来年10月に消費税が8%から10%に上がる事が決まりました。
「消費税が上がる → 日本の景気が悪化して終了する」みたいなことを公言する極端なリフレ派の方がいますが、自分はそうはならないと思います。
考えて見たら分かる
消費税率が5%から8%の時は税率が60%も上がったわけで駆け込み需要があった。しかし今回は8%から10%で税率はたったの25%しか上がらない。税込み金額ではたったの1.8%しか上がらないわけ。100円だった買い物が101.8円になるだけで日本経済が崩壊なんてしないって。だから駆け込み需要もたいしたことないと思う。
100円だった買い物が101.8円になるだけで
日本経済が崩壊するなら
インフレになったら全員死ぬわ。ww
これほどデフレからインフレにならないと日本は終わるって言ってるのに、100円のものが101.8円になるだけで日本経済が終わるならインフレになったらどうすんねん。もちろん年金しか収入のない高齢者は1%でも上がったら大変というかもしれない。が、その年金を払っているのは若い世代で彼らの生活のために負担が少しくらい増えることにグタグダいうなと思います。
自分は昨日も書いたとおり、
日本の景気を本当に回復させるためには、日本人のマインドリセットをしないと効果がないと言い続けている。財政圧縮はもちろん、ジャブジャブとお金を刷りまくって公共投資してもインフレにはならないと信じる。それでなるなら3.11復興の時に東北でインフレが起きてる。将来が明るくなくて不安だと日本人が思ってる時点でインフレにはなりようがないのだ。少子化も止まらないしやる気も起きない。消費行動も起きない。ZOZOTOWNの前澤さんみたいな金持ちがジャブジャブ金を使うのは「将来も稼げる」と思っているからだ。
一般庶民の消費税があがる対策について
で、それはさておき、来年10月に消費税が上がる前に、駆け込みで買い物をしておこうという人はある程度はいると思う。実際には100円で買っていたものが101.8円になるだけなのだが、こういう計算ができない主婦とかたくさんいそうだし。税込み30000円の電子レンジが30556円になるだけなんですよ。
実際に高額不動産やB to Cの資材などは額が億単位なら1.8%の金額の差は大きい。実際、いまのうちに仕入れておこうと品薄になってる模様です。こういうケースでは億のものなら180万円違うから多少は変わるでしょう。
んが・・・・!!!
前回の時にブログを書いて大反響でテレビからも取材が来て朝のバラエティに出てしまったのがこちら。
現在の家電などの価格は大半が定価がなくオープン価格だから、便乗値上げと言うより需要と供給のバランスで価格なんぞいくらでも変動する。
そうすると、増税前はみんなが買おうとするので
こんな感じで価格が上昇するわけよ ww
このエントリーを書いたときにいろいろカカクコムで調べたら、だいたい2ヶ月前から上がり始める。つまり来年の8〜9月は計算ができない人たちが消費税上げの前に爆買いを始めるので絶対に買い物しちゃだめ月間に突入するわけです。
実際、前回のとおりだとだいたい5〜15%くらいは来年の9月には価格が騰がる。たった1.8%しか税込み価格が上がらないのに、15%高いものを買ってどうすんの、であります。
テレビでこれが流れたとき、西川先生が「直前にたくさん買っちゃった」と絶句しておられた。テレビではいろんな評論家が無責任にも「消費税上がる前にコレは買っておいた方がいい」的な価格の変動を加味しないコメントをしていて、リテラシー低い主婦とか高齢者は餌食だな、と思いました。
来年の7月までに大きな買い物は済ませろ
で間違いないです。本当です。
リテラシー低そうな人に教えてあげてください。
Amazonではいまメンズファッションセールをやっておりまして、ジムに行くときにのためにコレを買いました。公式サイトより1000円くらい安かったのでつい・・・・