子どもがたくさん来ていたのに高齢者が使いにくいと撤去された香川まんのう町のことなみ未来館。住民の方と2時間話してみた

2023年4月17日

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ネット上では話題沸騰のことなみ未来館

とまあ、みなさんけっこう腹に据えかねるって感じだったのですが、実はこの当事者の方のおひとりが前々からのフォロワーさんで、この件についてご相談をいただいておりました。
であれば、YouTubeで1回、思うことを喋ってみますかということで、地元の方お二人とZOOMでなんと2時間も喋ったのでありました。今回はかなり編集しましたがかなりの長尺です。しかし地方の問題とか、田舎暮らしの苦悩、逆に楽しさ、そして若い世代がこれかせどうやって田舎で生きていけばいいのかということを考えさせられることとなりました。

簡単に要点をまとめると・・・

実はKBSの記事がよくまとまっているのですが、どこが争点なのかいまひとつわかりにくい

【特集】なぜ撤去?子育て世帯に人気の交流スペース 「高齢者が使いにくい」という声も… 香川・ことなみ未来館

簡単に言うと

・過疎地なのに1日最大で100人もやってくる、子どもに大人気の廃校を活用した施設があった。
・運営は年間300万円で民間に委託され、館長はほとんどボランティアで運営していて孫を連れてくる高齢者もたくさん来て賑わっていた。
・しかし町は「高齢者からのクレームがあった」として民営を打ち切り、町営とすることにした。
※現場の運営ではそんなクレームは受けたことがないしお孫さんを連れた高齢者の方も来られていた。
・地区の住人の半数が継続嘆願書に署名したが無視
・おもちゃ漫画は撤去された
・新たな予算は1000万円と3倍になってリニューアルオープンしたが閑古鳥が鳴いている。
・あらたな館長は町に「高齢者のクレームがある」と報告した元地域おこし協力隊の人
・地域で子どもが遊ぶところがなくなった
・議員に話しても誰も動いてくれない

という話です。

どうも地方には地方でしかわからないことがある

どうしてこういうことになったのか。現地の住民のお二人もよくわからないようです。

動画を見て頂くとわかりますが、
「地域おこし協力隊の職を作るために公営化した?」
「部会という退職した人たちの会があってそこの会合に使いたかった?」
など、憶測はありますがなかなよくわからない。ただ、田舎故にこうした動きをすると仕事にも影響する。それでも子どものために動かなければならないという意志は分かりました。

わたしの出した結論。クラウドファンディング

日本中の人たちにこの現実を知ってもらい、親たちが自主運営する子供たちが遊べる施設を作る。利用料も考えるがスタートでクラファンやれば?

になりました。そこを成功させ、逆に町に協力してくれるよう働きかける。もしかしたら将来的には議会にも誰か出さないといけないかもしれない。田舎故に体制側と対立すると非常にキツいがそれでもやらないといけない。だってまんのう町が好きだから、ということになりました。クラウドファンディングが始まったら皆さんもよろしくお願いします。

この本、カンブリア宮殿で見て面白かったです。

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