朝起きたらLモードが復活していた。夢でも見てるのかと思った

2012年12月20日

昨日のエントリーで「このブログに加筆してAmazonのKindleストアで売り出しました」って書きましたら・・・午後にはベストセラーにランクイン。そして現在なんと総合で5位!! ビジネス本で1位!

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Kindleのトップページになんと3枚も写真が!! と思ったら上のは別の本だったのでずっこける・・・・。総合で1位をゲットしたら、次は「ちょろいぜ、Amazon」っていうKindle本を書き下ろしてやるぜと思ったが、面倒くさいのでやめた。4位以上はめちゃ強敵っぽい。

「Kindle本買ってあげたよ〜」という嬉しい声をFacebookとかTwitterでいただきましたが、かなり多いのが「はじめて電子書籍なるものを買った、スゲー」という方。中にはiPadじゃ読めないんですよね? Kindle持ってないんですが的な方もいてブッたまげる。Kindleのアプリを入れればiPhoneでもiPadでもAndroidでも読めますから〜というか、Kindle本体よりアプリのほうが読みやすいと思うのは私だけ??

いったん電子書籍にはまると、本屋に行かなくともすぐに読み出せるということで、コンプガチャみたいに本を買いまくる人も多いらしい。その最初の一冊ってやつがなかなか踏み出せないんですね。

まあ、それはさておき、昨日から「絶対欲しくない家電」が続々と発表されて、日本のメーカーはどうしちゃったのかと不安になった。まずは昨日、ネットを駆け巡ったシャープが電子ノート発表のニュース!!

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オープン価格で、実売予想価格は1万5000円前後。サイズは約111(幅)×155(高さ)×9.9(厚さ)ミリ、重さ210グラム。付属のペンを使って細かい文字を書いたり、「消しゴム」機能で消すことができる。ノートは「横罫 細」「方眼」「TODO」など9種類から選べる。

このニュースに、ネット上は狐につままれたようだった・・・。

まさしく・・きょとん??

これならスマホやタブレットにノートのアプリ入れてスタイラスで書けば同じでは??しかもそれならカラーで赤ペンも引ける。まるでワープロの新製品を投入! みたいなくらいの違和感。しかも15000円!!! あと5000円出すとカラーのNexus7が変えてスタイラスで同じ事が出来るんだが・・。

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こんな感じで・・・

で、少し驚いたところに今日はコレだ

Androidタブレット付き固定電話「ホームスマートフォン」
パナソニック発売。7型タブレットで通話/FAX/動画再生
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どこをどうやったらこんな商品が生まれるんでしょう・・・

電話機に無線LANアクセスポイント機能は搭載しないが、別途無線LANルーターなどに接続することで、タブレットでSkypeビデオ通話やWebブラウザ、Eメールなども利用可能。別売の同社製テレビドアホンとも連携可能で、来客の映像やセンサーカメラ(別売)の映像をタブレット画面で確認できる。Google Playからのアプリダウンロードも行なえる。タブレットのOSはAndroid 2.3。ディスプレイは7型/800×480ドットで、別売SD/SDHC/SDXCカード(最大64GB)内の動画/音楽/静止画も再生可能。

そういえば昔。Lモードっていうのがあったなぁ、と彷彿とさせていただきました。Lモードのほうが本体との間がBlueToothで接続されているので、別売り無線LANルータ買わないといけないコレより優れてるくらいだ。

こちらはシャープ製

こちらはシャープ製

まんま・・・Lモードは一年間で200万ユーザーを狙うとしてスタートし、実際には一年で17万しか契約できず2009年に終わってしまったサービスですが、この10年前のシャープの製品は

前モデル同様に5インチ液晶ディスプレイを搭載した今回の新製品は、その大画面液晶部を着脱式にした。「これにより、親機から離れた場所でも、手元でLモードのメールや情報検索が楽しめるようになった」(同社)。ワイヤレス液晶ディスプレイは、ザウルスなどで使われているタッチパネルを採用しており、ソフトキーボードを使って簡単に文字が入力できる。またスピーカーホン機能も装備しており、電話としても利用可能だ。

ほぼ機能的にも同じ・・・

これはねえ、言っちゃ何だが・・・「これからの固定電話はタブレットだな!」みたいな訳の分からない上司の指令で「こんなん売れるわけ無いよ」と思いながらサラリーマン技術者が作ったのではないかと睨むわけですが、10年前に大失敗こいたのと同じ物をいまさらAndroid、しかも2.3で作る意図がよく分からない。Lモードは固定電話でブラウジングするというニーズが無かったから失敗したんですが・・・

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パナソニックといえば、社運を賭けてスマホと連動する炊飯器とか冷蔵庫とか洗濯機みたいな、絶対欲しくない付加価値家電に突っ走っている。これについてはいろんなところで「あまりにも馬鹿らしい」と死ぬほど言われているが、なんでもかんでも、必要があっても無くてもスマホと連動してスマート家電ってあまりにもリソースの無駄っぽい。スマホで洗剤管理しなくても自分の手でいれます。その分高くなるなら絶対に欲しくない機能。

売れる家電っていうのはガラケーみたいに使いもしない機能を付けられるだけ付けて価格を高くしたものではなく、家電としての純粋な機能を追加するべきなんじゃないだろうか。

もっと吸い取る掃除機 = ダイソン
もっと早く湧くポット = ティファール

は、ちゃんとヒットしてるじゃないか。

もっと早く洗える洗濯機
もっと冷える冷蔵庫
もっと早く炊ける炊飯器

根本的な構造の設計発想を変えて、機能が格段に向上した家電作ったほうがいいと思うんですが、おかしいですかね??

※第一、家電の耐用年数は10年くらいはあると思うが、Androidがずっとあると思ってるんだろうか、パナソニック・・・。Androidに変わるOSが出てきたらスマホ家電はポンコツだよ。まして10年後にAndroid2.3の電話って・・・

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