先日、オリンピックのメダリストの番組見ていたら、競泳メドレーの某選手が「メダル取ったらFacebookが凄いことになって友人申請が上限の5000になった」と言ってました。これは、と思って検索しましたが、検索でヒットしないようになってると見えて、出てきませんでしたわ・・・・・。誰かこのブログ読ませてあげてよ〜
さんざんっぱら、ブログで書きもしましたが、いまだに全く知らない方から友人申請を毎日いただくわけです。特にこのときは物凄く、シェアが10000の大台超え、イイネが50000越えたもんですからもう大変。まったく知らない方から友人申請が1日数百人単位できました。知ってる方にも10人くらいに見つかりました。
実はわたしのFacebookアカウントには
こんな感じでトップ画像に注意書きを入れてるわけです。当然ながら基本データにも書いてあります。実際のところ、友人申請時にメッセージも無くて単に申請だけしてくる方が70%以上。メッセージが付いてるときはお断りを返信しますが、無い場合は完全スルー。おそらくなんの断りも入れずに申請してくる方は、パソコンではなくて携帯から基本情報もよく読まずに気軽に出してる気配。
もし、わたしの投稿に興味があって友人になりたいのならば、フィードを公開しているわけだから、フィード購読していただければ同じこと。わたしの投稿にレスも付けられるのだが、たぶんそのあたりが分かってないと思われます。
でもって、本日は、なんで自分が知らない方と友人にならないのかを記載しちゃうのでよろしく。
わたしが会ったこと無い人の友人申請を受けてないのは以下の通り。
1 友人にしか公開していない情報がある
Facebookを仕事にも使っているので、基本情報には、知らない人には教えたくない情報を掲載してます。メルアドなどは友人だけに公開しています。だからどこの誰かも分からない人と友人になれないのです。
2 あなたが本当に実在するかどうかわからない
申請しているご本人は自分のことですから安心ですが、こちらは全然知りません。いくら自己紹介されても本当かどうか分かりません。さらには自分の基本情報を一切隠したまま友人申請されたら絶対拒否です。
Facebookにはおそらく日本だけでも10万単位の架空IDがあります。非常に巧妙に創り上げられた架空IDも多数あります。8/4の共同通信の報道で、世界のFacebookのアカウントの8.7%が架空IDであると出てましたが、これは非常に実感と近い数字で、日本のユーザー数が本日現在で広告ツールから見て1250万人ですので、10万人分が架空IDなわけです。なんの疑いも持たずに友人申請を受けまくっている場合、11人に1人は架空IDです。というか実は比率はもっと高まります。架空IDと1人友人になると次から次へと申請が来るからです。
だれが何のために架空IDを多数作って運営しているのか。何度もブログに書きましたけど、どうも出会い系でも無ければ情報を収集して売ってる気配も無い。しかし初期の架空IDの多くは中国語サイトからの写真流用。一人が友人になると次々と友人申請が来るという非常に組織化された運用。日本人なら知っているはずのことを知らない(男子校の灘高卒業の上智の女の子までいた 爆笑)。
投稿の大半がニュースの引用に一言感想で、自分の言葉で殆ど投稿しない(完全に日本語を使いこなせない?)などから、国会議員や日本のマスコミにウイルスメールを送りつけてる国が情報収集の為に組織的にやってるのではないかと考えた次第。政治家や有名人などの友人欄には、こうした架空IDがびっしりです。ちょっとしたプログラムを回せば、日本の要人の「今日の行動解析」なんかは簡単にできるわけですね。たとえば焼き鳥屋の客が「今日、泥鰌総理が来た」って書き込めば、ここが泥鰌総理の行きつけの店だって分かるわけです。こんなのはCRMツールを使ってスパコンで解析すれば簡単にできます。
面白いのは、こんなにたくさんそれっぽい架空IDがいて、さらには一人と友人になると凄い勢いで同類から友人申請がくるのに、わたしが↓のブログを書いてから、それっぽい友人申請は一人も来ないこと。すでに未承認が数百人分あるというのにです。不思議じゃないすか?? いかに連携が取れているかの証でもあるわけですが。
ただ、最近は非常に巧妙になっているのが増えてきました。「実在の会社に勤務」のはずなのに、その会社の人たちに聞いてみたら誰も知らなかったというのは過去に何人も発見させていただきました。「実在の会社」「実在の人の本当の履歴」を書いてるIDもかなりあるようで、本人が自分がもう1人いる、と分かってびっくりして発覚というケースもあったとか。
関連エントリー このほかにもけっこう何回も書いています
Facebookの恥汚染、数千の架空IDは、どうもあの国の仕業らしいの証拠
拝啓Facebook殿 日本のFacebookで恥かしい汚染が広まっております
3 友人数が300人を越えるとメンテナンスができない
メンテナンスといっても2種類あるわけです。たとえば友人の投稿にコメント付けたいと思っても数が多くなれば目を通せない。そして疎遠の友人の投稿は自分のフィードにでなくなるのでそもそも友人である必要も無い。これはまあポジティブなメンテ。
というほかに、実はネガティブなこともやってます。それは友人のいわば「Facebook素行調査」(笑)です。たとえばセキュリティ意識の低い人はケンテイとかバースデーとかのスパムアプリに簡単に手を出すわけで、こういう場合、教えてあげる人には教えるけど、そこまでする相手ではない場合は友人をこっそり切る。でないと自分にまで被害が及びます。
また、誰かが誰かと友人になったら、自分のフィードの右に出ます。架空IDと友人になっていた場合、上と同じで大事な友人なら教えるし、そうでないなら切ります。友人が多い人は巡回して確認したりもしています。実はこれでけっこう切りました。余談ですが、明確な架空IDだと指摘しているのに全く理解できない輩もいました。ここまで来ると笑い話です。
で、こうしたことを考えると実際300人でも運用が大変なのです。現在ほぼ上限なので、1人と友人になるためには1人を切らないといけない。なので現在は、本当に出会った人以外は申請を受けていない次第です。
自分のセキュリティですので自分で管理が基本で、そもそも基本情報をほとんど書いてないとかも書いていても嘘っぱちばっかりな人は、セキュリティを気にする必要もないわけですが、わたしは違うのでこういう具合な訳です。あしからず。ただし自分のセキュリティ意識の甘さから、友人に大迷惑をかける事態も生じるということは頭に入れた方がいいと思います。つまりセキュリティ意識の低い人がハブになってるわけです。
何度も紹介しましたが、IBMのセキュリティの専門家の守屋さんが書いた本です。これだけでは分からない人にお勧めします