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フォーブスに素晴らしい記事が
世界的知識人、エマニュエル・トッドに聞いた
「私にとって考えるというのはデータを蓄積するということ」(『思考地図』より)と述べている通り、領域横的にさまざまな文献を読みあさり、統計データや地理的情報、経験を徹底的に積み重ねる。「自分のなかに図書館をつくる」のだという。そうして自分の脳を「データバンク」のようにしたうえで、膨大なデータから仮説を立ててモデル化し、検証して分析。法則を見いだして学術書として発表したり、そこから予測をしてエッセーや社会に向けた発言をしたりする。
足元にも及びませんが、わたしと同じ思考経路を取られています。そうすると結論も同じになる。
↓
「今日ではコロナは高齢者が犠牲になる病気だとみんなが言っていますが、2100年になったころに、そのときの歴史学者たちが振り返って何を言うかというと、コロナは若い世代を壊した病気だと言うでしょう」
残念ながらトッドは日本の人口減少速度までは詳しくないようだ。経済学で唯一予測が当たると言われているのが人口予測なのだが、
日本の人口は2100年にはおそらく3000万人程度と思われる。いままで政府の予測で中位になったことなどなく、高位はあり得ない楽観的設定。低位がやっとだったのであるがコロナ禍で高齢者偏重、若者を徹底的に敵視し抑圧したため、出生率は大きく下がり、外出制限によって結婚のチャンスも大きく失われた。人口減少には拍車がかかった。
コロナ禍で深刻「セックスレス」 男女1万人調査で衝撃の結果「巣ごもりで増加」の仮説成り立たず 20代の若者中心、少子化に拍車も
お馬鹿なみなさんは「人口減少歓迎」とまでいうが、現状でも高齢者比率は30%前後で息も絶え絶えなのに、2100年の予想では40%を大きく超えている。高齢者の比率が高くなると言うことは
●医療費が暴騰する
●生活保護では生きていけない(今でさえ半数は高齢者)
●労働人口が激減する
●消費が大きく縮小する
ということになる。
1億2000万人いた人口が1/4になるわけだから、住宅も3/4は不要になって田舎はすでに人も住めない荒れ地になっている。道路や鉄道、電気や水道のインフラも田舎には整備されなくなっているだろう。電話も通じない。
「移民を連れてこい」という脳天気な人もいるが、30年後にはロシア、ベトナム、メキシコ、インドネシアあたりにGDPで抜かれている。移民は成長している国にいきたいわけで滅び行く国とは心中する気は無いのです。
よって2100年の日本では、歴史学者は「コロナは若い世代を壊した病気」と言ってるほど暢気な時代ではなく、芋畑でも耕しているのではないかと思う。進撃の巨人のイメージです。
わたくし、本日はこれを購入して読み始めています。出だしだけでもめっゃおもしろい。
ここから本題に入ります。
東京都はピークアウトしたと思います。
完全に減少に向かった新規陽性者数
1週間ほど前から「東京はピークアウトしたように思う」とSNSで発言して、また外す(そもそもいつ外したんだろう??占いじゃなくてデータ解析だぞ。w)とかいろいろdisられましたけど、本日はもうブログにしてもかまわないと思います。
収束基調です。
一番の見極めは陽性率で、いままで陽性率は必ずピークアウトと連動しています。
5/5が陽性率ピークでした。
そのあともずっと下がり続けています。
これは市中では完全にピークアウトしたとみてもいいと思います。
発熱相談件数も
このように激減中です。つまり発熱している人が少ないってこと。
大阪についても4/20にはもう収束した模様というブログを書いていますが、尾身先生も先日ピークアウトしたと考えられると発言。
大阪の発症ピークは4/19なので、大阪のピークアウトについてのわたしの分析からの仮説は当たっていたと自分で確信持って言えます。
大阪の陽性率は火曜が変なのですが、陽性率の変動でピークアウトの気配を探るのは正しいと言えるでしょう。
新規陽性者のピークは4/27くらい。仮説からは1週間遅れました。高齢者施設での施設内感染が爆発してしまったからです。東京も同様にこのまま収まるかどうかは高齢者施設の頑張り次第です。
東京の緊急事態宣言は効果があったのか
無かったと思います。というのは
東京の発症ピークは4/26~28くらい。発症までの時間は4.7日ですので感染ピークは4/21くらいです。
緊急事態宣言の5日前には感染はピークアウトしていたわけです。
甘く見て上の緑のグラフで5/5前後が発症ピークだったとしても感染は5月に入る前にピークアウトしていたことになります。人出が落ちる前にピークアウトしているのですから浅い人出と感染拡大は相関関係にありません。
なお、ピークアウトしたのになかなか新規陽性が減らなかった理由はコレです。
ステイホームを律儀に守った人たちもいて、家庭内感染が炸裂したのです。だから何度も「ステイホームか有効なのは感染初期で蔓延期には濃密に同空間で過ごす家庭内感染こそが最大のリスクといっておる。ステイホームはそもそも家庭外からもってこないためのものではなく、家庭内にとどめて外に出さないためのものだからだ。
東京は先週の同じ曜日に比べて新規感染者数は半数。と伝えているテレビが「それなのに街の人出が増えていて不安です」という。接続詞がおかしいだろ。バカなんか。 pic.twitter.com/nZWjxKh6Rz
— Isseki Nagae/永江一石@「虎の穴」 (@Isseki3) May 17, 2021
新規陽性者数が激減してきたのに人出が増えているのでテレビの説明は支離滅裂です。
コロナの感染は人間はコントロールできない。勝手に広がり勝手に収束。過去三回とも東京では緊急事態宣言出したらその前にピークアウトしていたことが後で分かった。
唯一の希望は高齢者へのワクチン接種。イギリスもイスラエルも若者に接種しなくても収束しました。何度やっても効果のない無駄な緊急事態宣言で現役はもうボロボロです。
ブログ書いたのでコレを読みます