こんにちは。今日も物欲魔神のわたしは元気です。
さて、わたしのInstagramですが、本気で運用して半年。現況はこんな感じです。良かったらフォローしてください。大変喜びます。
https://www.instagram.com/isseki_nagae/
テレビに良く出る芸能人ならともかくも、若い女性が大多数を占めるInstagramでは、おっさんはフォロワーを集めるのが大変です。若くてカワイイ女の子なら自撮りを延々とあげてくだけでどんどんフォロワーが釣れます。水着の健康的なショットならなおさらです。綺麗な盛り付けの料理を作れる主婦も有利です。味よりも見栄えです。台所を簡易スタジオにして渾身のヒトサラや弁当を撮れば、万超えのフォロワーも夢ではありません。
しかし、多くのオッサンはルックスはくたびれたオッサンだし、料理もできない。お洒落なカフェも行かないので不利。おっさん臭を消すことが勝利の秘訣ですが、おっさんでもこれくらいできればなんとかなります。このおっさん、カッコいいけどな。
自分も紛れもないオッサンなので苦しい部分はありますが、それをなんとかカバーするのが「コンデジ」、つまりコンパクトデジカメです。年齢とルックスが劣る分、カメラでカバーするのです。
趣味の世界ではなんでもそうですが、サーフィンにせよ、スノーボードにせよ。バイクにせよ、釣りにせよ、道具にこだわらない人は絶対に巧くなりません。Instagramも実はそうなんです。
撮影にiPhoneを使わない理由
iPhoneは誰でもそこそこ綺麗な写真が撮れます。とくに6sになってからは綺麗です。んが、最大の欠点が
誰が撮っても似た感じ
になることです。考えてみたら当たり前で、被写体(自分)がぷりんぷりんの美女ならそれで良いが、「他の人と違う素晴らしい写真群だ、フォローしよう」という流れになるのには、他の人と同じっぽいのでは戦えません。差別化です。
何度も書いていますが、「たまたまそこにあるのを撮る」のではほとんどダメで、きちんとタイミングや構図を決めて撮らないといいものは撮れない。スマホのカメラって「たまたま撮りたい物があるから撮る」ためのものなので、そこまで期待してはいけないのです。
自分が一眼レフを使わないわけと持ち歩くコンデジたち
フイルム式の一眼レフがまだあるので捨てたいというのはさておき、ミラーレス一眼はありますがここ1年使っていません。理由は
数本のレンズを持ち歩く必要があるから重くて嵩張る
という一言に尽きます。また一眼はレンズを揃えれば広い範囲で様々な写真が撮れますが、こと「物撮りだけ」とか「超マクロだけ」「水中に軽く入りたい」みたいな尖った目的にはその用途に特化したコンデジのほうが簡単で確実です。ショップの物撮りとかは、その用途に向けた機能のコンデジのほうがいいといつも言っています。
で、自分がいつも持ちあるくのはこのみなさんです。
左上から右に役割を説明しましょう。
Panasonic Lumix CM-10 気に入ってるのでブログでも紹介しています。
主に物撮りと、引いた状態の景色です。一番稼働率が高いです。レンズがライカでシャープなのと写真が恐ろしく綺麗なのに加え、SIMフリーのAndroidなのでMVNOのSIMをいれておけば、位置情報がばっちりはいります。Instagramに投稿する際に地名や店名が出てくるのでラクです。直接でも投稿できますが、撮った写真をiPhotoに読み込んだあとで、選んだのをお気に入りにしてiPad miniと同期してそこから投稿しています。
弱点はAndroidなので起動が遅いこと。電源入れてから撮影まで数分かかるのでいつも電源は入れっぱなしです。また、素早い撮影にも向いていません。望遠もダメです。狙って構図を決めて撮るのに最高です。いつも馬鹿にしているラーメン写真もこいつで撮るとこんな感じ
上の右が、オリンパスのSTYLUS SH-3
これは望遠用です。サーフィン写真などを撮るのに使います。光学25倍なんで35ミリ換算だと600ミリくらいだと思うんですが、手ぶれ補正が強力で三脚無くても日中ならしっかりホールドすればぶれません。一眼レフで望遠レンズは高いし、600ミリなんて大砲みたいで物々しい。なのでCM-10とツートップになっています。遠距離が得意なコンデジは近距離の「味」には当然弱いので組み合わせるのが良いわけです。
また、夜景モードが独立してあって強力で、夜景の撮影にばっちりです。早寝なんで活躍の場がなくて残念です。
左下の左はオリンパスのSTYLUSのTG-3で、いまは後継機種のTG-4です。
このカメラはタフな防水と、顕微鏡モードが売りです。つまりスーパーマクロ。コレ1台でGoProと同様の取り方ができるし、ズームなんで実は広角のみのGoProよりいろんな写真が撮れます。防水性能15m、防塵、耐落下衝撃2.1m、耐低温-10℃、耐荷重100kgfとめちゃくちゃ丈夫で何回か落としましたけど頑張って生きています。豪雨の中でも撮れまっせ。
この顕微鏡モードは同じ写真を撮ろうとすると一眼レフならスーパーマクロレンズが必要ですが、こんな感じで撮れます。
ただしこれも望遠がたいしたことないので、1台だけではいかんともしがたいです。
下段の右が、以前にも紹介したリコーのTHETAで360度カメラです。
こんな感じでこけおどしには最高ですが、細部がわからないのであくまでもこけおどしです。THETAのアプリからInstagramに投稿はできますが、Instagram側ではFacebookのようにぐりぐり動かす機能には対応してないので、こんな写真を掲載することになります。
口調からお気づきのように、コレ1台ではいかんともしがたく、あくまでアクセントとしてどうでしょうという程度。しかも価格が高い。高すぎる。
そんなわけで、オッサンがInstagramやるにあたっては
1 おっさん臭は極力消す
2 おっさんの財力にものをいわせて機材を充実させる
という2点がいいよっていう今日の戯れ言でございました。ポケモンGOをやりに各地に出かけるときは、カメラも持参で行くべしです。よくわかんないという人はこれでも喰らえ。