自分は都民でありまして、そのうえでいいますが、
東京に震災が起きたら誰も助けに来てくれない
リスクをひしひし感じるわけです。そういうムードが日本全国で生まれているのは否定できません。これはともかくにも
被災地ほっといて、舛添知事が海外で豪遊
という印象が日本国民に強く植え付けられたからです。都民のせいじゃないんだよ・・・
「要人が訪ねてくるかもしれないから」という言い訳には都は「今回“も”誰も訪ねてこなかった」と言っていますし、そもそも根本的なことですが、外務大臣でもないのに在職1年半で2億使って8回も外遊する必要があるのか。岸田外務大臣の記録を見ても電話会談が非常に多い。いまどき世界の地方都市の首長と会談したければ、テレビ電話で今日にでもできるだろ。東京オリンピックのためとかいってスポーツ観戦とかVIP席でしてなにがわかるっての。わかんないでしょ。
2億使ってもそれでなにか目立った実績でそれ以上に取り返していればいいが、一体この人はなにをしたの。で、
1年半の間に8回も外遊してそれで都政が回るなら、この知事もおつきの高級職員もみんな都政には不要
ってことになるんじゃないでしょうか。
猪瀬前知事「スイートルーム必要ない」「人数が多いと邪魔なだけ」「情報開示は、舛添知事が指示すればできる」
VIPと会うためにスイートルームが必要だとかなんとか、ちょっと待て。東京都知事がそんなに偉いのかね。知事の外交なんてそんなに意味ないよ。まあ大阪でも以前はひどかったけど、せこせこ規定に変えてやった。それでも大阪が悪くなった、なんてことはないね。外交は国の仕事。知事の外交なんてたいしたもんじゃない。VIPに会うにしても、相手の庁舎や社屋を使わせてもらえばいいじゃないか。もう面子だけ。飛行機のファーストクラスもいらんでしょ。ビジネスクラスで十分。東京都民は怒らないのかね。
いや、怒ってますって!
知事経験者がこれだけ「ありえん」と言ってるわけだが、おときた都議会議員が公開したその内容がまた凄いの
舛添知事に海外出張費を開示請求→787枚で手数料21,060円!!さらに黒塗りだらけな件
現地の案内人に支払った額が1000万近く。カラーコピーのレンタル料が170万!!1700万のレンタカー代・・・いったいどんな車に乗ったんだ・・??!
で、熊本の震災のあともアメリカにファーストクラスで出かけてオープンカーで桜見物でご満悦。「役得と既得権益は使うだけ使う」という典型だったということがわかってきました。週刊文春も芸能人ネタはどうでもいいのでこれの精査をしてくれ。ホントだよ。
熊本の震災で都は何をしたのか
トップがいないんだから動きようもないと思うが、都のサイトを見てみますと・・・・とりあえず舛添知事は都の高級官僚引き連れて4月12日(火曜)から4月18日(月曜)まで、ニューヨーク市とワシントンD.C.に外遊中。
4/14震災発生
1 職員10名(部長級1名、土木職1名、設備職7名、事務職1名)4/17予定 → 熊本県の要請により、待機
2 被害状況の把握や今後支援に係る情報収集を行うため、総合防災部職員2名を現地へ派遣 4/17
3 平成28年熊本地震東京都義援金募集 4月18日(月曜日)から当分の間
4 厚生労働省からの災害派遣精神医療チームの派遣要請に基づき、「東京都こころのケアチーム」(1班)を派遣【医師、看護師、保健師、事務 各1名】(19日出発(事務は18日出発済)、20日から被災地において活動開始予定)
厚生労働省からの保健師派遣の要請に基づき、保健師等の職員を派遣(22日に被災地入り予定。)【保健師2名、事務1名(予定)】
毛布2,600枚を熊本市へ搬送(都と千代田区とで連携)(18日及び19日に発送予定)
5 職員14名(課長級1名、一般職員13名)派遣 4/19から
6 都庁に募金箱設置
7 建設局職員(土木職)4名派遣 4/21から
8 (全国知事会からの依頼に基づき)3名(課長級1名、一般職員2名)派遣 4/21から
9 医療救護班派遣 3班15名程度(都立病院1病院を含む3病院より各1班)
10 (総務省の要請に基づき)東京都各局の職員30名派遣
11 被災建物の診断の増員 建築職50名(都職員12名、区市町職員38名)に
12 (日本水道協会からの依頼に基づき)水道局職員 8名(すべて土木職)施工事業者 24名派遣
みたいな感じ。案の定というか、知事外遊中はほとんど支援に動いていないで初動が遅れた感じがします。
帰国してから人はポツポツ出しているが、大がかりなのは総務省とか日本水道協会とか全国知事会の要請によるもの。義援金などの経済的な支援についてはもっとも裕福な自治体なのに「募金開始しましたぁ」「都庁に募金箱置きましたぁ」程度で、送った救援物資も毛布だけです。
マジでこんなんでいいの??
福岡市では市民や企業からも救援物資を募り、ハブとして必死に動いている。先日、わたしのクライアントのPassMe!と提携した秋田の湯沢市も
支援物資を満載したトラックをはるばると秋田から派遣。湯沢市に限らず日本中の市町村が動いています。
また、わたしがブログで提唱した被災地へのふるさと納税も、被災地の手間をなるべく減らそうと各地の自治体が事務の代行を申し出ています。現在14自治体。上記の湯沢市も名乗りを上げました。
http://www.furusato-tax.jp/alert_list.html
被災地の自治体にとってはいままでせいぜい10万円くらいのふるさと納税しかないところに億単位の寄付がよせられるわけで、「これはどうしたらいいんだ」と、嬉しい気持ちとガクブルの気持ちが混じっていると思う。が、寄付証明なんて年末までにゆっくりやればいいので、落ち着いたら全国の自治体から、ふるさと納税の処理に長けた専門職員を派遣してもらえばよいのです。
東京都もふるさと納税の代理受付をするべき
言い方はわるいけど、小さい自治体もこれだけやっているのに、職員数16万6,079人という巨大都市の東京都が、たかだか数十人規模の派遣で物資も毛布だけっていうのはどう考えても日本中から総スカンです。
東京都の個人都民税は、なんと8000億円を超えます。東京都が代理受付を開始すれば、多くの都民が東京都に寄付をして都民税の免除をうけ、多額の寄付金が被災地に支払われます。現在のふるさと納税は
ですが、東京都が本気で参戦すれば、日本でもっとも高額所得者が集中してる地域なわけで、数十億円規模での寄付が期待できるでしょう。
なに??
オリンピックを控えて、都民税が熊本に行くのは困る??
なにいってんの。舛添知事は豪華外遊で1年半で2億使ってるんでしょう。オリンピックのエンブレムでも無駄銭いくら使ったの。削るならまずそっちでしょう。人の命とどっちが大事なんだよ!!
マジでリコールかちこむぞ、ハゲ!!
※本気で頭くるわ
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