Facebookにはあるけど、mixiにはない機能。それが「シェア」なんである。情報を分かち合うみたいな感じだが、この間、「行方不明の旭川の少年を探してください」みたいのがあって、みんなシェアしていた。
自分はこういうのはだいたい疑ってかかるたちなのでシェアしなかったが、みなさん頑張ってシェアして、twitterでも大拡散。善意の拡散し放題。しかしそのあと「これは家族に対する嫌がらせで、そもそも発起人がFacebookからいなくなっていると(聞いた)」という情報が出てきて、しかもまたそれがガセらしい的な話になってしっちゃかめっちゃかだ。だいたい自分が聞いたっていうならまだしも、人から聞いたって話を聞いた、というようなのが正しいためしがない。
最初にシェアしてくださいというのを書いたサッカーの指導者の方はまだちゃんとFacebookにいてウォールで事情説明しているので、結果はガセでは無かったらしい。ただ、学校などに「この話は本当なのか」という問い合わせが殺到して業務に支障をきたしているため、当初の投稿は削除されている。実際の情報では無くて真偽確認の問い合わせでパンク・・。Twitterでの拡散は匿名性もあってぐたぐたになるが、実名のFacebookだと最初の投稿者が実在か、そのあとの経過もわかるので単純にガセのは回りにくい。
で、少々不謹慎ではあるが、これだったらちゃんと使えば面白いことが出来ると思いました。
まず、警視庁のFacebookページを創る
毎週の指名手配を書き込み
でもって、シェアお願いします
顔写真だけじゃなくて癖とか、そういうのも細かく・・
善意のシェアが広がれば、二次犯罪も防げる。元々のネタ元が警視庁ならウソじゃないから安心です。で、一応検索してみたけど公式の警視庁のFacebookページは無いようです。経費0で、広報担当が1日5分作業すればいいのですぐやったらいいじゃん。
と、自慢そうにアイデアを披露していたら、すでにフランスでやってるんだってさ。がっかり(なにが・・)。
フェイスブックで情報提供呼びかけ、
パリ警視庁がひき逃げ解決に
まあ、やるじゃん。フランス。
で、警察はまあフツーにできそうだから置いといて、面白そうなのも考えてみた。
1 Facebookで婚活大作戦!!! イェイ
もう想像付いたと思いますが、まず身上書を作る。
写真と略歴、趣味、アピールポイントなどを記載。そしてこれを画像にして、Facebookに投稿。シェアしてくださいと呼びかける。面白いからわたしに回ってきたらシェアしてあげます。
この作戦、個人情報がどーの、こーのという方もいるかもしれない。間違えても連絡先は入れないように。Facebookのアドレスだけ入れればよろしい。
テレビでナインティナインとか紳助がお見合い番組やっててそれには多数の応募があるらしいじゃないか。アレに比べたら親も出ないし家も出ない。ネットで何言われても平気くらいの強い意志で。しかしずっとネット上に画像は残るから、そこらあたりは覚悟の上で!! シェアされてから鎮火まで1週間くらいだから、その間にいい人見つかれば成功です。おそらくロケットニュースとかで紹介されて広がる匂いがいたします。まあ、ルックスがあまりにナニだと炎上する気もするが、そこそこなら相当にいけそうな気が。
2 Facebookで就活イェイ!!
Facebookで就活が出来るかということでいうと、これだけでできるわけがない。だいたい大企業の人事は学生から友達申請が来たって受けるわけ無い。先輩探して友人申請くらいはできるだろうが、コレ1本でははっきり言って無理。
しかし、だ。最初の数人しか無理だろうが、履歴書作って画像にしてシェアしてくださいって広めてみたら、けっこういけると思います。中には面白がってアプローチしてくれる社長もいると思う。大企業は無理だけど、中小くらいならマジでいけます。金融大手はダメだが、投資会社とかはけっこう面白がってくれるかもよ。
しかし、この作戦が通用するのは最初の数人のみ。柳の下のドジョウを狙ってもすぐに誰もシェアしてくれなくなります。なので最初に誰がやるかが勝負。これも友人が大学生ばかりだと意味ないのでわたしに連絡くれればシェアしてあげるぜ!!
婚活と同様に個人情報(メルアドなど)は書かずに、自分のFacebookのURLだけ書くべし。面白いから日本で本格的にFacebookを就活に使った学生として、広く後生に名を成すと思われます。ただこちらも画像はずっとネット上に残るから、恥ずかしいことを書きすぎると何年か後に顔から火が出るかも・・・
考えたら、企業側も「こういう人募集」っていう面白い画像作ってシェアしてもらう作戦が使えるかもデスヨ。
そんなこんなで、シェア機能を使っての売り込み作戦は、早い者勝ちだ!!