ネタ探しに総務省の平成28年版情報通信白書見ていたら、ひっじょーに気になるのを発見しました。
この情報通信白書はネタの宝庫ですのでまた使います。
さて、暗黒の2025年も間近に迫り、人手不足の解消の視点もあって、AIの開発が本当に進んでいます。いまや噂によると出会い系サイトのサクラはほとんどAIに置き換わっているということです。ということは10年くらい前の出会いサイトのタコ部屋でリストラされたおっさんらが、両手両足にガラケー持たされて竹刀持って見張ってるちょっとヤクザな人らに「とっとと課金させんかい!!!メッセージ出しまくれ」と怒鳴られていた（あくまで聞いた話の想像図）のは過去の話なのか。
ちなみに出会いサイトでサクラを見破るコツとして「会いたい」とか言ってきたら「自分は一風堂のラーメンが好きなんだけど、××ちゃんは白丸と赤丸のどっちが好き?」みたいな質問をするというのがありまして、AIは内容を理解できないから無視して「いつ会える?」ってかぶせてくるとかいう人もいるけど、それは無料のLINE@くらいのレベルで、クラウド型のはどんどん進化するからすぐに見破れなくなる。
Siriさんでもこれくらいで返してきます。
出会い系で課金するために送られてくるメッセージって判で押したように同じ系統（やったことないので一応調べた）だから、一番AIに置き換えられやすい。出会い系で「安倍の共謀罪どう思う」とかいうやつは100%いないから、過去数千人の会話からよく出る話題とか解析すれば進化は簡単です。テキストだから解析も楽だよ。
ということは、出会いサイトでサクラやってたおっさんらはみんな失業したはずだよね。同様に技術レベルの低いサポートとか、グレードの低いホテルの受付とか、そんなのはAIとレジが連動したのが安価で売り出されたら一瞬で失業です。キツい肉体労働はAIには置き換わらないけど、頭をあまり使わない事務作業が簡単に置き換わっていくわけ。かつてOLといえば一般事務だったが、PCの普及で事務の女子は激減したのと同じです。
しかし・・・である。日本人は危機感が全くないらしい。いや「自分は絶対にAIに置き換わらない」という職業に就いてる人はいいんです。自分も大丈夫と思います。総務省の調査によると
N=27なんで有識者ってそうそういるもんじゃないわけだが、雇用の安定性に配慮して制限しようとかいうひとは２割もおらず、イケイケどんどんであるべきだが圧倒的多数であります。政府も関与してやれが過半数です。つまり
AI導入は走り出したらあっという間
なのである。しかし殆どの日本人はリテラシーの格差が鮮明になってる今、「AIなにそれ、おいしいの」みたいな人も多く、特に「置き換えられる層」でそれは顕著だと思う。テレビは「このハゲー!」と「松居一代動画」ばっかりやっているし新聞も読まないし、だいいち新聞もAIのことなんて全然書いてない。一番弱いとこです、それ。
その調査結果がこれです。アメリカの就労者と日本の就労者の意識の違い。
日本の就労者、危機感なし
これ、日米とも1000人以上に聞いてるのでかなりの精度なんですが、アメリカの就労者の８割近くがきたるAI時代に備えて知識を学んだり転職を考えたりいろいろしてるのに、日本は過半数が出たこと勝負・・・・・
加えて
日本の就労者、勉強する気なし
まじで終わってます。首切られたり倉庫に配置転換させられたりしてから慌てるレベル。受け身もほどほどにせいよ、と。
そして、マスコミも芸能ネタと蓮舫ネタと加計ネタばかりやってないで、ちゃんと国民に迫ってる危機について報道しろよといいたい。
大企業に勤務していればいるほど、効率化、利益追及を考えてAI導入はあっというまにやってきますよ。なにも準備してませんと少子高齢化対策くらいにしておきなさい。就活生も企業の知名度で選ばないで、こうしう視点で選ばないとあとで痛い目見ます。
これが一番分かりやすいよ。しかもKindle版が分かりやすい!!
