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さきほどTwitter見てて仰天しました。
4月20日以降の国内感染者、7400人超に 60歳以上は約3割が重症化/台湾 https://t.co/7SdB0SV9Ri
中央感染症指揮センターによれば、重症患者は1209人で、重症化率は16.3%。このうち224人が人工呼吸器を使用している。年齢を60歳以上に絞った場合、重症化率は30.2%に跳ね上がるという。
— 台湾ニュース@中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) June 2, 2021
数字に弱い人はなんで仰天したのかわからないと思いますが・・
人口1/5で台湾の重症者1209人!
日本の重症者1284人
つまり人口あたりの重症者は台湾は日本の5倍。しかも始まったばかりなのに!!
こちらが日本で一番重症化率が高いと思われる大阪のデータです。
10日ごとですが・・・・
60歳以上の重症化率はだいたい8%前後
※15.1%の週があるが、高齢者施設で大規模なクラスターが発生したんだと思います。
全体平均では3~4%です
ちなみに日本全体のデータは厚労省にありました。
今の時期だと全体では1.62%、母数が分からないのですが60代以上でも3.85%(60代)~14.50%(80代)程度かなと言う感じです。
これに対し台湾では
60歳以上の重症化率は30%
全体の重症化率は16.3%
となり、異常な重症化率だと分かります。大阪の5倍です!!!
この数値はというと、国立感染症研究所のサイトからSARSの事例を見ますと
SARSの可能性があると判断された人のうち、10〜20%が呼吸不全などで重症化しているが、80〜90%の人は発症後6〜7日で軽快している。
SARSの重症化率は10~20%なので台湾のコロナは強毒性のSARSと同じ
ということになります。これは大変です。この理由を推測してみます。
目次
日本と重症の考え方が違う可能性
中央社の報道を見ますと「重症患者は1209人で、このうち224人が人工呼吸器を使用している」とあります。日本の重症者の考え方は
ということになっています。厚労省の基準では(1)ICUで治療(2)人工呼吸器を使用(3)体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)を使用――のいずれかに当てはまる場合を重症と定義し、つまり人工呼吸器を付けていないと重症者としてカウントされません。
台湾の場合、もしかしたら爆発的に重症者が増加したので人工呼吸器を装着できないケースも十分考えられますが、仮に日本基準の重症者が人工呼吸器を付けている224人しかいないとしても重症化率は3%程度となり、大阪並みになります。しかしちょっと前の報道では
コロナ重症者、500人近くに 60歳以上は5人に1人が重症/台湾
60歳以上の5人に1人が重症患者だという。張氏によれば、重症者のうち357人が重い肺炎を起こしており、139人が呼吸不全に近い状態。99人が人工呼吸器を使用しており、2人に人工心肺装置「ECMO(エクモ)」が使われている。
とあり、呼吸不全に近い状態が139人もいるのに人工呼吸器は99人と、かなり人工呼吸器が制限されているように感じる。いままでほとんど感染者がいなかったので準備もしていなかったところにあっという間に東京以上に爆発したのでこういう状態なのかもしれない。
いずれにせよ、大阪の重症化率は収束してからの統計。台湾はこれからである。発症から死亡までの平均日数は17.4日あり、重症化するには大阪のデータを見ると1週間かかる。仮に今、人工呼吸器に繋がれていない台湾の重症者もこれから繋がれることになる可能性が大きいから、現在で大阪並みとしたらやはり遥かに高い重症率になるはずだ。
死者数を見ると、コロナは発症から死亡まで平均17日かかるのにすでに1日20人近く亡くなる日もあり、これはいまの日本と同等である。これだと実質的な重症者の数は日本基準とそう変わらないということになる。
PCR検査のCt値が日本よりずっと低い35だから母数が違う?
Ct値が低いほどたくさんのウイルス遺伝子が発見されないと陽性にならない。台湾は35と言われている。
日本はもっと厳しく、いろいろな試薬が使われていて35~40くらいのはず。
誤解も多いので青山衆議院議員が厚労省に確認してまとめた物があります。日本国内だけで使用されているのはなんと17種類。Ct値はバラバラ
つまり台湾ではPCR検査をすると日本よりずっと厳しめに出る。日本では陽性とされても台湾ではならないケースも多い。つまり
台湾は日本基準なら数倍〜十数倍の感染者数の可能性
ということも考えられます。これなら重症化率が非常に高いことも頷けますが、逆に言えばこのケースではCt値を35まで下げると新型コロナはSARS並みの強毒性のウイルスということになってしまうのです。ちなみにニュージーランドも台湾と同じくPCR検査のCt値は35です。
台湾で変異して強毒化した
一番考えたくないのでパスさせてください・・・・・
国民が抗体をもっていなかったのでいきなり重症化している
日本も第1波より第3波のほうが重症化率がかなり下がりました。
テレビの医者は「対処方法がわかったからだ」と胸を張りますが、第1波と第2波では致死率は1/10です。
ご存じのように第1波では検査を絞りまくったために実際には感染したのに検査しなかった人たちが大量にいると考えられ、その人たちが抗体を持っていたので2回目は軽く済んだという可能性があると思います。
台湾は無菌(ウイルスだけどね)室で1年間、ほとんどの国民が罹患しなかったので抗体がなく、まっさらのところにウイルスが入って来た。それで重症化しやすいという状況になった可能性もあるかもしれない。
台湾を助けよう
@konotarogomame
河野さん、アストラゼネカのワクチン、日本ではまだ使い道が決まってないので台湾に打診して必要なら送ってあげればどうでしょう。
日本のワクチンはこれからもどんどん入ってくるから量に問題はないはずです!今こそ3.11の恩返しを!— Isseki Nagae/永江一石@「虎の穴」 (@Isseki3) May 25, 2021
この4日後に台湾にワクチンを提供の談話が出ました。同じ事を進言した人たちも多かったと思います。
日本にコロナ対応の病院でないところに使われていない人工呼吸器が多数あるので、台湾にもし足りないようなら何機でもいいので貸してあげたらどうでしょうか。困った時に分かるのが真の友人です。
わたしは台湾が大好きなので一緒に頑張って貰いたいです。東台湾の名所の写真挙げておきます。
台湾加油!!