LINE@は実店舗オンリーのサービスでした。
しかし、2/13にこんなリリースが
ビジネスや情報発信に! 誰でも利用可能なオープンなLINE、LINE@アプリをリリース
店舗用はPCからの配信だったが、こちらはアプリで個人にも解放されたので、さっそくアカウント作ってみました、普通のLINEの個人アカウントではなくて、わたくしの公式のお知らせ用にします。友達申請ヨロ。勝手についたID変えたいんだが変えられない。どうすればいいんでしょ。↓スマホからコレをクリックすると友達になれます。
一昨日ですが、ネット広告の広告代理店とかが見たら失神しそうな記事が出ました。
ネット広告のクリック数のうち88~98%はボットによるものだと判明
元ネタは、oxford-biochronというところで、オックスフォードと言うから大学機関なのかなと思ってちょっと調べた。どうもオックスフォード大学ではなく、オックスフォード出身で金融系やセキュリティの業界でキャリアを重ねた方達の会社のようです。スパム対策や詐欺広告、ユーザー解析などが専門の会社。
で、このレポートを見ますと、ネット広告業界がぶっ飛ぶような内容なのでした。
Googleのリスティング広告、Facebook広告などは、成果報酬型のアフィリエイトではなくて、クリック課金です。広告を見てクリックした人がいると、その回数に応じて課金される。コストはオークション式になっていて、金額をあげると表示の回数が増える仕組み。
Googleの根幹はこの広告ビジネスです。Facebookも同様。このクリック課金のほとんどが人間の閲覧者ではなく、ネット上を巡回しているプログラムである「bot」によるものだということがこのレポートなのである。
↑の図版では赤い部分が人間であとはみんなbotになっている。
Google決算、売上高は過去最高だが広告の伸び鈍化で予想は下回る
陰謀論が好きな方、Googleはこれだけdisられてますけど、検索からこの会社を外してませんよ。www
いま、検索エンジンの広告モデルは鈍化している。これはスマホ時代になり、アプリの使用が増えてブラウザの利用率が下がっているためと考えられる。しかしこの広告モデルが、実はネット上をクロールするbotが大半だとすると、これはとんでもないことである。
ネット上にはたくさんのbotが巡回しています。侵入先を探したりアタックしたりする悪意を持ったbotのほか、たくさんの検索エンジンのbotとか、リサーチやマーケティングのためのものなどいろいろある。全く人気のないサイトで「一日50人しか訪問者がいません」みたいな場合、大半は人間ではなくてこうしたbotであります。今回のレポートでは実はクリック課金の広告をクリックしているのもこうしたbotがほとんどで、人間なんてほとんどいないということを言ってる。
調査結果から、オンライン広告は過剰請求を行っており、実際には現在支払われている金額に見合うような需要は恐らく存在しない、と記しています。
これがもし本当なら
GoogleもFacebookも飛ぶ
botを省いた売り上げは1/10に低下し、広告費用の返還訴訟が行われ、知ってたすると詐欺で訴えられて会社が飛びます。IT系が支えている株式市場は大混乱。
プロブロガーもユーチューバーもメディアも飛ぶ
いきなり売り上げの大半を失い、奈落の底へ・・・
ということですな。ネット広告業界にマグネチュード10.0です。
本当に押してるのはbotなのか?
広告のコンバージョンが低く、クリックしてもらってもなかなか成果の出ない広告主さんは「それみろ、やっぱり」と思うかもしれない。アドワーズのコンバージョンは、通常は普通のキーワードで1%いければ御の字。ブランド名などを入れて検索するような指名検索の場合で10%が目標と言われている。アドワーズだと人間の率は2%と上の記事では書かれているので、1%行ってる場合は広告見た人間のうち、2人に1人がアクションを起こすことになる。そんなことあるのかな。
いまこちらでアドワーズやってる中で、コンバージョンがもっともたかい(クリックしたあとでアクションを起こすハードルが低い)ものを見てみると、登録されるコンバージョン率は、平均で3.72%。広告文によるが、高いものだと6.9%あります。このコンバージョンは「個人情報入れた登録」なのでbotができるわけはなく、つまりはbot率が98%という記事はどうも怪しいという結果になる。
ただbotが0かどうかはわかりません。0ではなくて20%くらい混じったらもうわからないし、それでもbotのアクセスを省くことがすべてできていないなら大問題。正式にGoogleがこの記事にたいしてコメントだしてくれることを希望したいと思います。