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第5波まで散々主張されたロックダウンすべき論
わたしがずっと書いている ことですが、ロックダウンは感染のごく初期なら当然のように効果があるでしょう。
だからエボラが日本に入ってきたらすぐにロックダウンしましょう。
しかし、感染拡大してから収束させるのにロックダウンはまったくなんの根拠も効果もありません。そもそもこれは高一の数学レベルを理解していない証拠です。
「ロックダウンは感染を拡大を止める」が正だとします。
この場合、対偶の「感染拡大を止められないのは、ロックダウンされてないからだ」のみが正しい。それなのに「ロックダウンは蔓延した感染を収束させる」があたかも正しいように一部の医者やロックダウン信奉者によって信じられてきた。「ロックダウンは感染を拡大を止める」からといって収束させるということには全くならないでしょう。どこから出てきたのとのトンデモ理論。
まず「ロックダウンすれば感染は収束する」という考え方には、「コロナはどんな場合も自然にピークアウトする」というファクトが抜け落ちています。ロックダウン信者の中には「ロックダウンすると1ヶ月もすれば効果が出てピークアウトする」という妄言をいう人もいますが、そもそも家に閉じ込められれば家族にしかうつらないのだからオミクロンなら1.5日が潜伏期間。家族全員にうつって3日でドカンと減らないと理屈に合わない。(笑)
で、肝心なことは、ロックダウンしなくてもオミクロンでは始まってから1ヶ月、第5波までは1.5ヶ月でピークアウトしたってことですよ。
日本では第6波までロックダウンしなくてもすべてピークアウトしましたし、第1波も世界的に見ればロックダウンってレベルじゃありません。わたしは毎週サーフィンしてました。欧米はワクチン前まではロックダウンした国もしていない国もありましたが、現在はどこもしません。ロックダウンは新規陽性が1人や2人でするものではありませんから(それやったのは中国のみ。NZももうしない)そこそこの感染者数が出てからになります。そうすると
ロックダウンしてもしなくても1ヶ月程度でピークアウトする
わけですよ。感染症専門家の岩田プロは第5波で「ロックダウンしないと収束しない」と断言して大恥をかきました。
朝日新聞より。このあとすぐにピークアウト。
現在はちょっと言うことが変わった模様です。ほかにもロックダウンしないとおさえこめないだの、収束しないだのはテレビに出てくる医者やTwitterで信者を獲得している大学教授などが散々言いました。煽られた結果がコレです。
どの国もロックダウンの後、急激に感染が爆増してピークアウトはロックダウンから3週間後くらいが多い。普通の人ならここでおかしいと思ったはずです。ロックダウンして外出禁止にすると家庭内感染が爆発する。が、それならそこで終わるはずがピークアウトまで3週間以上かかる。結局のところロックダウンしなくても3週間でピークアウトする。あれ?と。
感染初期には拡大防止効果はあるが
蔓延時に収束させる効果はない
今回、上海ではこれ以上はできないくらい厳しいロックダウンで糖尿病や自殺の死者が多数出ているが、それでも3/31にロックダウンしていまだ1日5000人です。本当にロックダウンで収束に向かうのなら、完全なロックダウンをしているのに1ヶ月過ぎても5000人も出ているのはおかしいでしょう。結局、ロックダウンによる弊害の方がコロナの被害を大きく上回っている。
コロナのような感染力は強いが致死率はそれほどでもない空気感染のウイルスの場合、長期間のロックダウンは
●ライフラインの担当者は出勤しないといけない
●検査で抑え込むには大集合しないといけない
●偽陽性は隔離されてしまうだけだが、偽陰性はかなりの確率で出る
●陰性でも長期に渡りウイルスを持っている人がいる可能性がある
など、完全に遮断できるわけではない。よって、いったん蔓延してしまうと結局はかかりやすい人がみんなかかるまで続く(山火事理論)わけです。繰り返すが、本気でロックダウンで感染拡大を止めようと思ったら、蔓延する前、つまり中国形式で街に1人でもでようものなら完全にその界隈をロックダウンする方式ならなんとか止める事が可能です。ただしいつかは破綻する時が来る。永遠に蔓延させないためには常にどこかでロックダウンしていないといけないわけですから社会は大きく疲弊します。
また、少しでも出たらロックダウンを繰り返すと自然感染の免疫が全くできない。簡単に計算してみました。
4/28まで、上海の有症者は一日1200人くらい。東京の有症率は92%くらいだったから東京で言うと感染者数は1300人程度で実はまだたいしたことはないのではないか。ロックダウンを解除したらドカンと増えるはずです。実は上海は日本の考え方でいうとまだそれほど蔓延までいっていない。ただし中国でいう無症状が「喉の痛みや微熱だけを含まない」のであれば話は変わってきますからあくまで仮定です。
問題なのは死者数でこの感染者数で一日40人と、東京の20~30倍の死亡者が出ている。東京並みになったら死者は一日千単位になるはずだ。自然感染していないのと、高齢者のワクチン接種率が低いからと思われるが、これが中国がゼロコロナをやめられない理由ではないかと思う。いまさら止めてしまったら香港並みの死者が出るからだ。香港は今年に入ってたった2ヶ月で、つまりオミクロン株で
日本の2年分の累計の5倍の死者を出した!!
