昨日のことですが・・・・伊豆でサーフィンしていたのですが、3連休の初日というのに驚きました。
もちろん、曇ってて時々ぱらつく雨とか、気温も低めでテンション下がるのはわかりますが・・・・
観光客が全然いません!!!
サーファーはいます。この人たちは天気も関係なく波さえあれば年末年始も関係なくいます。
しかし現地の飲食店も昼時でもガラガラだし、一番驚いたのが
沼津から都内まで渋滞一切無し!!!
3連休の初日というのに朝3時とかの超早朝の時間帯と同等のガラガラで、いつもは必ず渋滞するはずの横浜インターから厚木までの間もガラガラで流れています。
9月の3連休に北海道や大阪に観光に行こうと思っていた関東の人たちは、近場に切り換えるのではないかなと思っていたので驚きました。昨日は天気が悪かったから3連休といえども今日から出かけるのかなと思って今朝の朝8時半の渋滞情報見たら
ガラガラ!!!
9月の3連休は観光地や遊園施設にとってはかき入れ時です。特に今年は夏が暑かったから9月に期待していたところも多かったはず。毎年3連休は道路が激混みなのででかけるのを躊躇するのですが、いままでの3連休でこんな記憶は3.11のあとは初めてです。
当然ですが、中国地方から京阪神に大型台風が直撃のあと、北海道のブラックアウト。
上陸から10日を経過した9/14時点で関西の停電はほぼ解消し残りは36戸
9/12に帯広の仕事のパートナーの制作会社と話したところ、肉以外の食料品が全く買えず、コンビニやスーパーはすっからかん。いつも昼はコンビニ弁当だったので食べるものがないと言っていました。これが9/13
新千歳空港のローソンはおにぎりもサンドイッチも無く、ゆで卵だらけです。 pic.twitter.com/6158c943mz
— 40X (@40x40x) 2018年9月13日
しかしね・・
熊本市長の大西一史氏「連休に北海道観光に行って」。被災した北海道への気遣いに感謝と賞賛の声
この記事見て最初に思った正直な感想は・・・
現地の人が食糧調達がままならないところにいって、観光客がいいもの食わせろとか現地の人の食べるものを奪ってまで観光に行く必要があるのか
でした。。ボランティアなら自分で食べるものは持参していくんだろうが、観光客がそれでは観光にならないし、なにより地元にお金が落ちないから意味がない。普通、こう考えませんか?
しかしながら、9/15時点ではだいぶん回復した模様です。いま確認したら帯広も14日くらいから平常に戻った模様。
今日のイオン、妻によると数の制限はあるもののだいたい一通りの物は揃ったようです。牛乳と納豆は少なく野菜は高いという感じとの事です。 https://t.co/CCRYNQkN1D
— カワウソ (@bookbookhello) 2018年9月15日
マスメディアって、食糧がないというときは大々的に報道するんだけど「回復した」とは報道しないんです。ググったけど出てこない。かき入れ時の被災地を支援するなら
もう、食糧の供給は問題ない
と、必ず後追いで報道してくれないと、そもそも行こうという気になりません。北海道にいく最大の目的は「食を楽しむ」ことだし、ましてや現地の人たちが炊き出しに並んでるのにご馳走食べる気にはならないでしょうよ。
北海道の震災は、直下型とはいえNHKの18日の報道では「12日午後8時現在で、住宅への被害は、全壊が厚真町で31棟、北広島市で13棟、安平町で7棟、むかわ町で3棟確認されています。札幌市でも10棟以上が全壊し、今後さらに増える見込みで、道全体ではあわせて64棟以上が全壊したということです。」ということなので、トラックがぶっ飛んだり1000棟以上が被害を受けた台風21号よりずっと少ない。
阪神淡路では震度7の地域では10万5000棟が全壊したので、人口密集地ではなかったとはいえ、北海道の厚真の震災は同じ震度7では被害がずっと小さかった。建築学科出てるけど素人のわたしの推測ですが、北海道は耐寒のために壁が分厚く在来より保温性の高い2×4やプレハブ工法、要するに耐震強度の高い家が多かったのではないかと。実際、去年厚真に行ってるのですが、平屋がとても多いなと思いました。停電の影響が深刻だったが、震災自体は被害はそれほど大きくなかったわけです。
それより問題は、国民全体の被災鬱とか、被災ヒステリーではないか
これはいままでの被害ですから、稼ぎ時の秋の連休シーズンに観光客がガランの状態が続ければ、飲食業や観光業、交通にどんどん大きな被害が出ます。これでは立ち直るにも資金が尽きて、倒産が続出してしまいます。
加えて
日本中がお通夜になってどうすんの?!
です。たしかに友人、知人に北海道や関西の人が多く、それを見ていると遊んだり買い物したり外食したりする気にならないのは分かります。でも総理府の調査で今や日本の産業別就業者数は
卸し・小売りとサービス、飲食・宿泊、運輸で4割を超えます。つまり
日本中がお通夜になると被災地以外も全滅
してしまうんです。お金を使うことが税金を納めて自分たちの周囲を豊かにして、結果として被災地を救うことになる。自粛はなにも生みません。
まだ遅くないので、今日明日は家族や友人と外出したり外食したり、買い物したりでお金を使いましょう。それが復興の手助けになります。
と、本日は非常に真面目なエントリーでした。
ネット通販で非常食を買っておくのだって立派な消費です。自分もけっこう買いました。
乾パンとかけっこうパサパサしそうなので自分はおにぎり。災害時の時は玄米でなくてもいいや。w