最近、Instagramでいくつか買い物しました。
Instagramに広告がでるようになって、マジでウザいのは糞アフィリエーターと自己啓発屋です。「××情報局」みたいな糞アフィリエーターは、内容と全く関係ないセクシーな写真や動画を貼って誘導する。アカウント停止されても次々と別のでやるからウザいったらない。見つけ次第、「スパムです」と報告しているのでみなさんもスルーしないでください。AIが裏で動いていてそのうち出なくなります。
で、自分が買ったものであるが、だいたいがファッション系です。まずはこれ。
なんとAmazonでは
25200円!!!
ですがMahabisの直販サイトでは11568円。イギリスから送られてきますが、なんと
世界中どこでも送料無料!!!
英ポンドで表示させると79ポンドですので11618円だから全世界本当に共通の価格なんです。イギリス国内で売っているのかAmazonUKで調べてみたら18ポンドくらい。www つまり通販サイトでは世界各国への送料が最初からビルトインされておる。通販サイトは最初から
グローバル狙い
ということになります。
メルカリがヤフオク!より使い勝手がいい理由のひとつが「ほとんどが送料込み」ということなんですよ。アメリカでもダウンロードアプリナンバーワンになったらしいが、eBayはほとんど送料別。落札や購入の後で送料を足したら「しまった、思ったり高かった」みたいな事がないのがいいわけですね。eBayは「送料+価格順で並び替える」という選択があるのですが、ヤフオク!にはない。たまにとんでもなく高い送料のストアが上にズラズラならんでイラッとすることもある。w
他にもアメリカの有名アウトドアブランドとか、カートに入れて最後の計算で送料100ドルとかになって「フザケンナ」と怒って二度と買わないみたいなのもある。昔から紙のカタログで通販していた、Cabelas、L.L.Bean、大嫌いなパタゴニアみたいなところはいまだに送料が高い。国内で販売することが念頭にあり、海外は直販か代理店を置いてそこに売らせ、本国から通販で買いたい物好きは高くてもいいだろ的な感じだ。
しかし、「全世界送料込み」という流れは、けっこう大規模に押し寄せてきている。その大半が新しいメーカーとか販売会社だ。いままでの考え方に縛られない。それを後押ししているのが全世界的に横断するソーシャルのInstagramなわけ。最初から世界中の人に販売するならうってつけのメディアですな。
で、先日もイギリスのNewChicというファッションサイトの広告が出てきたので試しに買ってみたのよ。ここも全世界送料無料だが・・・
や。やっすーーーーーーー!!!
シマムラより安いんでないか。これは。しかもアプリから買うと20%オフになります。
なんでこんなに送料込みでいけるのか、試しに買ってみたら分かった。とりあえずセキュリティのためにPayPalで支払いました。
1000円くらいの商品でもトラッキングまでちゃんとできるのだが
中国の物流倉庫から来るのね・・・・
eBayでも中国からの発送は無料のものが多い。おそらく中国の郵便はコストが安いんだと思う。だから物流を中国にしてるのだ。
世界どこでも送料無料の流れでなにがおきるか
他にもいろいろな所で買っているが、全世界送料無料の流れは着実に来ると思う。つまりグローバル化だ。
自動翻訳も非常に進んで、Etsyというハンドメイドのショッピングモールがあるのだが、基本的にはアメリカの会社で英語がベースですが、日本語を選択すると
こんな感じ。世界の主要言語に対応している。
ほとんど完璧に訳してくれるので、普通に学生の時に英語を勉強していたレベルなら困らないと思います。
AIが進化してくると、翻訳機能はだんだんと使用するのには問題ないレベルになってくる。加えて全世界送料無料の嵐です。たった数年でメルカリのおかげで日本のリセール業界がマイナス成長になったように、日本国内だけを考えている「日本語のみ」「送料は別途」のECにはじわじわとボディブローのように効いてくると思う。5年先だと思っていたら大間違い。もっと早いでしょう。
旧態依然の楽天のシステムでなんとか食ってるようなところは、この流れが来たら一気に押し流されてしまいそう。中国からの安売りのファッションとかは、中国倉庫から無料でもっと安くなるようになったらチーンです・・・。現状に安穏とせず、常に先を見て手を打っていかないと、シャッター商店街はつい目の前まで来ている。
6月になってKindleの月替わりセールが変わりまして、コレが来ました。正直、ビットコインはほとんどわからないのでこれを読んで1時間で知ったかぶりをします。