わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。
はてさて。わたしはずーーーっと、医療崩壊しないためには高齢者施設内感染と院内感染を徹底して防ぐべきということを言ってまして最近も
特に多いのが大阪府で、ここ2週間で確認されたのは20施設を超え、10月上旬までの約4カ月間の発生件数を上回った。
道内各地の感染者情報 17日
【伊達の老人ホームで新たに18人】【洞爺温泉病院で新たに13人】【札幌 老人ホームでクラスター発生】など1日だけで凄い数の施設内感染と院内感染です。
この表見たら分かりますが
医療崩壊という都道府県は施設内感染と院内感染が多い。大阪は生活保護受給率日本1位、北海道は2位です。もともと医療が無料の人が多いと言うことで施設や病院にとっては良いお客さんであったはずです。
いくら経済を殺して若者は家にいろと言っても、いまや日本では3世帯同居は数%。本当に同居の若者から高齢者にうつした例が何%あるのか全く発表されない。経済殺してたくさんの自殺者を生み出しても高齢者施設や院内感染が止まらなければ全く無意味です。
東京都の最新データでは11月以降では死者の平均年齢は78.1歳 死者のうち院内感染の占める割合は42.6%。コロナの致死率はいまや0.5%。50歳以下に限ると0.2〜0.7%でインフルより少し高い程度だ。
医療崩壊を防ぐなら、施設内・院内感染を
徹底的に抑え込むしかない
というのがわたしの持論で、戦力の集中投下が戦争の王道であるように、リソースを分散せずにここに投入。駅前でPCR検査するくらいなら全国の高齢者施設でスタッフの毎朝検査(15分で出るやつ)をしてから就業したほうがよほどマシと言ってます。お金も人員もIT技術も国が音頭をとってここに投入すべきです。
病棟全員使命感でなんとか続けているがもう限界。
中等症病棟には大声をあげ暴れ処置を拒否する認知症患者さんばかり。対応する度にいやでも患者さんに接近してしまう。感染リスク高まるなか個人防護具の支援ストップ
お偉いさん全員一度病棟で働いてみろ。苦労を味わえ。
#我々は医療廃棄物では無い— コロナ病棟Nsあいうえお (@natsumedia0710) December 12, 2020
最近入ってくる認知症の患者、来る人皆暴力が酷いです。毎日蹴られつねられ、爪を立てられ、腕が傷だらけです?写真貼り付けたいくらい。スキンテアが酷くて可哀想で抑えるのを躊躇ったらこの仕打ちです。コロナ受け入れ病院で働いてます。けど看護師さん皆頑張ってるし頑張らなきゃと思ってます?
— ぽむむ (@pomsimpom) December 16, 2020
医療崩壊を防ぐ=手のかかる高齢者に感染させない
以外にはありません。
高齢者施設側の気持ちも分からないことはない
しかしながら
ちょっとググっただけで、出るわ出るわ高齢者のカラオケ大会だらけ。カラオケ大会のスケジュールを載せてる高齢者施設まで。誰のために自粛してると思ってんだ。これは完全にブチギレ案件。一番厳しく管理すべき所でこんなありさま。。三密の禁止令ちゃんと出してんの?なんでカラオケ大会やってんの?
— 中嶋よしふみ@保険を売らないFP&編集長&執筆勉強会オーナー (@valuefp) December 17, 2020
という中島さんのツイートを見ましてわたしもググったら簡単に出てきました。今年の秋冬話です。写真をツイートしようと思いましたけどさすがに控えました。というのは施設には施設で認知症の車椅子の人たちを閉じ込めてはいけないという信念も感じたから。車椅子で密集してマスク無しで室内で運動会をしている風景もありました。写真見るとみんな楽しそうで、部屋に隔離して閉じ込めておくのは担当として忍びないんじゃないかなという気持ちもわかりました。部屋に閉じ込めて衰弱死させるより楽しく終わってもらったほうが・・・みたいな。また認知症の人を個室に閉じ込めるのは物理的に無理なんだそうです。
しかしそれで施設内感染が起きて医療崩壊して緊急事態宣言でも出ようものなら現役が死んでしまうのです。
国を挙げて介護福祉士さんたちに徹底して防疫訓練を行い、PCR検査や設備のリソースは国が最優先でここに投入するしか医療崩壊防げないと思います。
2類から5類に変更すれば医療崩壊はしない
12月8日に全国の保健所長から厚労省に緊急提案がありました。厚労省のサイトに掲載されています。この中には
2類の適用を、感染拡大地域では柔軟に対応してほしいとあり、さらには
●入院は必要な患者だけに
●宿泊療養は75歳未満に拡大
●濃厚接触者を経過観察期間を2週間ではなく7日に縮めよ
と、われわれがずーーーーーっと言ってきた事が記載されております。どうして厚労省も、マスコミもこれを報道しないの?
さらには悪名高いテレ朝でさえ、報道ステーションでは
(Q.5類まで下げたら、どのようなメリットがあるのでしょうか)
無症状者・軽症者は、自宅やホテル療養を徹底し、入院は、重症患者を中心とするべきだと思います。そして、濃厚接触者の洗い出しなどの作業を減らし、マンパワーを他に割いていくようにするべきだと思います。例えば、5類の季節性のインフルエンザは、例年、日本では約1000万人かかり、約1万人が亡くなっています。明らかにコロナより多いですが、例えば、去年、医療ひっ迫が起こっていたかというと、そういうことはなかったと思います。
関西ローカルでもようやくやってる。
芸能レポーターですら、ランク下げしろと言ってるし、医療逼迫って言うなら#指定感染症外せ https://t.co/HIC1V1HWa9 pic.twitter.com/fdipjjOnVQ— FC.KTJ (@FCKTJ) December 17, 2020
実はインフルエンザでも施設内感染や院内感染は普通にあった。しかし入院するのは重症者だけでした。死者もたくさん出ていました。
こんな感じです。軽症や無症状なら入院もなく施設でそのまま面倒を見ていたのです。認知症の高齢者でも無症状、軽症なら入院させて5人がかりで暴れる患者を見ないといけない。これでは簡単に医療崩壊するし疲弊して当たり前です。
春からじっとこればかり言い続けて飽きました。もういい加減に厚労省もちゃんとしろよといいたい。
指定感染症から外して、三密は100%禁止でいいと思います。いまよりずっとウイルスにとっては厳しくなるけど経済はずっと回る https://t.co/exohc29R6t
— Isseki Nagae/永江一石@「虎の穴」 (@Isseki3) April 25, 2020
自分の周りにもコレっぽい人がいて興味があって本日のKindleセールに来たので即買いしました