最初から重い話はきっついのでまずはこれだ。わたしのクライアントでわたしのアイデアのサプリも作ってもらってる会社から、「試してください」っていわれて専用のジューサーと、ジュース用の無農薬で有機栽培の人参を大量に送ってきました。役得!
ヒューロムスロージューサー HIシリーズ
↑ これです。ここで買えます。
10キロもの無農薬人参は物凄い量。こちら春までの出荷は岩手県産で、そのあとは宮崎県産になるそうです。無農薬で有機栽培の人参は価格が非常に高いので、こちらは形がいびつだったりする出荷ではねられたジュース用なのでこの価格。
なんでこれが開発されたかというと、そもそも癌になると体内のβカロチンがかなり減少するらしい。それを補うために大量に人参を食べればいいわけですがそんなに食えるものじゃない。だから大量にジュースで摂るんだそうな。癌じゃなくても無農薬人参一杯食べれば繊維質もたっぷりだし健康には良いわな・・んでやってみた。
ジューサーはかなり頑強で凄い感じのヤツ。ゆっくりとジュースにするので熱で変質しないらしい。
人参突っ込んでいくと凄い量の滓が排出されてくる。果物じゃないのでそれほど汁気があるわけではない。1リットル絞ろうと思うと1.5〜2キロも使う。すごい滓が出るが、滓を取り切ったジュースは澄んでいてさらっさらだが、水溶性の繊維質はたっぷり残ってるそうな。残った滓はスープにするとかハンバーグにする人もいるらしい。
なにこれ、あっまあ〜!!
でした。砂糖がはいってるくらいのレベルでアップルジュースみたい。ビビった。聞けば岩手産のほうが宮崎のよりもずっと甘いそうな。ヤバい。私は「焼酎人参ジュース割」という、健康なんだか不健康なんだか分からない飲み方で消費しています。繊維質が凄いので朝飲むとお腹が最高に調子よかったです。朝は焼酎で割らないけどな。以上、テストレポートでした。
ISISを不用意にからかったり侮辱している方へ
先日、バカッターがイスラーム国についてやテロリストについてではなく、ムハンマドをおちょくったコラ画像をTwitterに投稿。最初、日本人から「やりすぎ」「やめろ」「それは意味が違う」と言われていたときには「ウザイ」「とやかく言われたくない」とか開き直っていたものの、住所や個人情報を特定され、激怒したイスラーム国の人と思われる外国人から「殺す」と宣言され、びびってアカウント消して逃亡ということがありました。
まさにバカッター!!
脳みその量が決定的に足りない。イスラーム国とイスラム教徒の区別が付いていない上に、世界中のイスラム教徒にたいしての侮辱である。馬鹿もいい加減にしてもらいたい。日本人がみんなこうだと思われたら大変なことだ。
加えて、本当に自分を殺しに来ないとでも思っているのだろうか。シリアやイラクから日本は離れていて安全だからなにやってもいいとでも思っているのだろうか。今年にはいって17人が殺害されたフランスの新聞社爆破事件が「ムハンマドをおちょくった風刺画を掲載したから」ということを知らないのだろうか。
とんでもないことが起きる前に、知っておいたほうがいいことがある。
1991年7月11日、筑波大学助教授の五十嵐一が大学のエレベーターホールで刺殺され、翌日7月12日に発見された。現場からO型の血痕(被害者の血液型ではないため、犯人の血液型とされた)や犯人が残したとみられる中国製カンフーシューズの足跡(サイズ27.5cm)が見つかった。五十嵐助教授は1990年にサルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を日本語に翻訳している。1989年2月にイランの最高指導者のルーホッラー・ホメイニーは反イスラーム的を理由に「悪魔の詩」の発行に関わった者などに対する死刑宣告を行っていたため、事件直後からイラン革命政府との関係が取り沙汰されていた。
犯人は逮捕されず、未解決です。当時イランの最高指導者であるホメイニ師が「発行に関与したものへの死刑」を宣告している。作者のサルマン・ラシュディはインド系イギリス人でそのあと逃げ回って存命だが、五十嵐助教授のほか、イタリアやノルウェーでは訳者が何者かに襲われ、トルコ語翻訳者の集会が襲撃され、37人が死亡。ホメイニ師はイスラム教の法解釈(フォトワ)として死刑宣告をしたため、亡くなったあとも取り消せなくなった(フォトワは出した本人しか取り消せない)その後、イラン政府がファトワーを撤回することはできないが、今後一切関与せず、懸賞金ももう払わないとの立場を表明してテロは終了している(Wikipediaからはしょった)。
イスラーム国は、アル=カイーダでさえ、その残虐性から縁を切ったくらいのレベルのテロ集団で、しかも全80ヵ国から呼応して15000人が集結。フィリピンやインドネシアにはイスラーム国の下部組織がある。マレーシアは逮捕者も出ているし、ロシアからは800人が参加し、オーストラリアのシドニーでも先日、大規模なテロがあったじゃないか。オーストラリア人は200人以上がイスラーム国にはいっているらしい。
中国からも300人がいってることを国営通信が認めている。
「イラク義勇兵」東南アジアからも続々 マレーシア人の自爆テロ初確認
のように、もはやイスラーム国はシリアとイラクの話ではなくて、世界全体に及ぶグローバルな現実なんである。サッカーの2015アジアカップ本戦に出場した16ヵ国のうち、公式にイスラーム国にテロリストが渡航していないのは日本と韓国だけであとの14ヵ国は空爆に参加していたり、テロに苦しんでいるのである。(備考/中国は300人が参加していると国営通信が伝えたので補正しました。日本もアルジェリア系フランス人と結婚した女性がひとり行っていることが分かっている。今回の事件で最初の動画にズワイガニという日本語タグが付けられていたでしょ? 悪口とかみんな翻訳されてる可能性もあるよ)
そんなわけで、いくらバカッターでもやっていいことと悪い事がある。住んでいる場所なんてすぐに特定される。そこでテロやられたらどうするんだ。日本人がみんなイスラム教を冒涜しているとか思われるようなことは一切止めて欲しいし、周囲もやめさせた方が良い。まとめサイトでムハンマドおちょくったり馬鹿にしたりしたコラ画像を掲載したりするのも止めた方がいい。フランスの新聞社で虐殺されたのと同じ運命になるよ。こちらは冗談でも相手は冗談では済まない。
なんていうことをFacebookに投稿していたら、なんと上の故五十嵐助教授の息子さんが私のフォロワーである事が昨日判明。以前書いた「おくすり手帳」のエントリーの時にコメントいただいてました。ソニーのハルモの監修したそうです。東大薬学部出て勤務先も東大助教でございました。こんな本も書かれてました。
ご本人は「罪を憎んで人を憎まず、罪を憎んで宗教を憎まず」の概念(イスラムはそもそもテロを肯定しない)を掘り下げたいとかねがね感じていた」ということ。本を書くように奨め、プロデューサーにつなぎ、なんともう明日に打ち合わせです。はえー・・・・
コンセプトは「どうしてお父上がこうしたテロにあったのか、イスラム専門家の意見を交えて再度突き詰めたい」みたいなのが自分も読みたい。金払って買うわ。
出版社各位におきましては、こちらのコネもけっこうあるのですが「ぜひ自社で」というところがありましたら名乗り出ていただけると幸いです。あっ、これわたしは仕事ではないので念のため。自分が読みたいだけです。