昨日、Android Wear2搭載のNixon Missionがつきまして、日本語化もされていて日本の技適もついてました。スマホの電源切ってもWi-Fi経由でアプリは更新されるし、ほとんどの設定は時計側でできる。Apple WatchのOS3よりだいぶん進んでいる感じです。スタンドアローンで使えるレベルが比較にならない。
使い込んでレポート書きますのでよろ。サーフィンやスノーボードのトレースもTraceupのアプリが動くのでできる模様です。詳細は来週書きます。
「不動産王」トランプ氏、初の女性大統領候補クリントン氏を破る
さて、昨日は世界をトランプショックが襲いました。ビジネスマンといっても親の財産を譲り受け、しかも6回も破産して借金を帳消しにし続け、そのくせ納税証明を公開しない。本当に資産家なのか、それともめちゃくちゃ借金王なのかもわからない(クリントンが追及したけどかわされてた)。アメリカの貧困層とか低学歴層はマジ馬鹿といってるけど、我々も鳩ぽっぽを首相にして期待したわけだから似たようなモノだ。
思いつきでできもしないことを言う
生まれつき大金持ち
元芸能人の妻
と言うことでトランプと鳩ポッポは恐ろしいほど似ている。民主党政権下ではちゃめちゃになった日本の侘び寂びを味わうがよい、アメリカめ。
本日は腹立ち紛れにトランプ大統領のおかげでアメリカはこうなるかもという最悪のシナリオについて勝手に書こうと思います。本気にするな。
で、まずトランプの支持者であるが・・・
もちろん全員がそうということではなくて、あくまでメインは誰なのかって事だが
「ヒラリーが嫌い」「女性大統領は嫌だ」「銃規制反対」「移民反対」「中絶反対」「共和党支持」「LGBTに反感」「キリスト教原理主義」「マイノリティに対する差別意識」などのスイッチを持つ人
という「白人」「非知識者層」になります。貧乏人とは限らない。南部の牧場主とか工場労働者とかでしょうな。
自分の知り合いは30年くらい前に日本の家電メーカーの工場を閉鎖に行ったところ、白いマスクかぶったKKKにホテルを囲まれて「ジャップをつるせー、ジャップが我々をレイオフするなんてありえん」とたき火をたかれ・・・ホテルのドアにベッドを積んで一晩過ごしたといっております。警察に電話しても来てくれないし、彼はネイティブと同じくらい英語が達者ですが、ミシシッピーなんて英語が分かるなら怖くていけないと言っておりました。
ほかの知人は同じく釣りの大会の取材に行き、田舎なのでレストランがほとんどなく、こわごわドアを開けた瞬間に中にいた全員が静まりかえってこちらを凝視。怖くてそのままUターン。毎日タコベルでタコス食ってたそうです。彼も英語が達者なので街を歩くとひそひそ話してるのが分かって怖くて歩けなかったそうな。
南部がどんなとこか分からない方は、わたしが大ファンでありますところのスティーブン・ハンターのスワガーシリーズからこちらをお読みください。第2次世界大戦が終わったあとのアメリカですが、まだこんな感じです。本当に面白いのでこのシリーズは定期的に何回も繰り返して読んでいます。
1964年まで人種差別の法律が生きてたくらいで、そこに育った白人は、日本で言うと田舎のネトウヨみたいなわけでして、移民のおかげで自分らは被害を受けているという意識が強く、「非知識者層」ですので学がなく、新しい考え方についていけないのです。
ニューヨークやカリフォルニアは知的レベルが高く、進歩的な考えの人が多い環境なわけで、差別主義者のトランプが大統領というのは恥かしくて耐えられない。100%のメディアが反トランプだったのも、メディアで働くには知識階級でないとだめなわけで、
「トランプ大統領を認めない」「ファックドナルドトランプ」と絶叫、トランプ大統領当選を拒否するアメリカ人が集団で抗議の行進を開始して非常事態に突入
というのは、「意識高い系」のひとたちから見たらどれだけ耐えられないかを示すものです。自分たちのリーダーが差別主義者だなんて、もうアメリカ自体が嫌いになったと思う。さらにそんなトランプに投票したアメリカ人が半数以上いたなんて、恐怖でしかない。進歩的な考えだったアメリカは、実は100年前と全然変わらない人たちで一杯だった・・・・っていう感じ。
トランプ大統領から始まる最悪のシナリオ
そんなわけでもうそう書きます。
1 同性愛者への攻撃が始まる
アメリカの連邦裁判所は去年、すべての州での同性婚を合法としました。
このときも最後まで反対したのはオハイオ、ミシガン、ケンタッキー、テネシー・・・・すべてトランプが勝利した州です。連邦裁判所が合法としたときも、実は半数以上の国民が「腹立つ」と思っていたわけで、アメリカのLGBTのひとたちは、自分たちに弾圧が始まるんではないかと戦々恐々のはず。特にLGBTは知識階級に多くてAppleのティム・クックもそうですよね。
2 南北戦争ならぬ、東西対真ん中戦争勃発
南北戦争は、工業地帯と農村地帯の指導権争いだったわけですが、今回は「頭脳労働」対「肉体労働」の戦いです。頭脳労働者は1人あたりの稼ぎ高が大きく、「国に貢献してるのは自分だ」という意識を持ってます。アメリカの州ごとのGDPでは1位はカリフォルニア、2位がテキサス、3位がニューヨーク。1位と3位が反トランプなわけですよ。
税金納めてるのは我々なのに、貧乏人がそれを好き勝手にするのか!!
みたいな怨念(沖縄知事が首相になったときの都民みたいな)がたかまり、「カリフォルニア独立論」のデモが多発し、トランプはそれを力で押さえようと軍を投入。頭にきた都会の知識層は納税拒否や多数の訴訟で対抗。泥沼化していきます。アメリカは各州ごとに州兵を持っているので、ヤバいです。アメリカ内戦・・・・
3 トランプ暗殺!!
しかしトランプも、選挙時は差別主義を掲げたものの、そのとおりにやっていたら笑いものになることくらいはブレーンに言われて分かるでしょう。だから昨日の演説でも仲良くしましょう的な事を言っていたが、逆に中南部の非知識層は
騙しやがって!!!
になるわけです。一家に何丁も銃がある南部ですので、米軍のスナイパーも南部出身の人ばかりだといいます。つまり白人の退役軍人も南部にたくさんいるので、はじけるときははじけます。トランプさん、ヤバイです。
4 軍のクーデター
米軍の上層部では、全くの素人であるトランプが大統領になっても命令に従わないと公言していた人たちがいます。今後、
「金払わないので韓国から撤退するよ〜」
「金払わないので日本から撤退するよ〜」
「他国のためになんかするのは馬鹿だから国連軍もやめるよ」
になった場合、多くの軍人が職を失う。
いやそれよりも、自分たちの存在意義を無視されるわけで、この屈辱は代えがたい。世界を守っていたつもりが、「金がないからあんたたちクビ」になるわけです。
で、軍事クーデターが起き、南部の州兵と小競り合いの後、トランプは拘束され・・・・・
とまあ、考えているうちに何が起こってもおかしくないので円高傾向は続くと思います。
Kindleで総合17位まで上がってきた。いま書くならトランプ本だな