先日のこのエントリーがバズりました。
朝日新聞が「奨学金は貧困ビジネスだ」みたいな感じで攻めてくるので、「そもそもDQN親が保証人になってる場合に個人破産が多い。機関保証の人たちはみんな返済してる」というデータを付けまして、
保証機関保証にすれば全て解決!!
という提案をしたわけです。しかし有利子といっても非常に低い利息で、384万円借りても毎月たったの16561円の返済。
これが返済できなくて自己破産って、そこに至るまではおそらくずーーーーーっと支払いをバッくれていたら「もう猶予できないからまとめて返済しろ」というのが来て、それは払えないから自己破産ってことじゃないのと推測する次第です。
そしたらまた朝日新聞がぶっ込んで来ましたよ。
前半部分はこのタイトルと関係ない非常にいい話ですが・・・
後半は・・・・
連帯保証している人が亡くなったら借金は自分に来る
というのは当たり前だと思うんですよ。奨学金だけが特例じゃない。悲劇仕立てにする意味が分からない。
息子の借金の連帯保証をするなら、働き始めたら生命保険にはいるのを約束させるのは当然だと思う。月々1800円のこくみん共済くらい入るのが常識でしょう。こくみん共済の宣伝してもしかたないが、
病気でも400万円でるから奨学金返せるでしょう。息子の借金の連帯保証するならこれくらいやらせなさいとしか言えない・・・つまりこれはリスク管理の問題でしょう。仮に息子が車買うのでローンの保証人になってくれといってきても、息子が亡くなったら残債請求は来ますよ。連帯保証ってそういうことじゃないですか。
で、どうやってぶっ込み返そうと考えていたら、凄いのいただきました。
オチとして"奨学金延滞者の20.4%は貸与終了後に返還義務を知り、半数の10.9%は延滞督促を受けてから知った"というJASSOの調査結果を掲載しませんか?https://t.co/HMoqIuJd8I pic.twitter.com/1xKtbQ9IO6
— TAMAGO (@tamago3884) 2018年2月15日
仰天!!奨学金延滞する奴は、要するにバカ
これ、仰天しますから・・・
返還義務を知った時期
延滞する奴の3割が返さないでいいと思ってた!!!
もらったもん勝ちと思ってたという・・・・・。延滞しない人の95%が実際に借りる前に「奨学金は返すもの」と知っているが、延滞する奴の3割がまともに契約書も読んでいない。なんと2割弱は督促が来て初めて「奨学金って返すものなんだ」と知ったらしい・・・・
すみません。これってつまり
同情できないスッゲー馬鹿に金貸した
ってことじゃないですか。返さないでいいと思っていたらそりゃ延滞するし自己破産もするわ。んで・・・・
日本学生支援機構のホームページの閲覧状況(択一)
ITリテラシーも相当に低いとしか考えられない・・・・
巷では「奨学制度が間違っている」「これで破産する人がいるとは悲劇」と人権派のかたたちがいうけど、この資料見る限り、奨学金で自己破産しなくてもほかで自己破産しそうだし、契約書もまともに読まないで申し込むわけだから仕事もできないだろうし、高い給料の職業も無理でしょ。奨学金制度を崩壊させないためには、サラ金と同じく貸す前に
重要事項の説明を義務づけ
で終わると思います。奨学金はすべて高校が窓口。Fラン高校が窓口になっているのを止めて、本人達が直接申し込むようにすればすべてが解決すると思うんですよね。とにかく進学率を上げたいFラン高校がFラン大学に行かせるために超適当な説明でどんどん申し込ませてるんじゃないかね。延滞率の高い大学じゃなくて高校名を挙げた方が良いと思うよ。
以上、簡単な話でした。
半額になってるのでこれ、オススメ。一緒にこのエントリーもどうぞ
ネットからマジョリティへの認知にはキャズム(溝)が深すぎるという講義