本日はメルマガの日。
本日は以下の質問にお答えします。
1 Wordpress乗っ取りの現状について
2 官公庁の拡散のお願いってどうなのか
3 WEBサービスを開発して稼ぐにはどんなサービスが手っ取り早い?
4 メール配信サービスの拡販についてのアドバイスが欲しい
5 初心者はWebについてなにからやったらいいのか
6 Webと写真の仕事をしたいがどう切り分けるか
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んで、いくつかの業務レポ。
(1)昨日のエントリーで紹介しましたこの本。自前で買って読了。力作だったと書きましたらKindle総合で54位まで上がりました。レビュー欄で韓国系英語学校のエージェントによる逆ステマが書かれてるって書いたら、対抗して何人もがマジなレビューを書いていただきましてありがとうございます。留学エージェントってマージンが30%という恐るべき世界らしく、必死で抵抗しているわけだな。直接しか受けてないところのほうがどう考えても質が良くなって当たり前だと思うんだが。
(2)続きまして、以前このエントリーで書きました、iPhoneのアンチブロックアプリに対抗するWordPressプラグイン「Sorry AdBlocker」がリリースされました。WordPress使用のブロガーさん向きです。このプラグインが稼働しているとアドブロックのクリスタルアプリをオンにしていると最新の記事が見られなくなります。
インストールするには「Sorry AdBlocker」で検索。もしくは、WordPress公式ディレクトリからダウンロードできます。詳細はこちらですが、テーマによっては必ず動くとは限りません。どうしてもという方は有償にて対応するはずでので問い合わせしてみてください。
新聞によってどうしてこんなに支持率が違うのかまた調べた
以前、こんなエントリーを書きました。
Web上での調査はリテラシーが高めで現実認識がある人たちが対象になるので、回答は比較的現実的なものになる。しかし新聞の電話調査などは在宅している(サラリーマンとかは捕まりにくい)人たちが対象になるため、どうしてもリテラシーは低めの人たちが対象になるわけだが、それよりも問題は新聞によっての設問の仕方で大きく回答内容が変わるって事。
で、昨日もまた、Facebookのフィード眺めていたらリサーチの専門家の萩原 雅之さんが、内閣支持率調査結果について「読売と朝日であまりに大きく違っている。これほどに違うとサンプリングや実査のオペレーション上の違いがあるとしか考えられない」とおっしゃってたので、不肖私が調べて参りました。
まずは読売新聞 11/09
内閣支持率上昇51%、日韓会談「評価」76%
読売新聞社は6~8日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は51%で、前回調査(10月7~8日)の46%から5ポイント上昇し、6月調査以来5か月ぶりに5割台となった。不支持率は38%(前回45%)。
安倍内閣支持率 46 → 51% 不支持 45 → 38%
これに対しまして朝日新聞 11/10
「選択的夫婦別姓」賛成52%・反対34% 朝日新聞社世論調査
の中でちょろっと
安倍内閣の支持率は40%(10月17、18日の前回調査は41%)、不支持率は41%(同40%)で、いずれも横ばいだった。
と書かれている。考えるにこの調査は「選択制夫婦別姓」についてはニュース性があったが、内閣支持率はちょこっと付け足し程度に報道しているのは「横ばい」と判断してニュース性が無いと見たいんでしょう。
安倍内閣支持率 41 → 40% 不支持 40 → 41%
調査結果では、読売新聞が安倍内閣の支持率は上がって不支持率は下がったということになっているのにたいし、朝日新聞は真逆になっています。
どうやって調査してるのか設問を調べる
◆読売新聞
調査日:2015年11月6-8日 対象者:全国有権者
方法:RDD追跡方式電話聴取法
発信用電話番号(対象全域バンク4)6300件
有権者在住世帯が確認できたもの 1734件
各世帯で有権者1人を無作為に指定(乱数方式)
有効回答 1060人(有権者世帯に対する回答率 61%)
◆朝日新聞
調査日:2015年11月7-8日 対象者:全国有権者
方法:コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式
世帯用と判明した番号は3787件
有効回答は1849人。回答率49%
次は設問と回答を見てみる。
◆読売新聞
Q あなたは、安倍内閣を、支持しますか、支持しませんか。
答 1.支持する 51 2.支持しない 38 3.その他 3 4.答えない 8
◆朝日新聞
Q 安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
答 1.支持する 40(41) 2.支持しない 41(40)()内は10月17、18日
読売の方が詳しく内容を書いてくれている。調査方法は同じなのだが、回答率が10%以上違うのが謎。読売の設問数は15、朝日の設問数は15で同じ。遡って内閣支持率の有効回答率を見てみる
読売の過去の発表データ
10/9の発表 56%
9/24 59%
8/18 60%
と、だいたい読売は55%以上あり、朝日のように50%を下回ることはほとんどない。
これにたいして朝日の有効回答率を見ると
10/20 47%
9/20 53%
9/14 49%
8/25 53%
なんか、分かってきた・・・・
朝日新聞の世論調査の回答率は明確に読売新聞のそれより低い
わたくし、考えますに・・・・あくまでも仮説ではございますが、朝日新聞は従軍慰安婦問題でも部数を大きく減らしてます。政治報道もかなり左寄りと認識されていると思いますので(もちろん記者さんレベルには中立の人も多いけどね)、
「朝日新聞の世論調査のお電話ですが」
「いらねーよ、ガチャ」
という確率が読売よりずっと高いのではないかと思われる次第です。そうなると、朝日の報道に親和性を持っている人か、はたまた全く政治などに興味のない純朴なといいますか、人の良い(悪い意味で)方々が回答のメインになるような気がするんでございますよ。読売新聞も同じで、左系の人たちなら「読売新聞、ふざけんなよ、おれんちに電話してくるなんて1億年早い」になりまして「ガチャ」です。ただそういう人はマイノリティ。
こうなると、新聞やメディアが世論調査をすること自体がどうなのよ、ということになります。自分も赤旗から電話かかってきたらどうするか悩むぜ。完全中立なメディアって存在しないので、そもそも世論調査の意味があるのか的になってきたので本日のエントリーを終えてメルマガ書きます。
で、朝日新聞の世論調査のこの部分、ちょっと痛いよう・・
お前がいうの、という典型・・・
で、関係ない話ですがAmazonでは最近「博多もつ鍋」がめちゃ充実して多数の有名店が出店しております。何店か買ってお試ししておりますが、これからの季節、焼酎に合いますなぁ〜。LINEモールでも買ってみましたが、どんだけもつ鍋好きなんだよ・・・www