本日はメルマガとnoteの日。
1 ソーシャルのシェアにSEO効果はある?
2 台湾人向けの日本の特産品紹介サイト立ち上げについて
3 わたしのコンサルは個人でも依頼できる?
4 ブログと有料メルマガの内容のポイント
5 LINEブログを始める予定はあるか
6 Surface3からMacBookへ乗り換えた理由
7 ブログ表現がクライアントへ与える影響
です。まぐまぐ!またはBLOGOS、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。最近は日本人よりブラジルと韓国のフォロワーが急増しています。韓国ではサーフィンが凄いブームの兆しらしく。
緊急講演やるよ
さて、今週の土曜日。六本木のGRIPS 政策研究大学院大学にて、今回の事件に関係して「Webのオリジナルコンテンツのあり方」について緊急講演をすることになりました。出席は無料で誰でもOKですが、100席なので予約が必要です。立ち見でも良ければいいのですが・・。わたしの方針としてノート取るの禁止(ww)でバリッバリと出席者に当てていく授業ですので、気合いはいった方のみどうぞ。詳細と申し込みはココ
パクリ問題雑感
毎日AWSサーバが負荷分散のために3台体制になるほどアクセスいただいて、なんとかアフィリエイトでサーバ代捻出と思ってますけどこういうときの来訪者は広告踏まないの。そんな今日この頃・・・・
さて、パクリやってる奴らって、結局は「SEOのブラックハット」だと思うんだよね。ロード・オブ・ザ・リングの黒い魔法使いみたいなもんだ。Googleの目を騙して、役に立たないコンテンツを上位に表示させるんだから、古くはバックリンク買うのと変わらないと思う。白い魔法使いのホワイトハットは、ユーザーが見やすいサイトの構造とUI、そして役立つコンテンツを時間とコストをかけて構築していく。黒い魔法使いはコンテンツ作る力がないので、白い魔法使いから盗もうとするわけです。白い魔法使いは手間暇かかるので大量生産が効かないのが弱点で、そこを突かれた格好です。
実は自分もここ2年くらいの間、キュレーションメディアの構築のコンサルを2件したが、核となる人間に編集センスがないのと、専門的なキュレーターを集めるのが大変で、両方とも途中でプロジェクトを中止してもらって降りました。そもそも中の人に編集センスがないと非常に難しい。そういう意味でNewspicksはキュレーションと言えると思う。もともと図書館や美術館からキュレーションは始まっているわけで、キュレーターは基本的に専門家でなくてはいけない。1文字0.5円の貧乏主婦の内職でキュレーターとかがそもそもおかしいでしょ。
リクルートがギャザリーという自称キュレーションサービスをやっていて、現在大削除大会らしいのだが、我々OB、OGもはっきりいって激おこです。
彼はリクルートで編集長の経験があり、ダイエー傘下時代のリクルートで福岡ドームに関わったのだが、
多分、最初の方に登録したキュレーターが後ろのページになっていると思われるが、そうすると32ページ~29ページくらいまでは名前(本名かどうかは不明)と写真、それに割としっかりプロフィールが書かれている(約300名ほど)。多分、事業スタート時に周辺のライターやブロガー、関係者に声をかけて登録して貰ったんだろう。が、それ以降はキュレーターネームだけというのが大半になっている。キュレーター募集のページを見ると、審査・条件無し!で、1500名以上の素性のわからないキュレーター。利用規約では、第5条(コンテンツの取り扱いについて)の3、第三者の権利についての使用許諾確認は投稿者が行うこととし、投稿された物はギャザリーで自由に使えると明記してある
中略
要は、キュレーターの素性も審査しないし、投稿内容についても確認しませんと言っている。少なくとも、自分が在籍していた頃の掲載基準は厳しかった。fromA創刊の時には、アルバイトの募集先がいかがわしいことをさせていないか確認するために、客として確認に行ったりしていたくらいなのに。
と、マジでリクルートも劣化したと言わざるを得ない。とっとと謝罪して閉鎖しろ!
