本日はメルマガとnoteの日。
1 テニス用品の中古品買い取りのニーズはある?
2 五本木クリニックの電子書籍バナーがトップページにないワケ
3 キャラクタービジネスの可能性について
4 わたしの情報収集源は何か
5 地域性を活かしたネット副業のポイント
6 新規出店に際し、別サイトを作るべきか
です。まぐまぐ!またはBLOGOS、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
ちょっと前に書いたのですが、Welq事件の時に講演を依頼されました。内容はnoteで無料公開しています。
実はこのとき、「メモ取るのは不可」ということにしました。このnoteの内容は小出雄太さんが必至に記憶して書き上げてくれたのですが、人ってこれくらいは記憶できるものなんですぜ。もちろん内容にはわずかに手を入れましたが、人はここまできちんと記憶できるわけです。
心強い記事もここに
メモを取っても記憶は定着しない:研究結果 wired
神経衰弱の実験でそれが証明された。
実験では、記憶のために与えられた時間中、半数の学生にはカードの位置と正体について紙にメモをとる機会が与えられた。そのほかの学生たちは、元から備わっている記憶力に頼るしかない。また、与えられた時間が過ぎると、メモをとっていた学生たちのメモは没収されてしまう。
両グループはさまざまなカードの位置と正体についてテストされた。そして結果としてわかったのは、メモをとっていたグループの方が、カードの位置を思い出すことについて、ずっと成績が悪かった、という事実だ。
「メモをとっていたグループの方が、カードの位置と正体に関して、優れた記憶があるはずだと予測された人もいるかもしれません」と、研究者たちは語る。でもそうはならなかった。メモをとった学生たちは、記憶の貯蔵に外部形式の技術を頼るあまり、彼ら自身の神経シナプスは、何もせずにいたのだ。
つまり、メモを取ることで「あとでメモを見れば良い」と考える人は、内容が全く頭に入っていないのである。
なんとリクルートでも・・・・
ほんとかよ、自分はいつも「メモ取れ」と怒られていたけどな。取ったことないけど。ww
自慢じゃないが生まれてからメモのノートも取ったことがない
実は自分、学生時代を含めてノートは1回も取ったことがありません。いつも怒られてました。ノートは取らずにどうしていたのかというと、
最低限、必要な事は教科書に書き込んでた
んですよ。これはメモか、そうなのか。違うでしょ。教科書はいずれ試験前に読み返さないといけないから、そのとき強制的にメモは目に入るからいいじゃないか。つまりメモではなくて「教科書への加筆」です。社会人になってからも、絶対にメモは取ってない。そもそも加筆するものもないから完璧にとってません。あ。ブログのネタの記事のURLとかはEvernoteに記録してる。URLは覚えられないもんな。
スケジュールはGoogleカレンダーに登録している。スケジュールは意味のない無機質な数字だから全く覚えられない。ついでに自分は電話番号どころか、人の名前が全く覚えられません。本日これから打ち合わせなんですが、すでに何度も会って打ち合わせしている人の名前が思い出せない。LINEの相手の名前を本名に変更して忘れたらそれを見るようにしてます。ww 昔の彼女の名前とかも全然ダメなレベルです。もちろん人としては記憶していてどんな会話したかもだいたい忘れません。
人の名前とか電話番号など「意味のない単語」は病的に全く覚えられないのだが、シェア比率とか、世論調査とかの「意味のある数字」は全然忘れない。どうも自分の脳は「なにかに関連づけたもの」以外は記録できないらしいです。これは病気ですか?
とまあ、それはさておき、打ち合わせの時はメモを取らない代わりに真剣に訊いてる。「聞いてる」ではなくて「訊いてる」なのは、相手が一方的に喋るものは忘れてしまう場合が多いのだが、こちらが質問したことについて相手が答えることは自分の質問と紐付けられるから覚えやすい。よって打ち合わせではめちゃくちやたくさん質問します。
その結果、どうなるかというとメモを取っていたディレクターから「議事録」が来た時に「アレが抜けてる」とか「コレを追記」とか指示入れてます。つまりそこまで覚えております。先方の名前は忘れてるんだが。ww
メモを取らないとこんないいことが
まず、プレゼンやスポットのコンサルなど、メモを取らない場合はずっと相手の顔を見て喋りますので、印象が強くなります。また、それと紐付ける質問とセットで記憶しますので、忙しく頭をフル回転させている必要があります。「なるほど、なるほど」と言いながらメモってる間はなにも考えられないでしょう?でもメモを取らなければ「なるほど」と言ってる間にそれに対しての質問を考えてます。
次に、メモを取らないのですから、会話中は常に優先順位づけをしています。話の中で重要なのはこの順番で、最後に「コレで間違いないか」という確認まで行います。メモを持ち帰ってあとで質問とかは考えもしないので、すべてその場で終わるようにしています。
まあ、こういうのは誰にでもお薦めというわけではなく、ノートを取ることで逆に整理できる人もいるでしょう。それならそれでいいのですが、わたしの経験上、打ち合わせの時に下を向いてパソコンをカタカタ打ちまくってる人は、仕事ができなかった率が非常に高いです。
怖いかもしれませんが、パソコンをうつのを止めて、打ち合わせに集中してみることをやってみたらいかがでしょう。記憶力に不安があるなら打ち合わせ終了後にメモを作ってさりげない顔して「議事録です」と出してみて「足りないところはありませんか」みたいに回してみる。なにか抜けていてもそこを指摘してもらって追記すれば良いんですよ。
そんなわけで、「メモ取るくらいなら人の話良く聞けよ」というお題でございました。
で、Amazonで「メモ 不要」で検索してみたらこんなのが出てきてしかも1999円で評価がメチャクチャに高い。これはメモに使ってるのか、それとも子供のお絵かき帳にしてるのか・・・