テレビの深夜のインフォマーシャルとか見てますと、聞いたことのない化粧品メーカーさんの宣伝で
あっれ〜??
と、思うことがあります。新聞のチラシにもよくあるアレですよ。
この化粧品使い続けて肌がつやつやでこの年齢っていう50代とか60代の女性の写真で、「ずっと使い続けています」「もう手放せません」っていうキャプション。その化粧品会社はいつできたかというと、まだ数年前。そして化粧品の説明には「いままでなかった画期的な」とかというキャッチフレーズ。
いや待てよ。モデルさんやってる50代とか60代のおばさま、確かに綺麗なんだが美容整形じゃあるまいし、使ってすぐにお肌が艶々でシミひとつなくなったわけじゃないだろう。なったら逆に怖い。
仮にその化粧品が効果があったとしても(実は肌からは化学物質などほとんど吸収しないんだけどね)、何十年も使い続けてやっとこさなわけでしょう。なのにその会社ができて間もないっていうのはどういうことか。どう考えても
単に綺麗なモデルさん使ってる
だけっていう話なわけじゃん。またはPhotoshop!!!
それなのに「すごいわ〜」とかいって飛びついて買うおばさまってどうよ。
まあ、同様のことがタイアップ広告(最近ではネイティブ広告という)とか、アフィリエイト広告にも言える。買ったことない商品を誉めまくって、誉めるほうはお金もらえるからいいんだけども、買う方はどうよってことだ。昨年末にスタートさせたカニ.coは自腹で何十万もかけてカニを買って、初年度のアフィリエイト広告の売り上げはほぼカニ代で消えたが、それでも評価されているのはやはり、「本当に自腹で買って食べてみた」っていう点だと思うんですよ。これ、最強です。
ずっと使ってた名刺の印刷サービスのビスタプリントから依頼が来た
先日であるが、ビスタプリントさんからタイアップの依頼が来た。
こんなに楽なネイティブ広告ないのでいきなりOKですよ。だって10年前からのユーザーだもんさ。
自分の名刺はこんな感じ。表面ですが・・
初対面の人に渡すと、たいてい
こ、これはオシャレですねぇ〜
といわれます。1回で覚えてもらえるでしょう?
先日社員雇用した由良さんの名刺もこれと同じデザインです。ビスタプリントで1分で作った。
http://www.vistaprint.jp/
自分のを作ったときは、香港あたりから名刺が送られてきたのでてっきり中国の会社かと思っていたら・・・・・
社長さんはリンクトインにいまして、ハーバード出てからフランスのINSEADでMBA取得されてました。シンプレスっていう会社のCEOで、ここがビスタプリントもやっているのである。初めて知った。
Cimpress N.V. (シンプレス、ナスダック:CMPR)は、オランダに本社をおき、マス・カスタマイゼーション*をコアビジネスとして、名刺等のビジネス関連アイテム、販促品、ギフト各種、アパレル等の様々な印刷関連製品を世界中でお届けするグローバルカンパニーです。私たちの歴史は、フランスで小規模事業オーナーをターゲットに、’Vistaprint’(ビスタプリント)というブランド名で、印刷カタログ通販ビジネスをスタートした1995年に遡ります。創業3年後には、オンラインビジネスを開始。世界中でめざましい急成長を遂げ、20年たった現在では、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、インド、そして日本等、25のローカルウェブサイトを運営し、全世界13箇所以上のオフィスで6000人以上の従業員が働く巨大ブランドに成長いたしました。また、ビスタプリントの成長と同時にマルチブランド戦略も展開し、世界18ブランド(2016年1月現在)でビジネスを拡大し続けています。
社員数全世界で6000人以上のグローバル企業
なのであった。中国とかいってすいません。アメリカのナスダックに上場しておりました。以前は中国から送られてきたのだが、先日由良さんの名刺を発注したら数日で届いた。国際便早くなったなと思っていたら、千葉の木更津に工場ができたんだそうです。日本の印刷屋やばい・・・
ちなみに由良さんの名刺を一番高いヤツで、フルカラー印刷で一箱作って送料も全部コミコミで税込み2440円でありました。安いヤツでいいならめっちゃ安い。本当はまとめて頼むと一箱あたりの単価が相当に安くなるのだが、使い切れないんだもん。
ビスタプリントはここが凄い
10年以上使ってるから、ここが凄いとか簡単に言えるわけで・・・www
1 クッキーの保存期間が長い
いつサイトにいってもログインしっぱなしであります。強制ログアウトの期間がえらく長い。誰かに侵入されてもこっちの会社の名刺を作られるだけで誰もそんなことしないから、こうなってるんだろう。ということでパスワード忘れたとかがない。名刺って1回作ってから再発注まで割と時間が長いから、けっこう助かるよ。
2 デザインいらない
名刺を作るとなると、デザイナーに頼んだりロゴ作ったりと、たかがスタートアップのくせに気合いと手間を掛けすぎの人が多いのだが、他人の名刺もらってロゴに凝っていたからって、記憶になんか残らないっしょ。完全に独りよがりだと思うんだよね。ビスタプリントだとほとんど考え得る全てのタイプの名刺とか予約カードのパターンがあり、今見たら、名刺なんて7000種類くらいのデザインがあるの。ロゴマークとかも画面見ながら作れるわけよ。凄く簡単。
3 データをずっと保存できる
作った名刺のデータはずっと保存してある。
だから住所変わったとか、LINEのID追加しようとか、社員が増えたときも簡単にプリントをオーダーできる。
4 封筒とかラベルも一緒に頼める
いや、それどころじゃない。今見たら招待状からポスターから、ポロシャツ、カレンダーからiPhoneケースまでオリジナルで作れるようになってた。www プレミアムグッズも全部、オンラインで作れるわけだ。
そんなわけで、ずっと使ってるサービスのネイティブ広告だったので、ものすごく早く書けました。楽ちんです。それはさておいて、こういう中抜きサービスを本気のシステム組まれて創られると、なかなか街の印刷屋さんレベルでは勝負にならなくなっちゃうよね、という話でした。Amazonに本屋が食われたみたいな・・・
スタートアップの企業とかフリーの方にはマジでオススメしますよ。わたしが証人です。
以上、簡単に書けたネイティブ広告でした。種子島焼酎の「甘露」とか、パンソニックのLUMIX CM-10とか、ニューバランスとか、Surfaceとかいつも使ってる商品とかサービスのネイティブ広告のご依頼がありましたら、ぜひ。
品川庄司の品川祐にそっくりなLINEの田端君も言ってるようです。