首都圏で4年以内に直下型の大地震がくる確率70% by 東大って・・70%っていったらほぼ絶対来るって確率じゃないかとびびった先週の報道もつかの間、土曜は朝から連続して「ゆれくるコール」の緊急地震速報の警報音が鳴り響く、凄い事態となりました。
いつもお世話になっています
いま首都圏に大地震が来たら、いちばん困るのはたぶん忘れ去られてしまう東北の被災地だろうなぁ、と人ごとのように考えてしまったが、関東大震災の震源って小田原だったって知ってました??
これは「見える地震」っていうアプリから切り出した画像
1900年以降でM7以上の巨大地震が赤いピンです。1923年の関東大震災の翌年、丹沢で余震というかでかいのがもう一発来てまた死者がたくさん出てますが、あまり知られてません。直下型って神奈川中心なんだよなということがよく分かります。
しかし関東大震災の時の実際の震度は
というかんじでございまして、震源から近いとか遠いでは無くて、地盤の緩い下町方面が震度6強〜7 。東京でも西の方は震度5弱〜5強で、3.11のときくらい。ということは、西方面にいればとりあえず3.11の時の揺れですので、倒壊して死ぬことは無いだろう的な・・・。で、もうちょっと広い範囲で見ますと
関東大震災のときの家の倒壊率と震度は、沿岸部分と川沿いで強烈だったと分かります。しかし関東大震災の時の被害が東京ばかり語られるのは、当然90年前は神奈川の海沿いなんてのんびりした漁師町で人口が少なかったこともありますが、火災の被害が甚大だったためです。
関東大震災の死者105385人。そのうち火災の死者が91781人。火災での死者率87%。阪神淡路のときは亡くなられた方6434名の80%が倒壊した老巧化した住宅家屋の下敷きで即死でしたから、近代では火災の危険性はだいぶん収まったといえるかも。耐火、耐震の技術が進んだからだと思われます。来る首都圏直下型でも、死者数が12000人くらいと推定されているので、人口比では0.1%。かなり運が悪く無い限り、とりあえずは死にません。津波で街が全滅に近いくらいの被害だった3.11よりずっとマシだと思われます。
ということは、だ。
たとえ直下型大地震が来ても、最初の倒壊から免れ、火災から免れれば、かなりの確率で助かる率が上がるということだ。
しかし、通勤時に大震災が来たら・・・帰宅難民間違いなし。こんなに寒い冬だから、下手したら途中で凍死ですよ。そんなわけでわたくし、都内に行くときはこちらを携行しております。
3.11のときにあわてて海外から買い集めました。日本では全然買えなかったのでまとめ買いして買いすぎてあと5セットあるのでヤフオクにだしてやろうとか思ってますが、日本でも買えるっぽいです。お薦めをご紹介です。
これ、別に災害時でなくても使ってます。5000mAhの大容量のバッテリーで、iPhoneなら3回フルチャージできます。ただ半年くらい使ってると容量がかなり低下してきますので買い換えないとダメです。スマホの電池の持ちと同じですね
携帯用のスリーピングバッグ。
直接アメリカから買うより日本のアマゾンで買った方が安くてメゲました・・・これで寒い駅の構内で夜を明かしてもOK。ただし価格が価格なので結露すると思います。新聞紙を足下に入れましょう。
ライトも必携。3.11は電池がまったく買えなかったので充電できるタイプが必須だと思う。自分のはコンセントからチャージできるが同じようなのがアマゾンには無かったので
これだったら上のUSBチャージャーから充電できるからどうでしょうか。
そして最後
せっかく缶詰見つけても開けられなくて餓死したら馬鹿みたいなので小型のサバイバルツール。
お薦めアプリ何十選とかより、いまはこれかなと思ってピックアップしてみた次第です