産経新聞とFNNの今月の合同調査の結果が面白い。
もちろんもっとも右派のメディアだから完全に政権より、体制よりのわけですが、それでも
安倍政権の支持率がヤバい。
じゃあ左のテレビ朝日報道ステーションはどうなのかというと
支持率こそサンケイが10ポイント弱高いが、不支持率はほぼ同じ・・・(-_-)
という結果になっております。以前になんども書きましたけど、朝日の調査で自民党支持率がサンケイより低くなるのは
「朝日新聞の調査です」
「がちゃん」
という右の人や
「産経新聞の調査です」
「がちゃん」
という左の人がいるからですが、
不支持率がほぼ同じという不思議となっています。ちなみにいつも中立的なのはガチャン比率が少ないと考えられるNHKですが
2018年4月調査で
「支持する」38%
「支持しない」45%
となっていました。携帯電話にも電話するし、サンプル数が多いのでいちばん世論に違いのではないでしょうか。ちなみにNHK調査では麻生大臣は辞任すべきはこんな感じ。全体の36%です。
で、産経とFNNはサンプル数が1000位で少なめなのですが。今回は面白いデータが出ていました。全体では麻生さんは辞任すべきだ45.6%で辞任の必要はない49.8%。NHKより10ポイントも厳しいが、NHKの調査はセクハラ事件の前だからですね。
「麻生太郎財務相辞任不要」世代別でクッキリ 高齢者は58%も若年層は26%
10・20代では71・7%が辞任不要とし、辞任を求めたのは26・8%だった。これらの比率は年代が上がるほど接近し、60歳以上では逆転。58・4%が辞任が必要だとし、辞任不要との回答は35・5%にとどまった。
若い人ほど「麻生さん辞めなくていい」が顕著!!!
というのが非常にオモシロス。10〜20代の7割以上は「麻生さんは辞めなくていい」と思ってる。
他のメディアでは年代別のデータまで公開していないので複数方向からの比較ができない。よってここからは完全な推測になるのでなんの根拠もありませんが、適当に語ってみます。
若者はどうして麻生さんは退陣しなくていいと考えるのか
まず前提として日本の年代別の平日の情報取得のソースです。これは昨年の総務省の大規模調査から
見たら分かるが、20代はテレビの視聴時間が短い。テレビよりネットを見ている時間の方が長い。新聞はまったく見てないと言ってもいいほど。
逆に60代はテレビが殆どです。1日4〜5時間見ている。が、新聞は25分しか見てません。新聞はほぼ終わってる感じ。ネットは30分くらい見てます。
前から書いているようにネットの論調は保守に流れます。
つまり若者は保守に流れ、高齢層はリベラルというか左になるわけですな。いい方を変えると若い世代は論理的になり、高齢層は感情的になる。若い世代はエビデンスを重視するが、高齢層は理屈ではなく感情中心です。
そうなると若者的には
麻生さんが辞めるべき理屈がない
部下をかばったら辞めないといけないという法律なんてないし社会的道義もない。ケシカランというのはセクハラしたり改竄する官僚であって、麻生さんはセクハラも改竄もしてない。
理屈 > 感情
なわけです。麻生さんが部下の不始末で辞めるべきなら、テレビ朝日の社長と上司も何回もセクハラになってる女性記者を取材に差し向けたんだから辞めるべき。・・・・自分もそう思うぞ
麻生さんみたいにかばってくれる上司が欲しい
これもあるかも。上司が無責任に部下にみんな押しつけるような環境なら、部下の言うことを信じてくれるなんて頼もしくていいと思ってるのかも。
辞めさせてドタバタしてまた後手後手になる
若い世代はいまがヤバいことが分かってます。少子高齢化まったなし。自分の将来が不安だ。高齢者は死んじゃえば良いが、これから何十年も生きていかないといけない。なのにこんなことでドタバタして我々の生活、どうしてくれるんだ的に思ってそう・・・・・。
しかし、若い世代は人口が高齢者層の半分もいないし、選挙にもいかないから声が反映されることはないんだけどね。と悲しく添えて本日を終わります。
最近、大量に消費しているのがこちら。コロナビールを狙っていると思うのだがカロリーもアルコールも0で毎食二缶飲んでおります。