非常に面白いデータ分析が富士通総研のサイトに掲載されてました。
このレポートにあるように、ネットは分極化が起きやすいと言われてきた。パヨクとネトウヨに代表されるが、これを「ネットでは自分好みの情報ばかりを選ぶ一方で反対の意見には接しないという「選択的接触(selective exposure)」が起こりやすく、「エコーチェンバー」現象が加速するから」という風に言われてきたのである。
確かに放射脳の人は放射脳の人としか交わらないし、ネトウヨはネトウヨ同士。パヨクはパヨク同士でたまに普通の人に放射脳が絡んだりすると徹底的に叩かれる。が、自分は実は別の見識でいたのであります。「エコーチェンバー」現象は両極端の人に限られ、一般の人は実は違うのではないか。
ここに書いたが、ネットとの親和性の低い人は、たとえば新聞も数紙とる人は稀だから、朝日新聞なら左寄り、産経なら右寄りに徐々に洗脳される。沖縄なら新聞取るだけで左に洗脳だ。
テレビはどうなのか。ニューステーションはかなり左寄りだったからあればかり見ていたら左に寄ったかもしれないが、そもそもネットに接続しないような人が朝生のような政治番組を見るのか。そもそもテレビっていまはそれほど政治よりの番組自体がない。
このレポートで興味深いのは以下の部分。
しかしながら、この指数(分極化が進んでいたということ)と回答者のメディアとの接触度の関係を分析したところ、分極化指数とフェイスブック、ツイッターの利用との間には有意な関係は見られなかった。フェイスブックやツイッターを6か月の間に新しく始めた人たちの間でも、また以前から継続的に利用している人たちの間でも、意見の過激化が進んでいるという傾向はなかった。また、ネット上のブログを読み始めた人たちは、意見が過激化するのではなく、逆に穏健化する傾向にあった。つまり、今回の調査では、世の中で言われているように、インターネットでのコミュニケーションが政治的な意見を過激化させ、社会の分断につながるという証左は得られなかった。分極化が進んでいる兆しはあるが、仮にあるとしてもネット利用とは無関係である。
ブログを読むと穏健化する!!
確かに自分も「永江さんのブログ読んで放射脳から洗脳が解けた」とか、「パヨクだったけどおかしいことに気づいた」みたいなメールやメンションをいただいたことはけっこうある。ww
極めつけがこの部分・・・
今回の私たちの調査結果からは、分極化を招いている原因はインターネットではないことが示唆された。年齢が高い人ほど過激な意見を持つこともわかっており、この点からもネットの影響は疑わしい。ネットの利用で意見が過激化するなら、ネットに親しんだ若年層ほど過激化しそうなものであるが、事実は逆だからである。
高齢者ほど過激!!
確かにネット上では、どう見てもパヨクの老人や、逆にネトウヨの老人が多くいる。老人に限らず、地方のリテラシーが低い中高年にパヨクや放射脳やマルチやトンデモがゴロゴロいるといつも書いている。わたしの説の後押しで非常に嬉しい。ww
政党の支持を見ても
自民党支持は朝日新聞の調査では明確に若者と70歳以上なのだが・・・・出典
日経の最新調査だとさらに70代以上と若年層に割れる。
しかしだな・・・
これは昨年の2月の産経新聞の調査であるが
旧民進党の支持層も60代以上がメイン!!
なのである。要するに
分極化しているのは高齢層
ということになる。このレポートでは、「高齢層は頭が固まっていて柔軟に考えられない」という感じでぶった切っていて、ネットに親しんでいる世代はネットから得られる情報で柔軟化し、穏健化していく。いろいろな情報を比較検討すれば、世の中そんなに簡単にはいかないことがわかるからだ。在日を追い出しても生活は良くならないし、企業に重税課して貧乏人に金をばらまけばみんな馬鹿馬鹿しくなって働かなくなる。そんな単純なものじゃないのだ。そういう意味で高齢者ともうひとつ、専業主婦も洗脳されやすく分極化されやすいと言える。
ただ今は若者が自民支持でも、情報はいち早く受け取れる世代だから、支持率は固定されず状況によってかなり変わる。実際、モリカケから若年層の自民党支持はかなり下がっている。
わたしのブログを読んでいただいている皆さまにおきましては、できる限りネットとの親和性が高く、穏健で頭の柔らかい人とお付き合いすることをオススメします。ww きっと幸せになります。
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