本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと110円ですが年間のマガジンだと4054円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
1 漫画・小説のブログ転載について
2 わたしがもし休校中の小1の親なら何をする?
3 スムーズに会社をたたむ方法
4 LinkedInのプロフィール写真撮影のポイント
5 コロナはなぜ欧米と日本で被害に差があるのか
6 定年後の収入不安に向けて今出来ること
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。
ところでわたしのInstagramですがInstagramコロナ騒動で過去にいった海外の写真の投稿に絞ったら急にフォロワーが増え出しました。やっぱりみんな楽しいことを考えたいんだよね。
昨日書いたこちら
緊急事態宣言(特に延長した部分)がのちにどのように評価されるかは、経済の打撃との兼ね合いで判断されると書きました。経済が破綻すると死者が多く出ます。本日は経済がどのくらい影響を受けたかという予測から、起こるであろう自殺者の数を試算してみたいと思います。
まず、自殺者と失業率の関係はここからいただきます。
失業率とシンクロする自殺率の推移 NewsWeek
舞田敏彦先生の試算です。
■Y=1.949X+14.345
この式の係数から、失業率(X)が1%上がると、自殺率(Y)は1.949上がると推計できる。人口を1億2000万人と仮定すると、実数でみて年間の自殺者が2339人増える計算になる。2017年の労働力人口は約6720万人なので、このうちの1%、つまり67万人の雇用がなくなると2339人の自殺者が出る恐れがあるということになる。
これにたいし、どのくらいの失業者が出るかは東洋経済のこの予測を使用します。
コロナショックで日本の失業率は6%突破、戦後最悪シナリオの中身
野村総研の試算ですので国内ではもっとも信用がおけるひとつです。
筆者の見通しでは、実質GDPは2019年7-9月期のピークから11.6%下落する。これは、リーマンショック後の景気の落ち込み幅の約1.3倍である。
リーマンショック後と同様に就業者数の弾性値を0.34とすると、労働者265万人が職を失う計算となる。その場合、失業率はピークで6.1%に達する。失業率は戦後初めて6%台に乗せるのだ。
これを先ほどの式に当てはめます。失業率は2020年2月で2.4%でしたから、3.7%上がるわけです。
ということは自殺者は
2339人×3.7= 8654人 ということになります。しかしこれは年間ですので、バブル崩壊の時はこの水準が10年近く続きました。となると少なく見ても・・・
ゴ・・・・5万人規模の自殺者!?
さらに「「隠れ失業者」517万人を含むと失業率が11.3%まで上昇する深刻」というケースまで想定してまして、この場合だと
2339人×8.9= 20817人/年 ということになります
ジュ・・・・15万人規模の自殺者!?
コロナの死者はアメリカ並であったら人口比で考えて3万人くらいのはずだった。当初は最悪のバターンで考えるから緊急事態宣言もやむを得なかったと思うが、蓋を開けてみたらまだ800人ちょいでいっても1000人規模でしかも大半は80超えた持病持ちのお年寄り・・・・。どうみても仮にこの規模の失業率になるならバランスが取れなかったということになります。
経済破綻、自殺が増え始めるのは時間がかかる
日本の3月の自殺が減って、経済破壊したからといって自殺が増えるわけないというコロナ脳に絡まれましたけど、3月、4月はもともと1年間で一番自殺が多い月で、なんでかというと職場や進学で環境が変わるから。これが自粛で減ったので自殺も減ったわけです。ついでに離婚率も大変下がりました(謎)。
しかし不況による自殺は遅れてくるのです。いままで予想をかなり当ててきましたが、これは外れて欲しい数値。
バブル崩壊は91-93年までですが自殺者は97年くらいから一気に増えました。これは
自己破産も遅れてくるからですね。というのは
倒産件数も数年遅れで爆増するからです。
バブルの時はその前に貯め込んだものもあったし、最初は金融、そして不動産から破綻し始めて一般の企業まで降りてくるのに時間がかかった。今回はもっと早いのは確実だが、それでも銀行や政府からお金を借りてなんとか回そうとする。どうしても回らなくなって客もこず、景気も回復しないと借りたお金が返せなくなり、倒産、破産となるわけです。
人間は金がなくて自殺するわけではない。ストレスで精神をやられて自殺するのです。
コロナは冬にまたくるでしょうが、死者数せいぜい数百人であればインフルエンザや結核の数分の1、肺炎球菌の何十分の1です。これで再び経済を止めることはないだろうし、おそらくアメリカでさえロックダウンはしないのではないかと推測します。
その代償はあまりに大きく、たとえ米国であっても2017年〜2018年シーズンはインフルエンザで6万人の死者が出た。今回のコロナは10万人でおそらく12万人くらいまではいくと思うが、それでもインフルエンザ大流行の2倍程度。次はわたしはロックダウンしないと思いますよ。
この本、読んでみたいが電子版がない・・・誰か読んで教えて。w