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本日の大阪府の発表資料からまずはいいことを
まずはいい話。
にも書きましたけど、大阪は収束基調といっていいと思われます。もう少しの我慢です。
平均の増加率は
2.00倍
↓
1.53倍
↓
1.31倍
と、毎週鈍ってきています。このペースですと1週間以内にはマイナスに転じそう。
そしてなにより、
陽性率がマイナスに転じました!!!
もともと検査による陽性率は爆発的に増えるときはカリフォルニアでは40%を叩き出したそうですが、1週間平均で下がりつつあります。これは収束基調です。
この陽性率の低下は非常によく収束を現します。
東京ですと第3波の時は
1/6の14.4%をピークに低下。新規陽性のピークアウトは1/7です。
大阪はと言うと、上の陽性率のグラフに戻って貰って第3波は・・・
1/12あたりが陽性率がピークで感染者数のピークは1/8でした。つまり、陽性率の低下とピークアウトは非常に近いので、これは確実な兆候ではないかと思います。
第3波の場合、12月末に1回陽性率がおちたものが、年末のステイホームでまたまた上がった感じかな。なのでまた同じ事がGWや緊急事態宣言である可能性はありますが、数値的にはピークアウト傾向は間違いないとわたしは思います。
次は悪いお知らせです
テレビやSNSで「大阪では現役世代の重症者が多い」という人が多く、正直「そんなわけないだろ」と思っていましたが本日の大阪府の発表資料を読み込んでいたら本当でした。本日はこちらを解説します。
重症者に占める50代以下の割合が35%を超えています。
第3波では17.5%。第4波では25%くらいだったものが上昇してここまで来ました。
このくらいだと
「重症者の3人に1人が50代以下」というのは間違いない感じです。
さてこの理由ですが、統計が分からない人は、「変異種は若くても重症化するガー」というわけです。その傾向はないことはないが
全陽性者に占める重症者の割合は2.5%(総数543)ですが、40歳以上になると4.9%(総数523)になります。つまり40歳未満では重症は20人のみですから、若くても重症になるとは一概には言えませんよね。60代以上になるとさすがに8.0%とかなり高くなります。
どうして50代以下の重症者が多く見えるのか
これはすぐに分かりました。
80代以上が陽性に占める割会いがかつてないほど低い
のです。実はこれでも60代以上で見ると東京都よりは多いのですが、80代以上が少ない。全陽性の5%くらいに抑えられている。第3波では13%くらいありました。
80代が感染すると50代以下とは比較にならないくらい重症化します。東京の死者の60%は高齢者施設ですので、これはおそらく
大阪の高齢者施設のスタッフが頑張って抑え込んでいる
証拠ではないかと思われるのです。実際クラスターもほとんどでてないようです。
ココに着火してしまうと、重症者がどっと送り込まれていまの300人どころではなくなり、完全に医療崩壊してしまいます。50代以下の比率は20%くらいに落ちるでしょうが、全体の重症者数は膨れあがる。大阪府の死者数の推移がこの重症者数からすると少なめなのは、
重症者に占める80代以上が少ないからと思われます。
大阪におきましてはピークアウトはもう目の前です。高齢者施設、入院施設の職員の皆さまはデータを見る限り非常に良く頑張って耐えていらっしゃいます。このままあと少し頑張ってください。夜明けは近いです。
第3波で関西では施設内感染が多発と報道され、みなさん今度こそと頑張られているだと思います。
もうすこしだ。
最近、大量に消費してます、ロキソニンテープ。50肩になっちまったよ・・・