と、2回続きまして、本日は第3回目。
実は先日、Facebookで見知らぬ方からメッセージが来ました。主婦の方で、フォローしましたという挨拶だったのですが「投稿楽しみにしてますね。大学生の子供を持つ主婦です。最近ビジネスに目覚めて、少し楽しくなってきました。」というのでタイムラインを見てみてたら・・
情報商材詐欺師にはめられてました (-_-;)
そもそも「ネットビジネス」というだけで100%詐欺と思っていいわけですが、情報商材屋も昔は「ソーシャルを金に換える」とか言っていたのが誰も引っかからなくなり、今度は「仮想通貨で億り人」になってますが、仮想通貨が暴落して規制も厳しくなったいまも無知な方相手に風呂敷を広げて現金化しているようです。www
なんども書いてるように、そんなに儲かるなら人に教えないで自分でやる。www セミナーやるのは「馬鹿を洗脳して金を集める方が自分でやるより儲かる」からで自分もホリエモンもとにかく奴らはカスだと思ってる。いまだ引っかかる人が結構いるのは驚きです。
で、起業する時に起業セミナーにいくほど馬鹿なことはないと書いているが
本日は、
では本当に成功した人はどうやって情報を得たのか
ということを、経産省の中小企業庁の大規模調査のエビデンスから解説したいと思います。果たして「情報商材屋の起業セミナー」に出た人はいるのか!!!!???
学生のときに受講した起業家教育は?
ダントツの1位はお金に関しての勉強
なのでした。これはどんなタイプの起業家もみんなやっています。
逆に起業家による講演会や交流会への参加は20人に1人もいません。これには「本当の起業家の講演」のほうが圧倒的に多いはずだから「情報商材屋のエセ講演会」みたいなのはほとんどいないはず。www
このグラフは「大成功した」「一応、成長はしている」「設立当時から変わらないかダウン」の3種類にわけているのがキモで、
大成功した人はとにかくちゃんと勉強した
ということが如実に表れている。教育も受けているし、本も読んでいる。詐欺師の話を詐欺師と見抜けず感心して聞いてるレベルではとうてい成功なんてする要素もないわけだ。この中でも大成功した起業家がそうでない人たちとの差が大きいのは、
職場体験・インターシップなどの経験
の差です。この体験にたいしては2倍くらいのポイント差があり、大成功するためにはとにかく
受け身ではなく、自分から飛び込んで学ぶ姿勢
が最重要であるということがはっきりわかる。詐欺師のセミナーに出てなにか分かったような気になっている受け身では成功するわけもなく、自分で積極的に飛び込んでいって体験することこそが大事なわけです。
たとえばある分野で起業したければ、聞きかじった話で分かったふりをするのは素人。本当に成長する人は迷わずそのジャンルの企業や商店に飛び込んで働き、場合によっては無給(インターンシップ)でもいいので働かせてもらう。無給であっても実際にその場で働けることは、授業料払わない分だけお得なんですよね。能動的に動ける人しか企業で大成功しないという証明ですな。
すぐに金になる、儲かるは → 主語が違っててすぐに儲かるのはインチキセミナーの主催者だけ
ということです。すぐに儲けようというのは素人だけ。本当に成功する人は最初にいろいろな方向、手段で経験値を積んでいく。
あと、この話とは関係ないけど面白いのがこちら。
急成長しようが低迷しようが、一番多く起業するのが第2回でも説明したサービス業です。起業しやすく廃業しやすい。しかし高度成長型はサービス業の比率がもっとも小さくなる。実は医療・福祉の比率も平均値より小さい。
平均値より高度成長しやすいのはデータで見る限り、
製造業
建設業
情報通信
あたりです。製造業は他社と明確に差別化できる、参入障壁の高い製品があれば一気に成長できるし、建設業も先日テレビで「平成建設」って凄い建設会社を取り上げてた。競合がカスばっかりだからその中で差別化するのは簡単です。
情報通信もメルカリはじめ、いけてるところは急成長できるのはご存じのとおりです。
そんなわけで今週も仕事します。もういっぱいいっぱい・・・ww
いまAmazonでティファール半額セールみたいなのをやっていて、旧型かもしれないけど自分もこれを買いました。打ち合わせにいくときシャツがくしゃくしゃだったりするとき、使ってみたらかなり良いです。なんでこんなに安いのか・・・メルカリに出したらせどりができます。