いよいよきました。
飲食店内は原則禁煙とするが、喫煙室の設置を認め、悪質な違反者には過料を科すことなどが柱になっている。政府は20日召集の通常国会に改正案を提出する方針だ。改正案では、医療機関や小中学校などは敷地内を全面禁煙とした。大学や官公庁は屋内を全面禁煙としたが、屋外での喫煙は容認した。飲食店や駅構内なども屋内原則禁煙としたが、喫煙室の設置を認めた。
やっときました。20日の通常国会で通って参院で可決されれば早ければ5月とかに施行されるのかな。期待大。
いままでは努力義務だったのが、改正案では「明確に禁止」となり、違反した喫煙者や施設管理者には、都道府県知事などが勧告や命令などを出し、改善しない場合は過料を科す。つまり罰金を支払わせることになる。喫煙を許してる店があったら都道府県庁に電乙すればよいだけ。ばんばんするわ。
そもそもである。
芸能人やミュージシャン、作家などに多い食道癌と咽喉癌、咽頭癌はほとんど喫煙者しか発症しない。喫煙と強いアルコールが要因なのは明白なわけです。忌野清志郎さんは咽頭癌で亡くなったのだが、煙草には放射性ボロニウム210が含まれていて一日一箱半喫煙する人のポロニウムによる放射線の曝露量は、年間で80mSvにも及ぶという(厚生労働省の資料から)。ソースは国会の答弁。
原発に反対してた忌野さんは喫煙由来の咽頭癌でなくなったわけで、個人的にはリスクの取り方が違うでしょと思います。芸能界では淡路恵子、やしきたかじん、三浦洋一、宮尾すすむ、赤塚不二夫、立川談志、桑田佳祐、小澤征爾、勝新太郎、横山ノックなど、みなさんがこの系統の癌になったり、亡くなられたりしてます。
喫煙者がこういう癌を発症しても健康保険を使えなくしたら喫煙率下がって健康保険の負担が減るよね。癌保険も使えなくしたら保険料が下がって非喫煙者の負担が減る。同様にアル中の治療費も自己負担にすべきと思います。好きでなったんだから。
なぜテレビは全面禁煙に反対のニュースばかり流すのか
※画面キャプチャは著作権侵害にならないんだよ、念のため
この法案について、テレビのニュースでは飲食店の団体が反対してるというのばかり流している。街の声として喫煙者が「もう外食できない」とかいうのばかり流すのだが・・・・
喫煙者ってもう20%切ってるんだよ!!!
街の声として流すなら「大歓迎」が8割を占めるわけなのに、流してるのは「禁煙になったら困る」というのばかり。とくに臍が茶を沸かしそうなのが「商売がやっていけない」「廃業に追い込まれる」っていう飲食店経営者の爺さん共。
馬鹿だろ??!!!
一店だけで禁煙にするんじゃないんだよ。全店がやるなら横並びで関係ないだろ。EUとかどこの飲食店も禁煙だよ。潰れてねーよ!!逆にいままでたばこ臭いのがイヤで外食控えていた非喫煙者が外食するからマーケットは拡大するだろ。何を隠そう、俺様がそうだ。
テレビが「禁煙反対」ばかり報道するのは完全にバイアスかかった偏向報道だし、芸能界やマスコミには喫煙者が多いから自分たちを援護するためのように見受けられるんだが、どうでしょうか。
【追記】 ワシントン在住の方から情報頂きました。
これもう、ほんとに諸手を挙げて賛同します。ここワシントン州でも数年前にバーを含む飲食店は全面禁煙になった(喫煙室も駄目)んですが、当時の反対派の意見がまさにそれでした。「バーなんてほとんど喫煙者ばかりなのに、禁止にしたら潰れる」とか。ところが蓋を開けてみると、今までそのせいでバーに行かなかった非喫煙者が足を運ぶようになり、かえって売上が伸びたのです。結局のところ喫煙者の割合が低いのだから、当たり前といえば当たり前ですよね…
ロンドン在住の方からも同様の情報が来ました。
まさにこれ!自分も煙草が嫌で飲み屋にはほとんど行かないけど、嫌煙になったら行ってもいいかなと思う。 https://t.co/9KUp9bp8F5
— Daisuke (@dsugiyam) 2017年1月17日
飲食関係者は未だに「禁煙→客が減る」という思い込みが強く、「あの店は煙たいから行きたくない」と考える人が増え、それによる機会損失には頭が回らない。完全禁煙にすることで客層が良くなるし、分煙設備などのコストもかからない等、メリットが多いのに、店主自身が喫煙者だとそれすら分からない。 https://t.co/M3nVzabhW6
— Takeshi Ueno (@Take_HUGO_Ueno) 2017年1月17日
本当にコレ。実際これが理由で俺は大半の飲み屋に行けない。そもそも現状既に2割の喫煙人口が8割を遠ざけてるわけで、大体横並びで禁煙化したら喫煙者が一斉にまったく外食しなくなり酒も呑まず付き合いにも顔出さなくなるとでも言うんだろうかw https://t.co/QbqSOceqfB
— 星崎連維(れん) (@rennstars) 2017年1月17日
喫煙者が吸い放題な飲み会は絶対に行かないし、コーヒーやケーキが美味しいと評判の喫茶店も喫煙可だったら行かない。マン喫もネカフェも分煙っていっても形だけで結局臭いが全身につくので行かなくなった。年越しそば食いに初めて行った近所の蕎麦屋には灰皿が置いてあったので二度といかない。 https://t.co/IMFDwv6BFc
— 緋円 (@hien_twit) 2017年1月17日
純喫茶、雰囲気は大好きなんですけど、だいたい禁煙どころか分煙もされてないから行けなかったので、これはウレスィ!! https://t.co/oMeARgCIbO
— ウエチリーヌ (@Uechiline) 2017年1月17日
賛同者多数!!
そもそも飲食業には喫煙者が多いから、それで反対してるんじゃないのか、業界団体。しかし8割の客はたばこ臭いのに迷惑しているわけで、煙草吸ってる店主の寿司とか「オエッ」となるレベル。煙草止められないなら飲食店辞めて欲しいです、ほんとこれ。
だいたい周囲の迷惑考えずに煙草をふかしまくる奴なんて、客として、いや人間としても低レベル。けっしていい客層ではない。たった20%に満たない客層のために、8割を超える客に我慢を強いるという感覚がおかしい。しかしこの法案でやっと日本も先進国の価値観になる。すなわち
他人に迷惑をかける、健康被害をもたらすのは悪
っていうスタート点に立つのです。非喫煙者の近くで煙草を吸うのは、ゴミの不法投棄、大音響でのカラオケ、バイクの空ぶかし、などと心理構造は全く同じなのです。低学歴、低所得者ほ喫煙率が高いのは日本に限らず世界でも共通。
禁煙と学歴の相関性とは?「高卒の禁煙率48.8% 院卒80.7%」―米調査
低学歴だから所得も少ないということがあるわけだが、煙草に月に1万とか2万とか使う金があるなら、有効利用すればもっと金持ちになれるのになと思う私でした。
成功率、めっちゃ高いこれ、すごい。悪い評価付けてるのは禁煙に失敗した人たち、星3つは両方はいるので除外して計算すると禁煙成功率は93%というレビューがものすごく説得力ある。でも低所得者で喫煙者のオッサンとか絶対読まないんだよな・・・スポーツ新聞だけだからな。