ロックダウンによって自然感染の免疫も無く、ワクチン接種もしていないと(香港は高齢者のワクチン接種率が低く、死者の大半もワクチン未接種の高齢者)、オミクロンはデルタ以前と変わらない毒性を示す。むしろ感染力が強い分、たくさん死ぬという証拠です。オミクロンの毒性が低下したのではなく、人間側が自然感染とワクチンで強化されているのです。
中国では高齢者はワクチン接種率が非常に低いので、いまさらロックダウン方式を解除したらとんでもなく死者が出て、習近平体制が揺らぐのではないかと考えているのではないか。ちなみに中国の人口を考えると香港と同じなら一日6~7万人の死者が出ます。1ヶ月で200万人!
ちなみに台湾はいま猛烈なオミクロンの蔓延で日本のオミクロンのピークよりずっと多い感染者数だが死者は少ない。西側のワクチンが行き届いているからと思われます。台湾は成功例と言えるかもしれない。台湾はロックダウンしていません。
ロックダウンには死者を減らす効果はない
ロックダウンしなければもっとたくさん死者が出たはずという狂信者もいますが、ファクターXの件もあるのでアジアでロックダウンした国とそうでない国の人口100万人あたりの死者です。医療レベルがそこそこ低くない国を選びます
【ロックダウンした国】
マレーシア 1074
香港 1226
シンガポール 225
タイ 412
ベトナム 435
インド(参考) 373
フィリピン(参考) 538
【ロックダウンしなかった国】
日本 236
韓国 449
結果としてロックダウンすると死者は減りますか? w
つまり現状として、「ロックダウンは蔓延してからでは感染者の総数は減らないし、死者の数も変わらない」「感染初期にロックダウンして自然感染を抑えるといずれたくさんの死者を出す可能性がある」ということになります。
医者や政治家にお願い
根拠もなく「ロックダウンしないと感染は収束しない」と煽られたので、大衆の多くはそう刷り込まれました。政治家も例外ではなく、総裁選では高市、河野、岸田の3候補とも「コロナが蔓延したら直ちに強い規制ができる法改正をする」と言いました。強い規制をしたから収束したり、死者が減るファクトはこのように全くありません。
医者は治療の専門家ではあり、疾病を持ち込ませない専門家ではありますが、いったん広がった感染を収束させるノウハウはゼロで、しかも統計も読めなければそれによって引き起こされる社会の損害も理解できない。それに判断を丸投げして責任回避をする政治家も政治家だし、高齢者の不安を煽って支持を得ようとする政治家や首長は全く科学的な知見がない人たちでした。
どうかもう少しは統計をみて、きちんとした対応ができるようにお願いします。東京の第6波は発症日ベースで1月末にピークアウトし、わたしはそれをブログで予測していました。
結局、東京のピークは1/25~27前後。こんなん陽性率の上昇スピードをみていて止まってきたらそろそろピークって誰にでも分かることを専門家は誰もみていない。分科会には医療の上下関係に縛られない統計や分析の専門家を入れた方が良いと思います。
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