今朝4時くらいに目が覚めて布団でズルトラチェックしたらTwitterにこんなのが流れて来た。
「小説家になろう」は地獄 (50 users) http://t.co/ezdrEjYgXU
— はてなブックマーク::Hotentry (@hatebu) 2014, 5月 14
と思ったら違った
なになに、と寝ぼけなまこで見て感動した。
■「小説家になろう」は地獄
前も書いたけど、まったく読まれない。みんなどうやって集客してるんだろう。人気になるためには、異世界転生、俺TUEEEE、学園ハーレム、VRMMO、あるいは18禁じゃないといけない。これは地獄だよ。
これに対しての痺れる回答
「これを書けば売れる!」という選択が5つも明示されてるじゃん。地獄じゃなくて天国じゃね?何が受けるかはっきり分かってるんだから。
売れ線が分かってるのにそれが書けない、書いても面白くないってのは人を楽しませる気がない、つまり物書きとしての才能がないんだと思う。ただ自分の好きなように文章を書きたいだけじゃん?
そんなんだったら読者なんて必要ないじゃん。他人に公開する必要もないじゃん。自分のためだけのものなんだから。
他人に読まれたい、人気が欲しいなら最低限の礼儀として、読者が喜ぶものの提供くらいしてあげようよ。
「へー、お前らこんなのが好きなの?wありえねーw自分はあんたらの好き嫌いとかお構いなしに好き勝手やるけど、それでも自分を好きになれよ!ついてこいよ!」って人に誰がついてくると思うのさ?
すげー、痺れました。弟子にしてください。
何回も書いたけど、プロとアマの視点は明確に違う。趣味で小説書くのと、プロとしてこれで食っていこうというのは真逆なのである。プロは顧客のために頑張り、アマチュアは自分の満足のために頑張る。プロ野球選手はファンに豪快なホームランを求められ、応えられる選手が高年俸をもらうが負ければボロカスだ。高校野球は負けても「よく頑張った」でしょ。
たまに自分が好きなことをやって、それがファンに受け入れられてという人もいるが、ごく稀だ。実際には大ヒットする映画も音楽も小説も、すべて受け取り側の反応を考えて制作されている。小説家も同じで、たぶんヒットする作品を書ける人は、自分の作品を多くの人に読んでもらい、「素晴らしかった」「感動した」ということに快楽を覚える。いい方が変かもしれないが、サービス業だ。創作することのみに喜びを感じるタイプはプロには向いてない。
でもさ、これってネットのオンライン小説のジャンルだよね。確かにこれ見るとジャンルは固定されてて笑った。池井戸潤とか東野圭吾とか村上春樹のほうがずっと売れてると思うわたしはおっさんです。
結局寝られなくなってそのままこれの1巻と2巻読んだ。まじ面白い・・中国ってまじで怖い国だと思った