風が吹くと桶屋が儲かる、自民党が圧勝するとジャングル大帝が復活する

え〜

風が吹くと桶屋が儲かるという落語がございまして〜

風が吹く　→　砂が巻き上げられる　→　失明する人が多くなる　→　三味線を弾いて生計を立てる　→　三味線の皮にされるので猫が減る　→　鼠が増える　→　桶をかじる　→　桶屋が儲かるというロジックでございます。

それでは今回、自民党の圧勝によりどのような事が起きるのでしょうか。相当に適当なので真に受けないでください。

今回の選挙では「数千年に１回の地震にビビって原発即停止より、明日のおまんまのために最低限は再稼働」っていうのが民意というものらしく、いずれにせよ大地震が原発の真下に来るのが早いか、毎月の貿易赤字5000億円→電気代値上げ=さらに大不況で日本壊滅が早いか、究極のギャンブルでございました。パチンコなんかよりよほど面白い死ぬか生きるかの賭け事ですので、選挙に行かずにパチンコしてた皆さんは相当にアホだったと思うわけです。どちらにサイコロの目がでるか分かりませんが、とにかくサイコロは投げられちゃいました。

で、本日は

こんな感じで円安が一気に進み、さらには日経平均が10000円の大台すれすれまで回復。円安のためなら自民党が何するかわからない、たぶん「どんな手を使っても円安にするぞ」と市場が判断したのか、それとも「日本はもう終わりだ、円売っとけ」のいずれかはわかりませんが、さぞかし製造業の皆さまは心安らかな１日だったでしょう。

さて、ここからが落語の系統に入ります。真に受けないでください。適当です。

まず自民党は安全が確認された(ということにする)原発から順次再稼働に入らせます。そうなりますてっと、月に5000億円も赤字を出しながら輸入をしていた原油の量が減ります。同時にお札を刷りまくったりして円安に持っていきます。となると・・・

原油の輸入価格は上がる

そして現在は火力発電所で燃やす重油のために原油をばんばん精製していますが、その分ガソリンが余ってる。だから安くなっているのだが、原油の輸入価格が上がるのと同時にガソリンの生産量は平常に戻りますから・・・

ガソリンは暴騰、となります。

わたくし思うに、以前言われていたようにリッター200円くらいまではいくんじゃないでしょうか、コンチクショー

となりますと、当然ながら、今は高止まりでなかなか売れてないEV(電気自動車)が売れるようになります。なにせ原発再稼働で、しかも電力会社はいままでのようにウハウハ儲かる仕組みがばれてしまってますから値下げせざるを得ない。よって安い電気でチャージできるEVがずいぶんと売れるようになりますな。

EVが売れるようになるとどうなるかってと・・電池の技術開発が進んで価格が安くなります。世界で一番ガソリンが高い国になれば、国の基幹産業である自動車産業と家電メーカーの間で電池の開発が進み、日本の中でめちゃくちゃ進歩します。

そうなりますてっと、いままで「電池がもたない」と非難され続けたスマホの電池が格段に保つようになります。リチウム電池といえば三洋電機、いまやパナソニックに買収されてお荷物の三洋電機ですが、息を吹き返します。もう「三洋にあらずば家電メーカーにあらず」的に威張り始めます。

儲かって儲かってしかたない。じゃあ昔やってたアニメを復活させて、スポンサーに返り咲くか!!!

となって復活するのが「ジャングル大帝」でございます。