なぜ毎回、専門家が予想できないピークアウトをしたのか。素人の永江理論をまとめました

2021年9月6日

わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。※事業・集客コンサルやサイト構築のご依頼も絶賛受け付けております。得意な分野はECサイト構築や商品開発です。実例はこちら

必ず来る第6波を最低限の被害で切り抜ける提言


【お知らせ】
私の山火事理論を元自衛隊の防疫の専門家の中村先生がブラッシュアップして頂いて説得力が無限大になりました。これ以外に第5波までのピークアウトを説明できるものならしていただきたい。
中村ゆきつぐのブログ

昨日も書いたのですが、感染症の専門家はどうして感染が広がり、収束するのかいまだに分かっていません。
昨晩のテレビでも感染収束の原因を聞かれた慶応の先生。

「人流が減った」→感染ピークの8/12あたりから人流は増えたのに新規陽性は激減してますよ

「ワクチン効果」→ 接種率がかなり低い20代の新規陽性が1/3になってるのに何言ってんの。第4波まではどうして収束したの?

分からないならそういえばいいのに。このまま下がるかわからない、また上がるとか言ってて草。注意しないとリバウンドとか、今まで一度も来たことがないのに何を注意するのでしょう。

おそらくしばらくすると「減少速度が遅くなった」と騒ぎ出すでしょうが、これは全くの当たり前です。

感染の始まりと収束の終わりでは角度が緩くなる。ピークでは高くなる。この原理も永江仮説で簡単に説明できますが、増えるときも同じですが、収束するときも最初は指数関数的に減少します。底に近づくと着地態勢にはいり加速度は落ちます。当たり前だ。加速度が付いたまま減少すればゼロコロナどころかマイナスコロナになって地面に突き刺さっていく。w 減少速度が遅くなる = 底に近い だけです。

デルタは感染力が強いので底まで下がってもそこそこの新規陽性で推移すると思います。イギリスも同様で死者数は激減しても感染者数はピークの半分くらい

フランスも同じです。

ワクチンが普及して死者数(重症者数)は激減しますが新規陽性者数はそれほど減らず、第5波の半分くらいで推移するのではないか。イギリスみたいにピークの半分くらいまでしか落ちない可能性もある。

つまりゼロコロナは全くあり得ず常に一定数の陽性はいることになる。問題になるのがワクチンを打たないハイリスク群、具体的に言うと15%程度のおっさんらで、この層をなんとかしないと重症も中等症も減りません。

どういう理屈で人流抑制は感染を収束させるというのか謎

昨日のブログにも書きましたが、どうしてピークアウトするのか、第5波までずっと「人流が増えているのに収束基調」になっているので感染拡大と減少の要因が人流のみであるという古い考え方は破綻しています。

確かに人流がなく、誰とも接触しなければ感染症は拡大しない。それは確かです。しかし「AならばBである」の場合、AでないならBではないは必ずしも正しくない。つまり

「人流があるから感染は拡大する」からといって

「人流を減らせば感染は終息する」にはならない
わけですよ。

当たり前でしょう。分からないなら中学生に戻りましょう。実際に厳しいロックダウンを2ヶ月以上やってるオーストラリアはこう。

つまり最初の間違いは

感染収束は人流のみに依存する

という固定観念です。実際にはもっとも多い感染ルートは「家庭内」ですから。人流とは関係ない。

集団免疫など存在しない

集団免疫はいまだ存在を確認されていません。感染防止には役立たないインフルエンザも毎年1000万人がかかると収束するし、スペイン風邪も人口の4割の感染で終息しました。集団免疫はワクチン推しの医クラがよく言う言葉ですが、イラストにするとこうなります

わたしも最初は信じていたのですがいまはまったく信じてません。「抗体のある人に守られてというのがめちゃくちゃ違和感があります。この集団免疫の考え方は

すべての人はもともと等しく全員が感染する

という前提に立っているからです。仮にそうなら、第4波まで市中感染率が0.01%しかないのに勝手にピークアウトしてきた説明が全くできません。それを放置してきたから感染症専門家は何も説明できないのです。だから

8月11日の専門家組織の会合で、京都大の西浦博教授は、今後の感染状況の試算を示した。現行と同じペースで増えていった場合、東京都では8月下旬に1日あたり1万人超、9月初めに2万人に達する見通しだという。お盆で検査数などは減るとの見方もある。専門家組織の舘田一博・東邦大教授は「感染者数はいったん下がるように見えて、その後また増える。下がる要素はない」と話した

下がる要素はない

と大恥かいてしまうのです。「全ての人が等しく罹患する」という前提が間違っているのを認めないからです。

感染症専門家は認めない永江仮説

人間の専門家は認めませんが。ウイルスの専門家の京大の宮沢先生には認めて頂きました。

まずこれが平常時

森の中には燃えやすい木と燃えにくい木が生えています。燃えやすい木はコロナに罹患しやすい人。燃えにくい木はしにくい人です。

燃えにくい要素としては

1 ファクターX (デルタ以前まではHLA-A24を保有している人)
※HLA以外にもほかにもあると思います

2 自然感染による獲得免疫(2~4ヶ月しかもたない)

3 ワクチンによる獲得免疫(5~6ヶ月しかもたない)

があります。第4波までは1が多く燃えやすい木が少なかった。
山火事が起こると

燃えやすい木だけを伝って火は広がります。燃えにくい木でも大量の火の粉を浴びると着火してしまうケースがあります。

燃えやすい木が燃えてしまうと・・・・

山の中ではポツンポツンと空いた部分ができ、延焼効率がひどく低下します。これがピークアウトです。延焼効率は悪くてもまだ残っている燃えやすい木や、たくさんの火の粉を吹いている燃えがら(スーパースプレッダー)ずあればそこから着火していきますが、どんどん効率が低下していきます。燃焼効率の高いときは角度も急になり、低くなると緩くなります。

いままでの波ではピークからボトムまでは2-3ヶ月。この時間が経過すると、抗体が切れて獲得免疫がなくなり、燃えやすい木になる人が増え、また延焼が始まるというわけです。これが波です。定期的に波が来るのは、抗体の低下が疾病のレベルによって変わるものの、だいたい2-4ヶ月で始まるからです。

科の仮説は、集団免疫とぱっと見は似ていますが免疫があるから弱い者を守るわけではなく、弱い者が罹患してしまうので感染者が減るということですので根本的に異なります。

ワクチンは他者を守らない。自分を守るだけです。

コロナ禍を終わらせるには

はっきりいって人口密度の高い先進国にゼロコロナは100%ありません。
したがって新規陽性者数であたふたするのはもう終わりにして、重症者と中等症で見るしかありません。
40-60代のおっさんに早く打ち終わり、11月までに高齢者にブースターを接種できれば第6波はやり過ごせると思います。
でないといまの経済ではバブル崩壊を上回る数十万人の自殺者が増加して日本は崩壊します。

スゲースゲーといろんな人が絶賛するのでこちらを買いました。スゲーです。まじで

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP