本日はメルマガとnoteの日。
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2 自分の強みは何かを判断するには
3 ビジネスに「運気」は影響する?
4 わたしがInstagramをやっているワケ
5 購読している有料コンテンツはあるか
6 莫大な資産を得るために起業したいという医学部生へ
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今週の回答は特に6番がオススメです。ブログにしようと思ったくらい。ww
で、本日の話題はこれ。
貧困は社会のせいだ、社会が悪いっていう人に限ってちゃんと働いてないだろという気がする。ぶっちゃけ、日本で本気で必死に働けばだれでも年収1000万位は狙えると思うんだよね。気の利いたラーメン屋とかみんな楽勝でそれ以上あるはず。いわれたことしかできない労働者が一番貧困でしょう。
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2017年12月11日
何気なく呟いたツイートに食いつく人多し。ww
まあ反発してくるヤツは一生年収1000万とか不可能だと思うんで、読まなくていいですよ、腹立つだけだから。ww
だいたい「誰もが全て1000万の年収稼げるようになる」とか言ってるわけじゃない。こんな簡単な事に反発してるあんたには無理だという前提だからあなたは除外されてるの。
給与所得者の年収はどんな感じ?
年収1000万というと、年収300万の人からしたら自分の3人分なわけで、夢の夢のように思うかもしれない。実際日本で年収1000万の人は4%といわれていて、つまり25人にひとりしかいない。
25人に1人の年収1000万以上の皆さんが日本の所得税の半分を負担しているって知ってます?
自分の周囲を見渡すと年収1000万円以上はウヨウヨいる。が、年収200万のヤンキーの回りは同じクラスタばかりだから夢のように思えるだけ。いま増税について与党内でいろいろ検討されているが、庶民の味方(w)公明党は「年収800万円超では中間層が増税となる」と、年収800万は中間層としております。
平成26年度の国税庁の調査を見ると
男性800万円以上で見ますと13.3%になり、7.5人にひとりになります。女性も含めると一気に下がって8.4%
逆に男性で年収200万円以下は10.8%で、800万円以上よりも少ない。年収200万以下の男は800万以上の男よりずっとレアな存在なのです。
だが、女性全体で見ると年収300万以下が65%だ。パートなどの給与所得者も含んでいるためで、家計を豊かにするには男女差別を無くて女性の本格的な社会進出が必然であるとわかる。世界でも日本の専業主婦率は異様に高い。保育所のちゃんとした充実や補助は少子化対策にも効果があるが、日本の世帯収入を押し上げる効果も十分にあるということ。
4%の1000万以上の給与所得者(男性だと6.6%)を考えると、その多くはサラリーマンというより自営業者で、自分の経営している企業からの給与の額だと思う。が、経営者の場合、自分の年収を1200万以上に上げると累進課税が強烈で、所得税と住民税のために働くことになるので、月収100万円にとどめてあとは経費で使っている人が多いはず。
「あなたも年収1億円」とか謳うインチキ情報商材屋がいるが、年収1億円にしたら所得税を約4000万、住民税を1000万円くらい払うことになって実際には半減してしまうから普通はこんなことはしないというか、したら馬鹿。自分に1億の給料払うより事業投資に回すはずだ。売れてる芸能人が個人事務所を設立して給料制にするのはコレです。
ついでにいうと年収300万の人は税金はざっくり25万位しか払っていないと思うが、1000万だと250万くらい取られる。年収が3.3倍で税金は10倍だ。手取りでは2.7倍くらいになるので1000万ではそれほどリッチなわけではない。年収300万で子供を2人私立大学にやる親はいない(というか不可能)と思うが、1000万の家庭では教育費が重くのしかかる。生活は楽じゃないんだよ。
しかし、だ。前述のようにサラリーマンの年収1000万と自営業の年収1000円は全く違う。自営業者、経営者の多くはクルマも会社の経費にしているし、飲食代も接待や会議費としているケースが多いと思う。自分も仕事に使うパソコンやデバイスはみんな経費にしているから、使えるお金はサラリーマンよりずっと多くなるわけです。
サラリーマンの給料が高い業界、安い業界
安月給でこき使われているサラリーマン、良く考えないで就職している人も多いが、国税庁の調査では
という感じで、
飲食・宿泊業は激安
ということになる。小売りも安い。年齢層が低いからということもあるが、この業種は自分で経営するにはいいが、一生勤務するには向いてないのが分かる。自分で飲食店を起業するつもりで修行するならいいが、雇ってもらって安泰に暮らすというのはないっしょ。働いている人の給料は、「その人が得る利益からの割り当て」なので、利益率が低い業界や仕事では給料が安くて当たり前なのです。高い給料が欲しければ自分が生み出す利益がでかい仕事に就かないとだめなんだわ。
逆に高いのは電気、ガスなどのインフラと金融、保険、ITなど。筆頭は民放。この業界に進むならサラリーマンでも出世すれば1000万を狙えるが、高学歴が必要なのはいうまでもない。また、池井戸潤の小説でもおなじみのように金融業界は自分を殺して働かないといけないぜ(偏見)
稼げる年代はいくつくらいなのか
これも国税庁が出してます。
年収がピークに達するのは45〜50代。そこにピークを持って行くように人生設計をしないといけない。逆に20代で1000万とかは非常にレアで、急ぎすぎて情報商材屋や詐欺師にならないように注意したい。ww
会社興したって最初から社長に高い給料設定したら社員もついてこないしだいたいが飛ぶ。w
しっかりと利益を出し、株主さんや従業員にもきちんとした還元をして自分もしっかりと給料をもらうためには起業してすぐに高収入とかあり得ないでしょ。
年収1000万は夢なのか
ストレートにいうと、自分は全くそんなことはナイと思う。
もちろんその人の能力や、労働意欲や、環境にもいろいろ左右される。が。いますぐではないにしろ、10年、20年計画で地に足を付けてやっていけば、誰でも狙える範囲にあるとは思います。
ポイントはいくつかあって
★サラリーマンより自営業有利
これはもう全く100%間違いない。理由はひとつで、サラリーマンは自分で給料を決められないが自営業は決められるって事だ。自分で自分に1000万出したければ、1000万出しても利益が出るように事業を回せば良い。こう書くと「ドロドロになって働いて死ぬ」とかいう激馬鹿がいるが、自分は週に3日ジムにいって2日波乗りしてます。サーフトリップは年4回くらい行きますよ。
実際、気の利いた流行ってるラーメン屋さんならみんな1000万位は楽勝であるでしょうよ。学歴が低ければサラリーマンで成功する可能性は低いが「けん」の井戸実氏はたしか神奈川で1番偏差値の低い工業高校の出身
前にこの本のプロデュースをした杉本氏は極貧の生い立ちで実の父親から刃物で腕を刺されるという経歴の持ち主。この本読んだら自分が甘いって分かると思うよ。
この2人は極端な例だが、低学歴でもきちんとした起業をして経営者になれば、高年収はもちろん、社会的な地位も高くなる。ホリエモンだってこの2人のことはレスペクトして付き合ってます。
そして最後に一番大切なことを書く。
年収1000万とか高収入の経営者は、事業を楽しみながらやって結果として社長として成功して高収入になっただけで、金が欲しくてやったわけじゃないということ。孫さんだってザッカーバーグだって同じでしょう。金のために働く人はそれで得られる以上の仕事はしないから、ずっと低収入なのよ。仕事自体に意義を感じて頑張るから成功する。高収入はその結果であって目的じゃないんだな。