まずはパクられたほうが声を上げる
パクリ横行を防ぐには、まずはパクられたほうが大声を上げるべき。昨日のエントリーには防御策を書いたのだが、まずは「パクられた」と大声を上げることが大事です。ひったくりにあったときと同じだよ。
Twitterでパクられたと言われても本当かどうかもわからないので、証拠キャプチャーや検証、そしてクレーム入れたときのやりとりを時系列入れてしっかり起こしてブログにする。実名のほうが信憑性が高いから有利です。これをインフルエンサーにメンションすれば、だいたいはリツイートしてくれるはずだ。で、ネット上に記録に残すと言うことが大事なんです。
これが以下に続きます。
パクリサイトは何をされるのが嫌か
これは白い魔法使いと黒い魔法使いの全面戦争なのだ。戦争は相手の一番痛いところを突くのだ。
そうするとまずはこれが一番だよね。
1 バイアウトや上場の邪魔をする
なぜこんなにパクリサイトが蔓延したのかというと、2年前にDeNAがiemoとMERYをすごい高値で買収したことがひとつの大きな要因です。これで意識高い系の頭でっかちたちが
「コレは簡単だから自分たちも同じことして高く売ろう」
と思ったわけ。実際に芸能関係のパクリサイトが最近になって買収されています。中には「上場しよう」とか思ってるケースもあるでしょう。
しかし検索結果に「サイト名 パクリ」でずらーーーーーーっと何百も並ぶようになれば、買い手はつきません。今回の事でどこも敏感になっているので、買収の際のデューデリ(調査)のときには、パクリではないのかググってかなり調べるはずです。ここに何百も「パクられた」と出てきたら誰も買いません。デューデリって普通は公認会計士とか金融の専門家が行って隠した借金がないかとかを調べるので、ここまではやってないはずです。
上場審査も同じで、幹事証券会社は今後はこういうことを調べると思います。
いくら検索上位でアクセスがあっても、無価値になってしまえば閉鎖となるのが普通です。そのためにも泣き寝入りはダメなんです。
2 広告主の意識を高める
サンリオがMERYとのコラボ撤回「非公開になればお客様に迷惑」
自社は著作権ビジネスなのに、パクリのMERYに出稿していて恥ずかしくないのかサンリオ・・・・と、ほとんどのユーザーは思ったに違いない。しかも「非公開になればお客様に迷惑」ってピントが大きくズレてる。
公開になっていたら広告出し続けたのか
といいたいです。というかみんなそう思ったでしょ。「盗難車買いませんか」みたいなサイトに広告出していたのに気づいていない。わかってないのかもしれないが、サンリオはMERYとのタイアップで信用のダメージをかなり受けたはず。二度とサンリオ商品は買わねーと思った人も多いはずだ。自分のコンテンツをパクられた女性とかはみんなそう思うでしょう。
なかにはライオンさんのようにリリースまで出したところもあります。
「放射能に効く」「インフルエンザにならない」と薬機法に抵触どころかもろに挑戦するような内容の原稿で、勝手に販売サイトにリンクが貼られていたということなので、これはもう信用毀損以外のなにものでもない。損害賠償で何億も請求できるレベルだが、DeNA側からこの件についてなにもリリースはでていない。1円も儲からないのにライオンの販売サイトに勝手にリンクをしていたのは「こんな大手さんもうちに広告出しています」と他社に言うためだったのか。もしそうならこれは詐欺。
つまり「パクリを平気でやるところはモラルが低いから何をしでかすか分からない」という認識が広告主側にできれば、誰も広告を出さなくなる。そのためにはパクられた人が声を上げないといけないわけです。そうすれば「モラルの低い企業」という認識が広告主側に生まれる。
広告入れる前に
「サイト名 パクリ」
で検索すれば、そこが自社の広告にふさわしいかどうかが分かるわけです。広告代理店任せにするなと言いたい。
大手企業が出稿するということは、そのサイトにお墨付きを与えるということです。大手が出稿しなくなれば二流のアフィリエイトASPの配信する怪しいサプリや水素水や生酵素や毛生え薬の広告ばかりになり、そのサイトは怪しくて誰も見ないものになる。
まとめると、「パクリやってるところは絶対にサイト売却で大金稼がせない」「上場させない」「大手企業の広告入れさせない」という姿勢で我々しもじもが毅然とした態度で臨むことが相手に一番ダメージを与えます。
倍返しへGo!!
なのだ!!!文句だけいってもなにも解決しないよ。
昨日から始まったAmazonのサイバーマンデーセールなんですが、「永江さんがなに買ってるのか知りたい」とけっこう言われます。昨日Facebookで共有していちばん食いつきが良かったのが震災が来た時のための寝袋。3.11の時にアジスタに避難してこられた方々に物資を持って行ったのでありますが、冷たい体育館の床で毛布はきついだろうって思った。昨日のはタイムセールは終わってしまい600円くらい上がってた。本日はこれがセールになります。
タイムカードは7時開始になっているのだが、これっていつの7時??
3000円からいくらになるかはわからないので、ウオッチしていてください。