを仕込むのです。腕の良い料理人が食べ歩くのは「勉強」を口実にした遊びです。得た知見で料理するのが楽しくて仕方ないんだと思います。
職人でもエンジニアでも、農家でも、ラーメン屋でも、他人より高い知見と技術があれば、みんなに頼られ、そして感謝される。つまり「誇りでお腹がいっぱいになる」わけで、金とかどうでもよくなる(あるにこしたことはないが)。
あと、障害者の例でいうと、障害者でも働くことに誇りを持って楽しくできるならば、効率は関係なく職場を与えてあげるべきだとわたしは思います。だってそれが生きがいだもんね。
ということでナニワ金融道を愛読しているわたしですが、青木先生亡き後、プロダクションから続刊が出てるのを買ってみました。これから読むんだぜ