バイコヌール宇宙基地の廃墟 Kindle版が仰天の300円(実質240円)でこれは必ゲット

2016年5月28日

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Amazonがまたまた「50%オフか50%ポイントバックセール」やってるのでチェックしていたら、前から読みたかったこれがなんと

1944円→たったの300円さらに20%ポイント

ということで実質240円だったので、もう反射買いですよ。これは男子たるもの、買うべし。いや女子でもいいけど。リアル「火星の人」です。

忘れてる人も多いけど、アメリカのスペースシャトル計画はもう終わりました。各国が参画している国際宇宙ステーションへは、バイコヌール宇宙基地(場所はカザフスタン)から打ち上げられたソユーズで行き来しています。カザフスタンにロシアは毎年1億1500万ドルを払ってるのだそうな。

すぐ近くに、完全に放置された整備棟が2つありまして。旧ソ連のスペーシャトル「ブラン」とそのテスト機、ロケットの「エネルギア-M」が、ソ連崩壊から25年もの間、そのままで放置されていたわけですよ。これをロシアのラルフ・ミレーブズという写真家が撮影した凄い写真集です。iPhoneでは小さすぎて見えないので、iPadとかタブレットで見ることをおすすめします。

タブレットない方は、ちょうどFire8が30%オフセールしてるのでおすすめです。写真集だから容量がでかい。16GBのほうが絶対いいですよ

さて、ブランですが、アメリカのスペースシャトルよりでかいけど外観はそっくりです。もともとのコンセプトはナチスドイツのものらしく・・・www

このブランはスペースシャトルと違って推進用のでかいエンジンは搭載していない。大型ロケット「エネルギア」に宇宙まで連れてってもらい、あとは滑空して帰ってくるんである。旧ソ連崩壊後に計画は中止され、これが格納庫に25年間も入っていたわけです。

旧ソ連が凄かったのは、携帯とかテレビとか車みたいな一般の人が買う耐久消費財にはろくなものがないのに、武器とかロケットみたいな国家の威信を賭けたもののレベルがめちゃくちゃ高いことだ。原発の安全性とかはどうでもいい感じで、総力を武器と宇宙開発に賭けてた感が凄い。まあ原子力潜水艦も沈んじゃったけど・・・・

そんなわけで、メカニカルな写真がたっぷりでめちゃ楽しめました。中の写真を数枚紹介したいけど、著作権にひっかかりそうで止めておきますが、この240円はメカマニアなら絶対に渋ってはダメだと強く言っておきます。www

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