さよならVAIO、さよならSONYのレクイエム

2014年2月5日

レクイエム(英: requiem、レクィエムとも表記される)は、ラテン語で「安息を」という意味の語であり、以下の意味で使われる。死者の安息を神に願うカトリック教会のミサ。死者のためのミサ(羅: missa pro defunctis)。聖公会においても行われる。上記のミサで用いる聖歌。完全ミサ曲のひとつ。またそれに想を得て作られた楽曲。「死者ミサ曲」、「死者のためのミサ曲」などと訳される。「鎮魂歌」(ちんこんか)、「鎮魂曲」(ちんこんきょく)と訳されることもあるが、レクイエム自体には「鎮魂」の意味はない。

Wikiより

インターネットの黎明期、2000年にソニーが直販サイト「ソニースタイル」をオープンしたときがピークだったのかもね。

2000年2月にeコマースサイト「Sony Style」を開設し、ソニー製品の個人向け通信販売を開始した。2001年頃まで他社のオンラインショップや家電量販店とは一線を画す意図で、Styleモデル(トリニトロン管WEGAのオリジナルカラーなど)・Styleパッケージ(VAIO製品の例:ISP契約・3年間修理保証サービスなどをセットにしたオリジナル製品)を中心に発売され、使い方(ライフスタイル)の提案を積極的に行っていた。

Wikiより

当時、吉田カバンのオリジナルの限定バッグをソニースタイルで販売したりしてまして、何回か中の人ともお会いしましたけどかなり自信満々でございました。悪く言うと自信ありすぎ、プライド高杉晋作の人が多かった。その後、秋風が吹き始め、順風満帆とも思えたソニースタイル・ジャパン株式会社は2010年にソニーマーケティング株式会社と合併、ソニースタイルはソニーストアという、そこらによくあるフツーのオンラインショップとなりました、つまり

ライフスタイルごと提案 → 単なるショップ

になったわけで、フツーのメーカーさんになったわけですな。そして昨日・・・

ソニー、投資ファンドにパソコン事業売却へ

さよなら、VAIO

そしてAppleでさえ
販売激減…“原点”iPod終焉 ジョブズ氏の予言通り CEO示唆
なわけで、Walkmanも間違いなく終焉でしょ。

なぜかシャープも松下も今期の決算が上々というリリースなのに

ムーディーズ、ソニーを投機的に格下げ 1/28

投資に向かない「投機的な水準」にあたる。収益性を改善させ、信用力を投資適格の水準まで短期的に回復させるのは困難になっている

で、もうほとんど紙くず同然・・・

わたくし何度となく書いておるわけですが、カリスマ創業者が立ち上げたブランドは、その創業者が亡くなったあと、とたんにおしまいになるケースがよくあります。CSKもそうだし、ダイエーもそうだ。企業じゃなくても豊臣秀吉、織田信長みたいな希代のカリスマも同様。創業者が一番会社を愛してるわけで、サラリーマン経営者ではそうはいかない。「愛情」が弱いからです。イヤなら辞められるしクビも切られるが、創業者はそうはいきません。特にSONYは故盛田昭夫氏のカリスマ性が物凄かっただけに、その影響が大きいんじゃ無いかと思います。

動画配信の影響で音楽のマーケットがこれほど下降するとは思いもよらなかったろうが、そんなんは10年前から推測できたはず。家庭用ゲーム機の衰退もしかり。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
去年買ったQX10。SONY製品を買ったのはプレステ2以来10年ぶりだったのだが、もうSONY製品を買うことはないのかもしれない。

さよなら、SONY・・・・

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