本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
1 個人の釣りブログの収益アップは見込めるか
2 5歳の子供に読解力を身に着けさせるには
3 「カジノディーラーへの転職」ってどう?
4 わたしの東京オリンピックの観戦方法
5 40歳から新しい仕事を見つけるには
6 ハンドメイドアクセサリーの店舗のネットでのアピール方法
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
さて、以前よりわたくし、日本の労働環境と利益効率が悪いのは、以下の理由が大きいと指摘しています。わたしがというより総務省が指摘しているんですけどね。w
日本の経営者が高齢者のため、とにかくITに疎い
↓
会社にビジネスICT(情報通信技術)を導入しようとしない
ビジネスICTっていうと大変なことに聞こえるが、サイボウズやチャットワークやSlackみたいな我々はごく普通に使ってるものもそうです。
↓
ロスが多く労働効率が悪い上に利益が上がりにくい
という悪循環。経営者が高齢でなくても田舎の会社だったり、2代目馬鹿社長だったり、特に飲食やサービス業は酷すぎると思う。結果として利益率が低いために従業員の給料は安く抑えられ、労働時間が長くなるわけです。
しかし逆に言えば、そんな遅れている業界だから、本気で改革すれば軽く優位性を取れる。自分がネットの集客のコンサルする場合も競合が弱いジャンル、たとえば士業系などはすぐに優位な位置が取れる。競合が昔からの「紹介」や「人のつながり」でしか集客していないなら勝負にもならずにワンサイドゲームだ。以前、潰れかけの釣り船屋さんをV字回復させたことがあるのでこれはよく分かる。
その例がIT Mediaにも出ていた。非常に面白いから絶対読むように。
借金10億円、倒産まであと半年――創業100年の老舗旅館「陣屋」をたった3年でV字回復させた方法 (1/5)
倒産寸前だった老舗旅館をホンダのエンジニアだったご主人と継いで、営業方針から建て直し、フロントとして入社してきた元エンジニアにSalesforceを開発させて導入。ここまででSalesforceのネイティブアドと疑ったがとうでもないらしい。w
2010年に2億9000万円にまで落ち込んだ売り上げは、2012年には4億円台にまで回復し、黒字に転換。就任から3年で文字通りのV字回復を成し遂げた。
ってマジで凄いです。
詳細は読んで貰えればわかるのだが、ここで言いたいのは
従来型の古い企業ほどICTで凄い競争力を得る
ということだ。もちろん↑のケースではご主人は元ホンダのエンジニアだし、女将は元リース会社ということで、「代々旅館を経営してます」的な若旦那とか高齢経営者とは違う点も大きい。「そんなもん使えるか」みたいな拒否反応がないからだ。
「接客業だと思って入ってきたのに、1日の約8割がバックヤードの業務に追い立てられているような状況でした。この業務を圧縮して接客に注力しないと、クオリティーは上がりません。しかし、その接客も属人化してしまえば、担当者がいないときのサービスは総崩れになります。会社にとっての財産である情報を1カ所にまとめ、共有しなきゃいけないと考えました。もともとPDCAという概念すらないような職場でしたが、それによって改善活動もできますし、無駄な会議も減らすことができます」(宮崎さん)
ぶっちゃけていうと、地方のこうした行き詰まった系の経営者は地方の名士会、たとえば商工会議所とかライオンズクラブみたいなところの交流しかない。遅れている人たち同士で相談し合ってもなにも進まない。地方の会社のコンサルをすると、とにかく相談相手のリテラシーが低くて頭を抱えたくなる。
いまからでも本当にやる気があるなら、古い概念を捨て去って勝負を賭ける経営者がいてもいいと思うのだが非常に少ない。このブログも届かないと思うのだが、実家が同様なケースの方は、後継者になって建て直すのも面白いと思うよ。競合が弱すぎて面白いほど効果が出ます。
ホリエモンから、2年前に取材してるとコメントあり。ほんとや
倒産危機にあった老舗旅館を ITで立ち直らせた! 『陣屋』社長・宮﨑富夫が語る 旅館の未来とは? 1/2前編
これは必読。印刷版は3000円以上するのにKindleは無料。税金で書かれているので買わないと損!!