データで見る、住みやすい都道府県と、滅びゆく都道府県

2022年9月6日


わたしが主催しています「21世紀を生き残るための永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ビジネスモデルの相談はもちろん、転職や自己PR、招来の方向性などの雑談でもOK。月1のイベントもなかなか好評です。
9/1よりントですが、約2年半ぶりにリアルオフ会リニューアルして内容増やしました。
●Twitter永江砲(そこまでたいしたことはない w)の援護射撃エントリー
●オフ会開催
コロナでオンラインに切り替わった永江塾イベを開催
●voicyでコラボ
開設一週間で約1,000フォロワーを突破した永江のvoicyに出演できます!一対一の対談形式や、一つのテーマをもとに複数人で話し合う公開討論形式を予定。奮ってご参加下さい。

コロナで明確になった各都道府県の明確な違い

まずこちらを

相関関係 二つのものが密接にかかわり合い、一方が変化すれば他方も変化するような関係。 2 数学で、一方が増加すると、他方が増加または減少する、二つの変量の関係。

因果関係 二つの事柄が、一方は原因、他の一方はその結果というつながりのあること

つまり因果関係は相関関係の一部です。同列ではありません。因果関係のあるのものは相関関係がありますが、その逆は必ずしも正しくない。本日はそれを頭に入れてデータを見てみましょう。

まず、「お金があると幸せになる」という命題は正しいかどうか。都道府県別の収入の違いから。

上位ベストテン

そして下位ベストセブン

案の定、東京、神奈川という大都市圏が高い。愛知、大阪、京都、兵庫も人口100万人以上の政令都市を持っています。
で、ビリとなると安定の沖縄。そして九州と宮城を除く東北各県です。人口減少率が高く、高齢者率が高い秋田と鳥取がランクインです。

では、幸福度はどうでしょう。ブランド総合研究所が都道府県ごとに住民の幸福度や定住意欲度、住民の悩みや地域の課題などを数値化する調査『第4回地域の持続性調査2022』を実施した結果です。


一番お金のある東京と神奈川最下位!!!
ここで「お金があると幸せになる」という因果関係はないということになりました。むしろ下手したら「お金がない方が幸せ」ということにもなりかねないが、お金が無いランキングでビリから3番目の秋田が幸福度最下位なので明確にそれはない。

出生率と幸福度を比較する

私がいつも言ってる「子どもがたくさん生まれれば幸福感が増し、景気は良くなる」説ですが、出生率と幸福度を重ねてみてみましょう。出生率です。

お金は一番無いけど子どもが一番多い沖縄が幸福度ナンバーワン!!

ということで、一瞬「出生率が高いとみんな幸せになる」という傾向があるように見えます。だいたい8割くらいの確率でその傾向値があるように見えます。沖縄に限らず宮崎、鹿児島も収入は少ないが出生率は高くて幸福度が高い。幸福度でビリの秋田は子どもが少ない。しかし、出生率第2位の島根!!知事によって学校生活は圧迫されて日本一不幸な子どもと言われる島根ですが出生率は高い。が、幸福度は25位と中位以下です。

出生率と幸福度は一定の因果関係があるように見えるが100%ではない。

閉鎖性を見てみる


「よそ者を排除」「メンツを重視」!? 島根県が「寛容性ランキング」で最下位に その理由とは(Sデジオリジナル記事)

島根県の寛容性を示す指標は36・1ポイントで全国最下位の47位。46位は秋田県で36・3ポイント、45位は富山県で38・8ポイントと、いずれも日本海側の県が並んだ。
寛容性指標が最も高かったのは東京都(77・2ポイント)。2位は神奈川県(73・2ポイント)、3位が大阪府(69・5ポイント)で、4位以下は千葉県、埼玉県と続く。首都圏を中心に、人口の多い地域は寛容性が高い傾向にあると分かる。

まずここから言えるのは、寛容性と幸福度には因果関係はないということだ。寛容だから幸せとは限らない。

しかしもう1点。「出生率が高くても閉鎖的だと幸福感は減衰される」というのが島根県によって成立する仮説である。

まあ、もっともボロボロなのは人口減少率が日本で1位。出生率が下位、閉鎖性2位、収入最下位の秋田県で、コロナ禍では全国で唯一、知事が「東京から来るな」と唯一言い放った県です。全国の学校をすべて休校にしろと主張したバカ殿様です。

高齢者のために子供を犠牲にする知事の秋田と島根、鳥取は今後、どうなるか


島根は出生率では頑張るが、沖縄に次いで貧乏、閉鎖性は1位。出生率でプラスになった分を全部吐き出した感じですね。いまや八王子と変わらない人口で県・・・・・。ということは県議会の下に、市議会、町議会、村議会といったい何人の議員がいるんでしょう。全くムダですね。

コロナではっきりと各自治体の問題が浮き彫りにされてます。それでも田舎の高齢者は自分の周囲しか見えていないから気づかない。田舎の県ではまず県庁所在地に人口が移動し、そのあと大都市圏に移動してしまうトコロテン、玉突き現象が起きている。コロナ禍では東京はバカみたいにお金を使ったのでもうすっからかんです。地方交付税がなくなったらもう生きてはいけませんよ・・・・・

幸福度ランキングは2020年までしか本になってないのですが、地方再生とか地方でビジネスしている方は自分の県がどのような状況なのか知っておいたほうが良いと思います。

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP