火曜日になんの気なしに福之君の記事に触発されて書いたエントリー「自動車はできるのに、家電はなぜできないか?」に3日間で5万人強の人に読んでいただきました。
1日に5万人くらいは来たことあるが、今回のはじわじわと広がっていき、かなりロングテールのアクセスがあったのが特徴。多くの人が「あるある」と共感をしてくれた結果だと思います。シャープが死にそうになってるのも本業の家電の開発に失敗したわけじゃなくて、自社で使う液晶パネルの何倍もの生産規模の工場を一か八かで建てて物量戦に負けたのが原因。いわば相場や先物取引で大損害だしたのと大差ない。本業の分野では無くて丁半博打に経営陣が走ったのが原因なわけで、もの作りとは関係無いような気がします。経営陣はこんな証券会社みたいな博打じゃ無くて、もっとちゃんと本業やれよ的な意味合いで書いたのでした。
さて、ネットで集客したいと考えている場合、どのルートで人を集めるか、漠然とやっていたのでは作戦の立てようが無い。大企業がソーシャルに力を入れないのは、本当に集客できるか信用していないからだ。または集客した実績が殆どない(笑)。アドワーズに月間数百万使っている企業なら、ソーシャルでもし本当にそれ以上に集客できるならそのコストで人員を配置するだろう。
ということで、どのようにソーシャルからアクセスが広まっていくか、分かりやすく解説したいと思います。アクセスが少ないと偏差が大きくなってしまうが、これくらいなら参考になるかな?
これは時間あたりのアクセス数の変移グラフ。 ピークは投稿から1日経過した水曜日の12時あたりで、時間あたり2500人くらい。投稿は火曜日の午後8時くらいだから、ピークまで16時間かかっている。
特徴的なのは翌日の同時刻にもう一回ピークが来たこと。これこそがソーシャルの凄さである。
同時アクセスで見てみると、だいたい平常時はこんな感じ。1日8000〜10000人だから、日中はこれくらいの同時アクセスです。
アクセスの1位はこの時点でもソーシャル。しかしオーガニック検索(広告経由で無い検索からの遊動)が30%弱ある。1日で検索からはだいたい3000〜4000人。
これくらいになります。これはブログの右に「投稿したらメールでお知らせ」の機能を搭載しているのでそこの告知と、自分でソーシャルに「更新したよ」と投稿するからだ。
数分後には
アクセスが増えていき、ソーシャルからの導入が60%になる。
しかし実際にピークを迎えるときは
ソーシャルを抜いて「ノーリファラー」が上がってくる。ノーリファラーとは普通、元のページが無い、 お気に入りや、ブラウザのツールバーへURLの入力から、サイトを訪れた場合だ。しかし拡散している場合、1位に上がってくる。おそらくコレはTwitterのアプリやクライアントソフトからの投稿なのではないかと思います。
合ってるかな > 専門家諸兄
で、350人くらいの同時アクセスになると、専用サーバのそこそこの機種なんですがサーバにリクエストがたまりすぎるようになり、400あたりでアクセスが非常にしにくくなります。今回はそこまで行きませんでした。
参照の中にはソーシャルとかまとめサイトが含まれます。ソーシャルだけで言うとトータル51031人のうち、17073人でした。
ソーシャルと言っても集客に貢献したのはこの三つだけです。他はまあ、どうでもいいやって感じ。この三つのソーシャルをそれぞれ順位ごとに推測せよ。
回答は次号で、と書こうと思ったんですが、それだけで書くのは辛いから、とりあえず月曜のメルマガで書きます。そこではソーシャルによっての拡散の仕方の違いについても触れようと思います。こちらノウハウに関わる部分なので315円とって見せようかと(笑)。ただし初月は無料なんでどしどし購読してください。つまんなかったら解除してください。と、姑息な手段とってみました。
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由良拓也デザインのムーンクラフト・ジュラルミンユニット。非常に売れてまして一ヶ月待ちだったのですが、予約の分をお届けして、今回少しだけ在庫が持てたそうです。すぐ売り切れになりそう・・・。レーシングカーのパーツ作ってる町工場で作ってるので少しずつしか削り出せないんです。ごめんなさい。iPhone5用も出る予定です。手ぐすね引いて待ってます。