毎年、連休前シーズンになると千葉北(九十九里)では潮干狩りする人がたくさんいまして・・
しかも違法のでっかいカゴ付きのクマデで根こそぎ獲る人(おもにじーちゃん系)もたくさんいて、連休超えると採りつくされていて、ほとんど獲れなくなります。まあ日本人のこのやらずぼったくりの精神は特に魚とか貝を獲るときに発揮され、渓流も秋にヤマメとかを放流するのですが、一週間もたつと魚は根こそぎ釣り尽くされてしまいます。というか秋から冬の禁漁期間も平気で密漁している人がたくさんいて、秋に稚魚を放流しても意味ないので、解禁前に成魚放流している川が多いです。このコストは「入漁券」を漁協が売ることで調達されるわけですが、平気で「入漁券」買わずに釣る人も多数。欧米の川でこれやると、警官に逮捕されるんですけども。
しかし、だ。今年は違うぞ・・・
こちら、昨日、わたしの友人が波乗りがてら、砂をちょちょっと掘って10分でゲットしたハマグリの皆様です。
おそらく「やらずほったくり」系の皆様は風評に弱く、今年は全然掘られてないのです。もうざっくざく。
これ、自然保護にはいいんじゃないでしょうか。
いえ、正直言うと、わたしも千葉北は波乗りに行ってません。だって平坦な地形で、もう一回地震が来て津波が来たら逃げようが無いんですもん・・。南房総のほうは山が迫っているので走ればすぐに標高50メートルくらいにはなるんですけどね・・。
ハマグリは食いたいので、めちゃくちゃ迷ってます・・・
でだ。メルトダウンしている福島原発。しかし東京と千葉の放射能数値はすでに平常時に戻ってます。原発ってメルトダウンするくらいの大事故でも意外と平気なんだ・・・と思ってるのは私だけでしょうか? 震災ではダムが決壊して8人も亡くなってますが・・・。
放射能の体における害というのは、実際のガンのリスクとかよりも「怖い、怖い」と思う精神的リスクのほうがずっと高い気がする。チェルノブイリの時も、これで鬱になって自殺という人も多かったってどこかに出てました。
わたし? 全然気にしてません。だって甲状腺なんかとっくに止まってるから放射性ヨウ素が溜まってガンになりようがないし、だいいち30年後にガンになる確率がほんの少し上がったところでどうせ爺ですから別に良いです。
しかし不安、というあなたにさきほどNHKがナイスの報道してました。しかも国立がん研究センターの発表で、いくら疑り深いあなたでも、国立がん研究センターが東電から金もらって事実と違う報道するとは思わないっしょ・・・
URLはこちら
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110515/k10015904281000.html
引用いたしますと・・
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射線の影響に関心が高まるなか、
1年間に浴びても差し支えないとされる量の100倍に当たる100ミリシーベルトを被ばくしたときのがんの発症率の増加は、野菜不足や受動喫煙の場合とほぼ同じ
だとする調査結果を、国立がん研究センターがまとめました。
国立がん研究センターでは、放射線の影響を正確に理解してもらおうと、広島と長崎で続けられている被爆者の追跡調査と、センターがこれまで行った生活習慣についての研究を比較しました。その結果、1年間に浴びても差し支えないとされる量の100倍に当たる100ミリシーベルトを被ばくしたときのがんの発症率は、通常の1.08倍に増加し、野菜不足や受動喫煙の場合とほぼ同じでした。原発反対論者でヘビースモーカーの方、周囲に100ミリシーベルト級の害を及ぼしているわけですが、これってどうなの?
また、200ミリシーベルトから500ミリシーベルトの放射線を浴びたときのがんの発症率は、運動不足や塩分の取りすぎとほぼ同じく、通常の1.2倍に増加していました。
喫煙や毎日3合以上の酒を飲む習慣のある人と同じ程度の、通常の1.6倍にまでがんの発症率が高まるのは、2000ミリシーベルトの放射線を浴びたときだった
ということです。国立がん研究センター予防研究部の津金昌一郎部長は「被ばくを避けるために、外出を控えたり野菜を食べなかったりすると、逆にがんのリスクが上がるおそれもある。過剰に心配せずに生活してほしい」と呼びかけています。
しかしまた、でっちあげだとか騒ぐ人いるんだろうな・・・・なぜそんなに長生きしたいのか、ある意味ちょっと謎。そんなに悩みまくっていたら鬱になっちゃいますよ・・・
こんばんは。
国立がんセンターで扱う放射線治療機器は、強い放射線を一気に浴びせて、がん組織を叩くことに使われています。ですので、国立がんセンターの医師や研究者の、放射線に関する医学的知見というものは、『短時間の強い放射線による被曝』に偏っています。
一方、福島原発事故の場合は、弱い放射線を長期間にわたって浴びますので、『長期間の弱い放射線による被曝』ということになります。
『短時間の強い放射線による被曝』に偏った医学的知見を持つ国立がんセンターが、『長期間の弱い放射線による被曝』をしている福島原発事故の被爆者について、健康への影響を、キチンと判断できるかどうか、あまり期待すべきではないだろうと思います。
中学の同級生に癌の専門医がいるので以前聞いたのですが、国立がんセンターの研究は多岐にわたっていて、とくに『短時間の強い放射線による被曝』に偏るということは意図的にやってるわけではないそうですよ。というよりそもそも、『長期間の弱い放射線による被曝』のデータ自体がアメリカの原子力潜水艦の工場と、香港と台湾でコバルト60に汚染された鉄筋で作られたアパートに住んでいたくらいのしかないからなんだそうです。台湾のは年間1000ミリシーベルトっていうすごい放射線値でした。しかし原子力潜水艦工場とか、はたまたよくいわれるブラジルのガラパリ(場所によっては年間100ミリシーベルト以上!! )の被爆では実被害がほとんどなく、人間の細胞の復元力は、一度に大量に浴びた場合は追いつかないけれど、わずかずつの場合はほとんど修復されると言ってました。たばこも一度に1000本吸えば死にますが、受動喫煙では年間100ミリシーベルトの放射線を浴びたのと同じ程度にとどまるというのと同じではないでしょうか。
わたしの私見ですが、放射線による害は、実際に肉体に受けるものよりも、精神的なもののほうが甚大なのではないでしょうか。「怖い、怖い」「自分は癌になる」と思い込むことによって鬱になる人も多数いるはず。鬱になって自殺してしまう数の方が、癌になって死ぬ人よりずっと多いのではないかと思うくらいです。日本の癌の死者数は年間30万人。自殺者は3万人と世界第六位で、鬱傾向が強い国民性がわかります。
そういう意味では、わたしも日本の国民性には原発は向いてないと思うので、代替エネルギーに転換していくのが正当だと思います。しかしデータがほとんどない『長期間の弱い放射線による被曝が怖い』という説をあまり強調するのもどうかと思う次第です。そんなことしなくても原発は必ず減っていきますし、逆に心配から鬱になってしまう人が多数増えても悪影響が大きいと思うからです。