こんにちは。重箱の隅の栗きんとんが特に美味しいと思える季節まであと4ヶ月です。
ところで先日、TLを眺めていましたら、こんなのが流れて来ました。あとでまとめられてました。
http://togetter.com/li/553559
そして
http://movie.maeda-y.com/movie/01777.htm
超映画批評 ガッチャマン4点(100点満点中)
ガッチャマンたちはえらくラジカルな思想を持っており、一人を救うためなら一千万人がどうなろうとかまわない、とのトンデモない価値観で戦う斬新なヒーロー。これには福田赳夫元首相もびっくりだ。
内容の4割くらいは彼らヒーローが語る青臭い中二病的理屈を聞かされ、のこり6割は剛力彩芽演じるジュンの、ケン(松坂桃李)に対する横恋慕で構成される。
このジュンは色狂いの設定になっているのか、はたから見るとケンとどうすればヤれるのか、そんなことばかり考えているように見える。映画のほとんどはこの剛力さんの一人ラブコメを楽しむ形になる。
おまけに彼女の毒舌ぶりが半端ではない。たとえばケンの元カノが死んだ話を聞いた時、だからケンは彼女を忘れられないのかと意気消沈するが、それが実は他の男の彼女だったと知るや開口一番「なんだ、よかったぁ♪」とのたまう。他人の死より自分の恋の方が大事なスイーツジュン、である。そんなわけでこの映画を子供と見に行くと、「ねえお父さん、どうしてあの人たちは女の子の話ばかりしてて戦いにいかないの」と、返答に困る質問をされてしまうだろう。事前に回答を考えてから映画館に行くことをすすめたい。
私がこの映画にいいたいことは、仲間内のゴタゴタは後回しにしてさっさと困っている人を助けにいってくれ、地球を救いにいってくれ、という一点につきる。
ここまで酷評されていると、なんだか見に行きたくなるとツイートしている人もいるが、100円賭けてもいいけどこういう人は言ってるだけで高いお金払って映画館に行くわけないと思う。TSUTAYAで100円のレンタル時に見るかもしれないが。
初日からガラガラということで、大コケは間違いないところだが、「重箱の隅つつき隊」としてはこんなことはどうでもいいのである。どうせレンタルになっても見ないから。しかしかなり気になる点があった。そこをつついてみたい。
まずGoogleで検索してみたら
というのが出てきて、あれっ?!と思った。同じくあれっと思った方はなかなか鋭い。
サイトを見ると
大コケしてるのに大ヒット?!
サイトのタイトルに、もとから「大ヒット」が入ってます。サイト制作の時に、そもそも上映してないのに「大ヒット上映中!」っていれてそのままだと思います。どうなんですか、こういうのは。全世界が泣いた」みたいな誰でもホラとわかるキャッチフレーズと違い、これは痛い!!
不当表示防止法より
(不当な表示の禁止)
第四条 事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し又は事実に相違して、当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの
「ガッチャマン」で検索して「大ヒットしてるんだぁ」と言うことで映画館に出かけ、観客が2人しかいないなんて時点で「金返せ」にならないため、サイトタイトルから「大ヒット」は外された方がいいと老婆心ながら呟くものであります。サイト制作する場合もあとで黒歴史を刻まないようにみなさん注意しましょうね。
で、話は飛びますが、一昨日ふと自分の椅子の下のフローリング見たら、とんでもないことになっててビックリした。ササ剝け、ズル剝け、とげが刺さるほどになってました。こんなのに何も気づかないほうも気づかない方だが、急遽Amazonでコレ買って、さっき配達に来たので敷きました。オススメ。フローリングの方はいますぐ足元見ましょうね。