朝日新聞でいつ読んだか忘れたが、アメリカの片田舎で台湾、韓国、日本人を相手にSkypeでレッスンしてくるサービスがあるらしい。
アメリカでは田舎の学校が生徒数が少なくなるとすぐに閉鎖されてしまうため、失業した英語教師がたくさんいて、その人たちを雇ってはじめたビジネスということだった。
なかなか面白そうと思ったのだが、アメリカは物価も日本と変わらないし、そしたら費用だってたいして安くない。ということで最近はフィリピンの高学歴の皆さんと話すサービスの会社ががんばっていろいろなところで営業している。たとえばレアジョブという会社は、毎日25分話して、月にたったの5000円なんである。これはコストパフォーマンス的にけっこうそそられます。
考えればフィリピンは元々アメリカの植民地。日本軍がアメリカを追い出したときにマッカーサーが「I shall return」といって逃げ出したことは世界史で習ったし、産油国へメイドさんが出稼ぎに行けるのは英語がしゃべれるからだ。ハワイでもフィリピンからの移民は多くて、たしか前のハワイ知事もフィリピン系だったはず。昔、ハワイ島のミス・コナの審査会に行ったことがあるが、一人はフィリピン系だった。発音があまりよくないという人もいるが、日本人の大半はそもそも外人の前で物怖じしてしゃべることができない(実は自分もその口)ことが多いので、度胸をつける意味でもかなりいいと思う。Skypeだから電話代はかからないし、パソコンの前のカメラで相手を見ながら話せるわけだ。フィリピンの相手は顔とか学校とか年齢で選べるので、美人にはオーダーが集中するんだろうな、と思ってみたり・・。
しかし、本当に時間と金、そして語学を学ぶ気力があるのはフィリピンの女の子としゃべりたいオヤジではなくて、韓流ドラマの影響で韓国語を覚えたいおばさんたちだろう。
そう思って検索したらさっそくのこと、ありました。やはり月々5000円、しかし月4回だから毎日25分のレアジョブの8倍の価格。まあ、そりゃ韓国の物価考えたら当たり前だ。たとえばクロスオーバーっていう会社。ここも同じようなサービスだが、たぶん講師は韓流系の男子ばかりかと思ってのぞいたら、そんなことなくて女子ばっかり。しかしまだ講師の先生は10人くらいしかいないので、これからでしょう。マーケティングの見地から言うと、韓流スターっぽい長身の男子をそろえたほうがお客さんはたくさんくると思います。先生の立場で見たら相当に気持ち悪いかもしれないが・・・。
ほかも調べてみたら
ロシア語
スペイン語
なんでもあります。
中には個人でやっていて、どうやって決済してるのかなと思った人もいるが、逆に日本でも「日本語教えます」ってサイト作ってPayPal決済にして個人でやったらいいと思います。「Japanese Lesson Skype」で検索したら結構あるんだけども、1レッスン2600円とけっこう高い。英語が得意だけど家でぶらぶらしている主婦あたりだったら、時給800円くらいでもパート気分でできるはずだから、やってみたらどうでしょうか。