SoftBankがイーモバを買収、iPhone5でのテザリングを一ヶ月早めてのサービス開始となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さてSoftBankのテザリングについては、
毎月のデータ量が7GBを超えた場合に請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限されますが、別途お申し込みいただくことで制限なく利用いただけます（2GBごとに2,625円かかります）。
ということなのですが、前にも書いたとおりパソコンでフツーに使用すると１時間で1GBは楽勝で使用しますので、テザリングでパソコンつないで１日仕事で使いまくるとその月は速度制限が入り、月末まで昔のISDNくらいの速度となってほとんどメールを読むのも苦労するくらいになります。ちなみに以前のブログに書きましたが、docomo回線のSo-netモバイル3Gで速度制限が入ったときにはブラウジングはほぼ不可能となりました。月の頭に速度制限が入ったときにゃ、iPhone5は一ヶ月は通話とショートメール専用キッズケータイになります。速度制限が入っても「多少遅くなるんでしょ」と思ってる方は、たぶんISDNの時代を知らないんでしょう。実際に速度制限が入ったときはこんな感じ
右が災害時・・・爆遅。ほとんど動きません
要するに、メインのケータイでテザリングすると、いざ速度制限が入ったらその月はただの電話になることを覚悟しないといけない。なので、メイン機でのテザリングは緊急措置として、やはり別機のWiFiルータかテザリングスマホが必要になってくるわけで・・。
なので、テザリングできる、ヤター!というのはテザリングしたことの無い人に多いわけですが、昨日また、世にも奇妙なサービスを楽天がスタート!!
業界初！LTEの高速通信が月額980円で利用できる 「楽天ブロードバンド LTE」提供開始
↑こちらがリリース
NTTドコモのLTE網を利用したデータ通信サービスが急拡大する中、月額1,000円以下でデータ通信可能なサービスが続々とリリースされています。しかし、その殆どが100kbps～150kbpsの速度制限を課した低速通信であり、LTE網の最大のメリットである下り最大75Mbps（※）の高速通信を利用するためには、追加で各社が用意する速度制限解除用のオプション等を購入する必要がありました。そこで、フュージョンと丸紅無線は、安価で快適なモバイルデータ通信サービスを求めるユーザのニーズに応えるため、業界で初めて月額1,000円以下で速度制限解除オプション無しにLTEの高速通信が毎月200MB分利用可能な「楽天ブロードバンド LTE 980円エントリープラン」（以下、エントリープラン）の提供を開始いたします。
たった、200MB??!!(○_○)
下り最大75Mbpsが本当に出たとすると、計算上、１分持たずに使い切るわけです。こんなデータ量でLTEの意味が??
200MB超過後：最大100kbpsになるそうなので、１分過ぎるとほぼ停止状態に・・・。ちなみに3Gで使っても200MBくらいはパソコンつないでちょこちょこネットサーフしたりするとすぐ使い切ります。
高速通信の意味は「動画などの重いデータ」を「非常に速い速度」で転送することにあると思っていたのだが、どうも楽天の中では違うらしい・・・。
そこで、このサービス。どんな人にオススメか、特別に考えてみたゾ!!
１ 月１回しか外出しないが、普段持ってるスマホがSoftBankで電波が悪く、月１回の外出先では電波が拾えず、緊急のメールが来たら困る
→そもそもキャリア換えた方がいいし
２ 使わないけど、自慢気にWiFiルータを持ち歩きたい
→どうせ使えないので、ヤフオクで中古のルータ1000円で買いなさい
このサービスの初期費用4200円で十分買えます
あとは・・・うーん、うーん・・・わからない。いったいどんな人がこのサービスを使うのだろう。世の中には意味の分からないものがたくさんあるが、ここ１年で一番訳の分からないものがコレでした。以上。
余談ですが、Amazonのアフィリエイトの成果見ていると、このネスカフェのドルチェがかなり多い。アフィリエイトっていうのはここをクリックして24時間以内に買ってもらったものがすべてカウントされるわけだが、この商品、おそらく大ヒットしているものと思われます。なにせこの私も毎朝、ドルチェでコーヒー入れてからスタートしているわけで・・しかしどこもほとんど値引きが無い。値引きして売ったら検索から死ぬほど売れると思います。
