あえていうけどMac Book Airはメイン機にならないと知った(エンジニアとかは除く)

2014年6月5日

前にもちょこっと書きましたが、メイン機をiMac27″3.2GHz Core i5に変えました。メモリは32GBと積めるだけ積みました。以前のi3と比較してさくさく感が半端ないです。↓ Appleストアから買いました。

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↑ これね!

ところが・・使っていてしばらくしてカーネルパニックが出る。カーネルパニックっていうのはいきなり画面が真っ暗になって再起動する現象で、放っておくとハードディスクまで損傷する可能性がある。最初に疑ったのはセキュリティソフトのESET。1年くらい前だが同じ症状でいろいろやりとりしてこれが原因と判明したが、対応パッチが出て落ち着いたということがあったのでまずはこいつを疑う。iMacのログを取りだしたところ、カーネルパニックはいろいろなソフトが原因で起きていて、初期化して再インストールしてESETを停止した状態でも起きた。これでESETが原因で無い事が判明。

Appleのサポートに電話する。上級サポートの人と話してあっさり修理となった。翌日に集荷に来たが、普通は2〜3日で戻ってくるのに音沙汰なし。電話してみると、メモリが原因と考えているが入荷するのに2週間以上かかるという。当然クレーム!!!上級サポートの人も手を尽くしてくれたが、どうにもならない。メモリ交換してテストしていたらその上にまた日数がかかるので新品交換となったけど、増設用のメモリが到着するのは変わらず、やはり2週間。前に使ってたのは人に譲ってしまい、いまはMac Book Air 13″GHz、256MB、メモリ4GBしかないのでとりあえず必要なファイルだけ移し、これで耐えることにした。以下は2週間の記録であります。以下Mac Book AirはMBAと略します。

非常に苦痛だった・・・悪夢の2週間

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いままでも1週間くらいなら海外旅行でMBAで過ごしたことは何度もある。しかし海外では一所懸命に仕事をするわけでも無いし、あくまで緊急時の話だから多少のことは気にならなかった。最近では外出時もほとんどMBAは持たない。ファブレットのSony Xperia Z Ultraでブログの修正とかメール対応とかほとんど済んでしまう。つまり電源入れるのも月1くらいなわけでした。

しかし今回は2週間。MBA 13″1台で乗り切らないといけない。世の中にはでかいパソコンはいらないとばかり、これ1台で過ごしている人も多いと聞く。そんなことは可能なのか・・・

前にもコレ書いたけどね・・・
デザイナーじゃなくても、可能な限り大画面PCがオススメの理由

自分の場合、Chromeによりブラウジングとブログを書く作業。メールチェック、あとはLINEのデスクトップアプリでのやりとりと、Jeditでのメルマガ書きくらいがメインの仕事だ。ブログに掲載する写真とかをPhotoshop Element 12 で加工するくらいのもの。たまにExcelファイルやPages,Keynote、DropBox、Evernoteを使うくらいです。作業の80%くらいはブラウズ。メールは1日数百は来るので常時立ち上げ。あとATOKとTwitterクライアントのJanetter Proは常駐。

実はLINEはMacで使うほうが多い。大半が仕事だから大量に打つので・・スマホよりずっと楽。スマホは1台にしかインストールできないけど、PCは何台にでも入れられます。

MBAをマジ使いしてわかったのだが、当たり前の話、CPU自体がiMacよりずっと遅いから、挙動もかなり遅い。それは仕方ないとして最初にMBAはメモリがデフォルトで4GBしかない。使っているとメモリの空きがすぐに無くなり、めちゃくちゃ重たくなる。とくにブラウジングしていてウンともスンとも言わなくなって異様に遅くなる事が多発した。ブログを書くときは多数のタブを開けてサイトのチェックとか外部と内部リンクや引用を確認しないといけないので、まずChromeの挙動がめちゃ重くなる。Chromeをいちいち再起動しながらなのでめちゃ作業が遅くなるわけですよ。

MBAは増設があとでできない。メモリが基盤に組み込まれているからだ。「しまった、オプションで8GBにしておけば」と思ったがあとの祭りです。メモリ解放のツールでいいものを探して、いままで使っていたのを評判の良いこれに入れ替えた。

設定しておくと空きメモリが少なくなると勝手に解放してくれる。しかしなにもしないで立ち上げただけで残りが20%しかないのである。使ってるとすぐに残り数%になり、解放してもらってやっと動く感じになる。

続いてChromeでの作業を楽にするために、この拡張を入れました。

Tab Memory Purge

開いているChromeのタブを定期的に解放してくれる。開放したくないタブは事前に設定する。面倒くさい。そして確かに固まりにくくはなるが、見ようとしたタブがメモリ解放されているとまた再読み込みで時間がかかる・・・

ブログを書くときは編集画面とブラウズ画面を2枚開いて修正しつつ確認するのだが、画面も小さくてそれができない。よってブログを書くだけでも時間がかなり違いました。入力 → 変換の速度も違う。

2週間後にiMac27″が戻って来てセットアップを終わり使い始めたら「これほどまでに楽なのか」と感嘆しました。ブログ1本書く時間が体感値で半分くらいに縮まる気がする。

MBAを買おうという方へのアドバイス


世間にはもちろんこれだけで仕事をしている人も多いと思う。ソースコードを書きまくるエンジニアならこれでいい。しかし多数のメールやLINEでやりとりしながら原稿を書いたりブラウズしてニュースをチェックしたり、ライティングしたり、企画書書いたりするにはコレ1台だとめちゃくちゃ効率が下がると思います。まあコレ1台でやっている分には「こんなものか」と思ってるかもしれませんが、でかいのを買うと効率が上がるので驚くはずです。
よってノマドとなってこれだけ持ってカフェで仕事するのはわたしには無理だと思いました。ごめんなさい。

そして
メモリは絶対8GBにしろ

です。オプション価格は9800円しか変わらない。OSが上がる度にどんどん重くなるし、アプリケーションも同様だ。4GBではろくに動きません。自分は緊急用としてコレを買ったので適当にオーダーしてしまってめちゃ後悔しておりますわ・・・中古とか見てもほとんどが4GB。大半の人はカッコイイとかでよく考えないで買っちゃうんじゃないかなぁと思いました。

どうしてもbook1台でこなしたいなら、MBAじゃなくてMacbook Proだと思います。3万円高くなるし、ほんの少し重くはなるけど比較にならないくらい、喩えるとAndroid2.3と4.4くらいさくさく感が違うと思いますよ。それでもメイン機は大きいほうがずっといいですけどね。

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