iPhone3GSのテザリングで恥をかかないためのアホなポイント

2012年5月4日

連休真っ最中です。

なのでどうでもいいような小ネタで攻めたいと思います。実はこのブログ、先日まではGoogleの検索キーワードからの来訪者数のトップが「FC2」「アメブロ」でしたが、現在では「iPhone テザリング」というキーワードが増えてきました。原因は「【速報】年間15ドル!! 脱獄してないiPhoneでテザリングOK! を試したよ」というSoftBankで買ったSIMロックされたままのiPhoneでテザリングができるっていう記事ですが、実際には毎回MacbookAirを英語で再起動するのが面倒で、ほとんど使ってません。

で、いまのメインはといいますと、ヤフオクで新品で買った香港の正規品のiPhone3GSです。ヤフオクで見ると中古なら香港のSIMフリー3GSは10000円代で買えるようです。バッテリーがダメになってる場合は、都内ならその場で4000円くらいで新品に替えてくれるサービスがあるので検索するべし。iPhone4のバッテリーは自分で30秒で交換できるのだが、3GSはめっちゃ面倒くさいので頼んだ方がベター。

このSIMフリーの3GSにS0-netのモバイル3Gっていうサービスのdocomoのデータ通信専用SIMを刺して使ってます。このサービス、4/20までのキャンペーンで月2455円で使い放題だったはずが、今見たらそのままなし崩しで延長になってました。B-mobileより安いです。ただしマイクロSIMはないのでSIMフリーのiPhone4に入れたい人は自分でチョキチョキする必要があります。アジアとかに旅行に行く場合、マイクロSIMはほとんど置いてないので自分はあえて3GSをテザリングと海外用に使ってるのです。

SIMフリーの携帯持ってると海外旅行の時はめっちゃ便利。SoftBankの海外パケットし放題+通話はローミングで1週間過ごすのと、SIMフリーのスマホに現地のプリペイドのSIM買って、刺すのでは後者のほうが絶対安いというか、差額でSIMフリーのスマホが買えます。スマホなら日本に電話したいときは050 PLUSインストールしといて3G回線からかければ日本の相手が固定電話ならタダ同然(3分8.4円)。050 PLUS同士ならタダだし・・。docomoの最新版ならたしか3150円でSIMロックをdocomoで外してくれるので、海外に行く方はそうしておくべし。こういうのはガラケーよりスマホがいいよね。

で・・・日本ではデータ通信専用(たまに050 PLUSで話す程度)のわたしのiPhone3GSですが・・・

こんな感じにいつも使えてます。docomoって出てるでしょ? ちなみにデータ通信専用カードの場合はアンテナは出ません。

速度的には

これくらいは出るので不満はないです。ただしこれはiPhone上の速度なので、実際にテザリングとして使ってパソコン側でRadishとかで計測するとかなり減速しています。

でだ。iPhone3GSとiPhone4でテザリングで一番異なるのが、3GSはBlueToothかUSBでしかテザリングできないってこと。しかし実際にUSBで使ってみると、ブックパソコンのバッテリー側からiPhone3GSに充電されるのでバッテリーゲージが全然減らないで100%のまま。逆に嬉しいくらいだ。

しかしこれが大恥をかく落とし穴だとはお釈迦様でも気づく訳は無いのであった・・・

4月のある日のこと、神田で打ち合わせの時にこのiPhone3GSを取り出し、MacbookAirと接続した。しかし・・・めちゃくちゃ遅くてほとんどネットが開かない。というか瞬断に近い。回線が極端に混んでいるのじゃないかと思った。

「なんだよ。So-net、ふざけんな。。。もっと太い回線をdocomoから買えよ」

と、ぶつぶつ言うが、新宿に行っても自宅にも戻っても速度が変わらない。Twitterで「So-netふざけんな」と呟いてみる。「使いすぎで帯域制限されてるんじゃないですか」というリツイートをいただくが、しばらく使って無くて昨日バッテリーチャージしただけなのだ。So-netのサイトには帯域制限について3種類の説明があるのだが、直近3日間の使用が150万パケットで帯域制限が入る。しかし繰り返すが直近3日間は使ってない。

So-net モバイル3Gの帯域制限の説明

現在はSoftBankもdocomoも帯域制限やってると思うが、ようするにばんばんとデータ通信を使いすぎると翌日からしばらくいきなり速度が遅くなるわけ。iPhoneで3G回線でエロ動画見てリソースを一人で食ってるヤング対策と思われます。iPhoneで動画を見るときはWiFiで見ましょうね。

調べてみたらdocomoとAUの帯域制限は当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット以上、イーモバイルは24時間ごとに300万パケット以上。SoftBankは前々月の月間パケット数が1000万パケット以上(これもかなりきつい!!)。ということで、So-net 3Gのモバイルは安いだけあって一番制限が厳しい。あくまでモバイル用ってことで、自宅でコレ使ってWi-Fi環境作ったら一発で制限がかかるでしょう。イーモバのWiFiルータで動画見まくってもすぐ制限ですわね。

しかし150万パケットってPC版だと一般ポータルサイト約873回は見られるはずで、動画でも見ない限りそうそう使えるもんじゃないし、しかもこちとらここ数日、3GSは使ってないのだ。帯域制限がかかるわけがない!! 怒!!

速度を測ると・・

ダウンロードで30Kbit/s・・・アナログモデムなみ・・・

4/14に使ったときは1214Kbits/s、しかし突然19日になるとダウンロードが死んでるわけです。この段階でなんでアップロードは変わらないのだろうと気づけば良かったが、勢いでSo-netにきついクレーム電話・・・・・

 

「昨日、8時間にわたって使われていらっしゃいまして、制限値を超えていらっしゃるようです」

「はぁっ?!! σ(`´メ∂」

と言ってから気づく・・・したたり落ちる冷や汗

賢明なみなさんは気づいたことでしょう。前日にバッテリーをチャージするときに、母艦のiMac27″につないだのでした。USBで・・・・。そのときなにかの拍子で母艦とテザリングを始めたに違いない・・・・。そういえば「なんか今日は遅いな」と思ったっけ。普段はJCOMの160Mなので80Mくらいは出てるのです。1日仕事したら150万パケットどころじゃないもんな。数日待ったら帯域制限は解除されました。

そんなわけで、クレーム入れるときは自分の胸にそっと手を当て、一息置いてからにしましょう。

So-netさん、疑ってごめんなさい m(_ _)m

 

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