本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
1 人材業界の広告掲載型モデルの未来
2 わたしの1日の労働時間はどのくらい?
3 ビジネスアイデアをお金に替えたい
4 叔父の社労士事務所の後を継ぐべきか
5 プラスメッセージの可能性について
6 これから航空会社に将来性はある?
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
昨日のエントリーがまたバズっております。
先進各国に比べて、日本の企業(たぶん役所や病院なども)はビジネスICT(情報技術)ツールの導入が全く進んでおらず、それで働き方改革と言ってもまったく机上の空論であることが明確になったわけですが、本日は「どうしてこんなことになっちゃったの」という点について、これまたエビデンスを元に解説したいと思います。
未だに80代の義父が手書きで帳簿付けてる実家、手書きで住所録作らされた小学校、申し込みが手書きじゃ無いとダメな市の事業…悲しくなる?https://t.co/FKK35NcMAo
— 623@webディレクター (@ww623) 2018年7月10日
これも強烈だなー。
意思決定している老害おっさんたちが、未だに電話中心社会を生きているから無理ですね。
Slackとか絶対知らないだろうからなー。LINEすら使ってなさそう。きつい。
https://t.co/BybBy3LcBK— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) 2018年7月10日
まあ、各方面から「うちも、うちも」という声がしきり。
日本は特に中小企業が多く、それが建設・土木とサービスに集中してるというのも輪を掛けてる。そこって喫煙率が一番高い業界(エビデンスを前に紹介した)で、一番ITリテラシーが低いとこ。
しかし、マスコミや大きなメーカーさんでもビジネスICTツールの導入がほとんどできていないところが大半。または導入していても管理職や経営陣が使ってないからまったく稼働しないも多数。某大手新聞社も内部情報によるとExcelで残業時間を記入して電卓で叩いて合計出してる支社があるんだって。支社じゃなくて死者じゃないのか。過労死するのも当たり前だ。病院でも今どきタイムカードさえないところがあるらしいよ。
いろいろな理由があると思うが、まずは
みたいなことも原因のひとつ。海外では中高生からPCに親しむわけで、海外の映画見ていてもレポートはPCで書いている。日本はまだほとんど手書きでしょ・・・・。スマホとPCではできる範囲が違うんだから、スマホがあればすべて解決とはいかないのだ。役職者が全メンバーの勤怠状況をスマホの小さい画面で確認できるわけない。高卒やFラン大卒業生は社会に出てはじめてPCに触れるわけです。あかんやつや。または業界によっては全く触れない。これが管理職になったら絶対ICT化に反対する。
しかし、明確にこれが理由だと思われることがあります。
それがこちら・・・
2017年の社長の年齢分布は、60代の構成比が31.98%で最も高かった。70代以上は26.18%となり、調査開始以降、最も高い構成比となった。一方、30代以下は3.22%にまで落ち込んだ。
社長の平均年齢を業種別に見ると、「不動産業」が 61.5 歳で最も高く、他業種と比べ 70 代(21.4%)と80 歳以上(7.6%)の割合が高い。
日本の社長、じじい化一直線!!!
不動産業のITリテラシーがド田舎並みに低いのはこれでわかったはず。
またまた平成30年版通信情報白書から・・・・
商工リサーチ調べでは日本の社長で一番多いのが60歳代だが・・・
60代になると
電子メールは使う(81.3%)が、SNS利用率はがっくり落ちる(30.7%)など、ITリテラシーがドスンと落ちるのが明確に分かる。一番使ってるネットサービスは「天気予報」だぞ。ゴルアッ!!
一般の60代と経営者層は違うだろうし、経営者の中には60代や70代でも十分にリテラシーが高い人もいるのは知ってるが、それにしても50代と比較してガッツリと落ちるのは間違いない。
こういう老害がトップにいれば、ビジネスICTツールの導入なんて決済されるわけがない。社長が使えないものを導入したら社長業が成り立たないからだ。
先日、NHKだと思うが(自信がない w)、テレビで生き残りを賭けた地方銀行の番組をやっていて、若い頭取が就任して最初にやったのは電子決済の導入と、各行員に専用のスマホの貸与。そしてトップに直接決済を要求できる改革だった。中間管理職を飛ばして頭取に決済してもらえるのだから、スピードが速くなり、業績が格段に向上したそうだ。こんな程度で業績って上がっちゃうんですよ。
愕然とするのはこちら
社長年齢と業績の関係では、70代以上は「減収」、「赤字」の割合が最も多い。「連続赤字率」も10.7%に達し、社長が高齢化するほど業績に負の影響を与えていることがわかる。
高齢社長は会社の経営を危うくすることは、データが証明してるわけですな。
だいたい経団連だって、会長の中西宏明氏(72歳)はじめ60歳以上ばっかりで指導部が占められていて、この人ら、ビジネスICT(情報技術)ツール使えるの? みたいなお爺さんで一杯です。
もちろん、高齢者にも働く場が必要なのはわかる。が、今の時代、ITリテラシーの低い社長は会社の経営を危うくしてしまうのである。ビジネスICTツールの導入なしでは働き方改革もできないから、社員は無駄な作業に忙殺され、定時に帰ることもできない。どんどん国力落ちていきますよ。経営者の皆さんも「自分はもうデジタルが分からない」という自覚ができたら後継者にとっとと道を譲るべきです。
机上の空論吠えてみます
これから考えるに、本当に定年制が必要なのは、従業員ではなくて経営陣なわけです。それでも経営者に留まりたければITリテラシーのテストを受け、合格しないと去らないといけないくらいで良いのである。株主総会で提案してみてください。w
安倍さんに起きましては、リーダーシップを発揮して、すみやかに官庁へのビジネスICTツールの導入を決定し、実績を上げさせることだ。議員も使いこなせない老害やお馬鹿なオツムの人は引退して貰う。でないと官庁との連携ができない。理想的なのは
国会議員から官庁への電話禁止!! w
で、SlackでもなんでもいいからビジネスICTツールでないと問い合わせもできなくさせる。これ、最高ですよ。記録が残るから、あとで紙の書類は捨てましたとか言い訳できないし、国会議員の素養としてビジネスICTツールを使いこなせるというのが基準になる。野田聖子さんが公約してくれるなら次期総裁選は必死に応援するよ。
また。転職、就職するときは必ず経営者の年齢と「ビジネスICTツールの導入状況」について確認する。「うちはそういうのダメなんだよね」と言われたらブラック確定しますのでそこには就職しないという選択がオススメです。そういう企業はもう終わりの時が目の前です。
そんなわけで、日本の働き方改革が遅々として進まず、過労死もたくさんいて、休みも少なく、したがって働く世代の選挙の投票率も低いのは、すべて官庁と政治家のリテラシーが低いことが発端である。ここを底上げすれば民間もついてくるに決まってるということで本日の話題を終えてメルマガ出します。
この間Twitterで、「災害に遭ったらペットはどうする」という話題がありまして、避難所に連れて行くとペットのアレルギーの人もいて、そうなったらどうしようと我が家ではテントを用意しています。使い捨てみたいなもんだから数日過ごせればよいからこんなやつ。とりあえず避難所で1泊くらいしてその後は愛犬と公園生活すべく、アウトドア用品のとりまとめをしておりますよ。オススメです。