iPhone6 Plusは買ったけど、AppleWatchは買わないと決めました。そもそもAppleペイは日本では対応してないし対応するかも未定だし、仮に対応することになってもiPhone6があったらそれでいいじゃん。メールが着いたら知らせるって、1日数本しか来ない人はいいけど自分はひっきりなしでウザイ。あと、健康管理ならいままでのスマートウォッチとか、NIKEのヒューエルとかみんな着いてる。つまりAppleペイ以外の目新しい機能はなにもないのです。
で、よくよく調べるとどうも本格的な防水では無い。
ニューヨークタイムスのテクニカルライターさんの書いた記事参照
What Apple said privately Apple reps offered individual briefings to some tech writers; there I learned a bunch of stuff that Apple didn’t say in its keynote.For example, the Apple Watch is water resistant. Sweating, wearing it in the rain, washing your hands, or cooking with it are fine. Take it off before you swim or get in the shower, though.
Keynoteに書かれてなかったことをテクニカルライターさんたちに質問されて回答した中に
「Appleウォッチは防水です。雨に濡れたり手を洗ったり料理するのはいいけど、泳いだりシャワーの前には外してください」とありますな。
この画像は今もAppleの日本のサイトにある。誰もが「シャワー」だと思っていたけど、服着たままでシャワーを浴びるわけがないから、これは顔を洗っている写真だと思われる。シャワーはダメなのです。
で、日本のJIS規格、そしてISO(国際標準化機構)では防水について以下のように決められています。
日本時計協会より
◆日常生活用防水時計(JIS1種防水時計)
2~3気圧防水 WATER RESIST W.R.
日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるものですが、水仕事、水上スポーツ、素潜り(スキンダイビング)、潜水には使用しないで下さい。水圧の変化が激しい条件では使用しないで下さい。
◆日常生活用強化防水時計(JIS2種防水時計)
5気圧防水 WATER RESIST 5BAR
WATER 5BAR RESIST W.R.5BAR
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
ここから推測するに、Appleウオッチは、おそらく日常生活用防水時計だと思われます。いままで時計を5個以上水没させた自分が経験上申しますと、10気圧防水、つまり100メートル防水(10気圧は100メートルだけど時計の規格としては違うらしい)でもけっこう浸水します。5気圧程度だと海水浴で波に巻かれたりすると軽く浸水します。
ほかのスマートウオッチを見てみます。まずはSONYのスマートウオッチ3。
前にも書いたけどSONYの商品はソニースタイルのほかにSONYモバイルストアもあり、相互リンクも貼られていない。会社が違うかもしれないがそんなのユーザーには関係無い。たどり着くのがめちゃ難しい。つまりどこで売ってるのかよく分からない。リリース記事で見ると「Android Wear」という専用のOSを搭載して、IP68相当の防水性能ということ。これはというと「連続的に水中に置いていい」ということで、どれくらいの時間置いてもいいかはメーカーが決める。Xperia Z3の場合も同じなのでほぼ同程度として、Z3のプロモーション動画では
という感じで飛び込んで水中撮影するシーンがある。これだと10気圧防水くらいはある。
ということで、防水性はあきらかにスマートウォッチ3の勝ち。Android Wear搭載のSamsungのGear Liveも
Samsung Gear Live は防水性(IP67)と防塵性を備えているため、身に付けたまま手を洗ったり、シャワーを浴びたり、植木を手入れしたりできます。
とあるので、シャワー禁止のAppleウォッチより防水性能は高い。
GoogleのAndroid Wear搭載のLG のG
これもIP67だから、たぶんシャワーは平気なはず。
Android Wearについては福之君がレポートしてました。
Android Wearを2週間使ってみたが、アイデア1つですごく儲かると思う
その中で
物理的にクリティカルな仕事ほど、意外と両手を使うことができません。そういった案件でウエアラブルはかなり可能性を感じています。皆さんがオフィスの外で触れるビジネスを考えてみてください。コンビニの店員、タクシーの運転手、医療従事者、スーパーの店員、美容師、調理師、物流センター……。ほとんどがスマホを導入したくても、そもそも両手が別のことに使われているので、導入が難しい領域でしたが、それが全部ターゲットになります。
とありましたけど、こういう人たちは両手が一杯でGoogle Wearのデバイス使えばよいというのは理屈ではそうですが、クラスタ的にキャズムを超えられないと思います。つまりもっとも遠いところにいる人たちなのでAmazonの物流センターの人ならまだしも、ほかはちょっと無理かと・・。ペアリングもできないと思うよ〜。吹き矢で猿を狩ってる人たちに赤外線スコープのライフル使ったら猟の効率が上がるよとアドバイスするみたいなものではないかと・・
で、話を戻すと、NIKEのFuelだってシャワーOKですし・・・使用レポートありました。
Jowboneは完全防水です。時計じゃ無いけど・・・
わたしが買う宣言したフランスのメーカーwithings(中身はスイス製)は水泳OKで水泳のトラッキング可能。ベルトは革とプラスチックの両方ある。ただし。。予価がPCサイトでは500ドル、スマートフォンサイトでは390ドルになってるのが不安だ〜www
Appleウォッチは防水性能で競合に激しく劣る
わけですね。というか、時計としてもいまどきシャワーの前には外してくださいっていう時計なんて無いでしょ!!
今年の夏は東京でもバケツをひっくり返したようなシャワーどころではない雨がたくさん降りました。ああいうときに毎回時計をはずしてポケットにしまうのかと考えるとげんなりしますわ。ちなみに浸水してもクレーム対応どころか修理交換にはならないでしょう。
そんなわけで、正直「シャワーの時に外せ」と言われると、スポーツウォッチ以前に「時計としてもどうよ」と深く突っ込みたい連休中日なのでした。いまどきそんな時計だって無いよ・・
で、予約したSIMフリーiPhone6 Plusですが、ICカード対応のケースが昨日から続々Amazonに出てきました。いったん予約注文を全キャンセル。19日の発売日に手元に着くのでそれまでには用意しないといけないのですが、これあたりが安いのでいいのが出てくるまでこれで誤魔化そうか検討中です。ギリギリまで待つ!!普通のハードケースでSuicaが一枚入れられるのがいいんだけどまだない。