GWに読んどけ。わたしのオススメの小説続きの六選

2019年4月21日

3日前に書いたコレが意外と人気。

GWに読んどけ。わたしのオススメの小説六選(後日追加の六選も書きます)


で、GWまではあとマジで1週間くらいとなり、出かける計画を決めたりいろいろ忙しいことと思います。日本気象協会の天気予報はこんな感じです。

特に4月30日は「平成最後の日」、5月1日は「令和最初の日」ですのでお祝い気分も高らかに、行楽地は大賑わいのはず。行楽地にいかれる方は、スマホで購入してスマホで使えるJTBの電子チケットサービスPassMeがかなりお得なのでぜひご利用を。チケットも並ばず買えてだいたいが割引になってます。

個人的なオススメは
としまえん
新江ノ島水族館
近場だと穴場の目黒雅叙園
那須ハイランドパーク
八景島シーパラダイス
あたりです。あくまで個人の感想です。

子供の時に読んでいなくてもいまなら読める

自分が小中学生のときに読んだなかで面白かったものを挙げてみます。実は少年少女文学全集とかって中身が相当に削られていてオリジナルだと全然違ったりするんだよね。

で、まずは絶対読まないとだめなヤツ

こちらは皆さんが知ってる無人島に流れ着いて脱出するまでの人間模様。昔、これ読んでハワイで「ブラッドフルーツ」(パンの実)買って焼いたら、パンどころか芋でした。植民地時代なので視点がかなり上目線ですが、かなりの面白さです。で、これが

実はロビンソン・クルーソーは無人島脱出してからが長い。アフリカ・インド・中国を経てアジア大陸を横断するのである。もうほとんどマゼランの世界。壮大な物語なんでございます。無人島時代と違っていろんな人が登場する。ロビンソン・クルーソーは上下揃ってひとつなのです。


もうね。巨大な王族が食ってくって食いまくってはちゃめちゃやりまくる中世の騎士道の壮大なパロディです。長編シリーズですが、特に料理の種類が何ページにも渡る凄さで、中世末期を徹底的にギャグにしてます。高校生くらいの時に「よくこんなのが書けるものだ」と思いながら読んでました。


高校生の時は単なる恋愛ストーリーと思って読みましたが、年食ってから読むと、自分はもうあんな恋愛することはないなと胸に来ます。読後感としては「ニューシネマパラダイス」と同等です。


これ読んだらね。「勉強しろとかうるせえよ」というDQNはとんでもなく贅沢だと分かるんですよ。貧乏で学校にも行けなかった吾一が、もがき苦しみながらも徐々に認められていきます。最後はちょっと・・あの・・・・


日本文学の歴史に残る大作。里子に出された二郎が戻ってきてから家でなじめずに・・・・という少年期から成長していくさまを統治の時代背景と共に描きます。子供の心理の描写が非常に素晴らしく、いまも昔も子供の心は変わらないんだなと気づきます。絶対に読むべき一冊。長いけどね。


大阪とか関西は別として、関東では被差別部落について知らない人も多いと思う。しかしどれだけその差別が凄かったか、島崎藤村のこれで学びました。リベラルとか人道主義を名乗るなら絶対読まないと恥ずかしいですよ。

それではあと1週間、頑張りましょう。

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