個人情報買ったジャストシステムより、グループで回す楽天のほうがちょっとヒドイと思う

2014年7月11日

こんにちは。本日もATOKを使ってます。simejiは使って無いです。www

さて、ネットとか見ますと「ジャストシステムは腐ってる」的な意見を多く拝見します。確かに株価もストップ安になったし、風当たりは強いでしょう。だが待て。きみらはコレ忘れたのか。5年前ですけどね。自分は思い出したよ

楽天が顧客情報を1件10円で“提供”した行為は許されるのか
ダイヤモンドオンライン

6月5日、読売新聞の夕刊が「楽天が上新電機を含む複数の出店企業に商品購入者などのクレジットカード番号とメールアドレスを1件10円で提供していた」と報じた

楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明
gigazine

なんと、楽天市場に登録した個人情報のほとんどを各ショップは閲覧することが可能で、なおかつメールアドレスを含む個人情報については楽天市場自身が各ショップに1件10円でダウンロード販売しているとのこと。ダウンロードはCSV形式のファイルによって可能となっており、楽天市場を利用しているユーザーの個人情報がまさに「商品」として楽天から各ショップに販売され、だだ漏れになっている実態が明らかになりました。

で、これは後日、表現が大げさで飛ばしではないかということになった。しかし記事は消されていない。

楽天、「個人情報をダウンロード販売」報道を否定
Internet Watch

楽天が審査をした上で利用者のメールアドレスを提供していること関しては、「個人情報保護方針に沿ったかたちで、正当な理由と判断された場合は提供することもある」とコメント。ただし、楽天が認める「正当な理由」については、機密なので明かせないという。「GIGAZINE」ではこのほか、楽天市場で購入するためだけに使っているメールアドレスにスパム業者から利用者の実名入りのスパムメールが届いている事例があるとし、楽天に登録した個人情報がスパム業者に流れた可能性を指摘している。この点についてもINTERNET Watchで楽天に問い合わせたところ、「適宜社内で調査している状況」との回答だった。

んで。

「楽天」が抱えている10個の問題点まとめ

この記事にもありましたが、楽天で買い物すると勝手にグループ企業にその情報が回ります。規約に書いてあるんですよ。規約に。まさかとは思いますが、みなさん買い物の前には規約をじっくり読んで納得してますよね。わたしはしてませんが。

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これが現在の規約です

グループ企業というのは現在

1. 楽天株式会社
2. シグニチャージャパン株式会社
3. ターゲット株式会社
4. 楽天ショウタイム株式会社
5. 株式会社楽天野球団
6. 株式会社ファイントレーディング
7. 楽天バスサービス株式会社
8. 楽天オークション株式会社
9. 競馬モール株式会社
10. 株式会社チケットスター
11. 楽天マート株式会社
12. 楽天クーポン株式会社

ということですが、さすがに楽天証券とかははいっていない。でも楽天で買い物するとその情報が転職サイトや馬券の販売会社に渡されるわけですね。仮に三菱東京UFJに口座開いたら、アコムにその情報が流れるというのと同じですね。
企業買収に熱心な楽天。教育産業とか、そういうところを買収されないように祈るばかりです。

ついでにいうと、法改正してもらって、メールと同じように紙のDMも「オプトイン無いところには送ったら犯罪」というようにしてもらいたい。自社でオプトインとった顧客には送れるが、関係無いところに送ったら速攻で逮捕。名簿の売買は完全に違法にする。ぶっちゃけ、困るのは営業会社だけで他は全く困らない。まあオプトイン無いところに送ったら違法になれば、名簿に価値は無くなるので売買もされなくなりますよね。

今回ので一番怖いのは、子供の名前とか住所とかの詳細のデータが簡単に買えてしまっていたことだ。DMくらいならまだしも、犯罪者集団にでも渡ったらどうなるの。LINEの乗っ取りどころじゃありませんよ。オレオレ詐欺はもちろん、「お前の息子が万引きした写真がある。ばらされたくなければいくら振り込め」とかの脅迫の手紙や、パスポートの偽造発行、なんでもできちゃいそうですよね・・。

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