北朝鮮や中国の脅威が強まっている。憲法に自衛隊を明記して、少なくとも危機が及んだときの交戦権は認めるべきという論議はごもっともだと思います。自分も改正には賛成です。
しかし、北朝鮮は100%の確率で日本を核攻撃してくるのか
中国は100%尖閣諸島を武力で占領に来るのか
といえば、確率は高まったとは言え、100%とは言えない。むしろ北朝鮮からの核攻撃が100%ならこちらも生存の権利があるわけで、死ぬより先制攻撃で政権を崩壊させにいって当たり前だ。だが100%じゃない。むしろ核攻撃してくる可能性なんて1%もないでしょ。
しかし、日本には8年後には顕著化する、100%の確率でやってくる日本という国が滅びていく少子高齢化の大問題があります。
8年後の日本はどうなるか。ノストラダムスじゃなくて必ず来る2025年を見てきたように語る
2060年の若年層の人口の薄さ。半端ないでしょ。老人の国ですよ、こりゃ。
1990年には人口の1/4が19歳未満だったのに、2060年にはたったの13%です・・・・8人に1人だ・・・
2025年には日本で一番多い人口は80歳くらいになるのです。地方の人口は激減するのですが、首都圏では逆に増加し、特に団塊の世代は若いときに出てきたままで定住している首都圏に集中しているので、首都圏のベッド数が足りなくなる。病院で臨終を迎えられない人が数十万人出てきて政府は「家庭で看ろ」とか言ってますが、そんなことになったら働けないから貧困化が半端ない。
首都圏ではこんなに入院設備が足りなくなり、逆に地方ではいまの高齢者人口が寿命で激減するので余りまくる。ただし地方では若い介護従事者もいなくなるので、ゴーストベッドばかりになるのではないかと・・・・赤く囲ってあるところが病院難民が増える地域。一都三県と大阪、そして沖縄です。高齢者で病院が溢れたら、若い世代はどうなるんだ。
これを根本的に解決するためには少子化を止めるしかない
それ以外に解決方法はない。が、待機児童を無くしたり、奨学金を少し増やす程度で子供は増えるのか・・・・たいして増えないでしょうな。
憲法14条を改正しよう
日本では安倍さんも認めたように、「高齢者偏重」の社会福祉制度であり、若い世代は負担ばかりが大きく見返りが少ない。
だから「学校の声がうるさい」とか、「保育園作るな」とかジジイが怒鳴り込んだりする。ドイツやカナダなどの先進国では、「子供の声は騒音ではない」と法的判断が下されたと。子供は国の宝だから、うるさくて住めないお前が引っ越せ、というわけです。ドイツも少子化に悩んでいるのでこうしたらしい。
そこで、日本国憲法を改正する。そうでもしないと日本全体の意識が変わらない。
【いまの14条】すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
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【改正案】すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。ただし12歳以下の年齢の者の権利は、将来の日本を背負う宝であるから、ほかの世代よりも尊重される
★出産費用は無料
★医療費無料
★教育費も無料
★公的交通機関、飛行機も無料
★給食費無料
★私立でも学費無料(中学までの私立は殆ど偏差値高いです)
★虐待は重罪とし子供への強制受動喫煙とか傷害罪を適用
★学校教師の質を上げるための施策
★災害時の避難は12歳以下から
★病院では優先的に治療を受けられる
保育園や小学校の建設には何人も反対できない。財源は他の世代の社会保障を削って充当する。自分の医療費が上がっても子供の世代に充当させるなら自分はかまわない。人生のあがりのポジジョンより、これからの国を担う人材に金を回す。ここまでよくすれば、「もうひとり生もうかな」という人も増える。
ひとつの政党もこうした案を出してこない。2025年問題も誰も触れない。
憲法9条より、早急に14条を改正したほうが日本が生き残れる確率がよほど高いと思います!!
Kindle日替わりセール・・・・・読みたいが泣いてしまうので読めない・・・・どうしよう